LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

てるてる家族

『てるてる家族』(てるてるかぞく)は、2003年度下半期のNHK連続テレビ小説。通算第69作目であり、NHK大阪放送局が製作した。連続テレビ小説シリーズ初の地上デジタル放送でもある2003年9月29日から2004年3月27日の全150回に渡って放送された。2016年4月11日から2016年10月1日まで、NHK BSプレミアム『連続テレビ小説アンコール』(日曜を除く毎日7:15-7:30)にて全話アンコール放送された。作家・作詞家・なかにし礼著の小説「てるてる坊主の照子さん」を基に、大森寿美男が脚本を書いた。原作は、戦後昭和の大阪府池田市栄町商店街を舞台に、なかにしの妻・石田由利子(芸名 石田ゆり)とその家族をモデルにした小説である(2001年5月から2002年4月にかけて北海道新聞、東京新聞、中日新聞、西日本新聞に連載され、新潮社から刊行された)。ドラマでは、岩田春男(岸谷五朗)と照子(浅野ゆう子)の間に生まれた4人姉妹(春子 - 紺野まひる、夏子 - 上原多香子、秋子 - 上野樹里、冬子 - 石原さとみ)の夢を追い求める姿をコメディータッチのドラマとミュージカルを織り交ぜながら描いた。春子は石田治子、夏子はいしだあゆみ、冬子は石田ゆりがそれぞれのモデルとなっている。冬子が宝塚音楽学校に在学する関係から、その学校の模様も描かれていた。本作のヒロインは冬子であるが、照子を中心に4姉妹、及び岩田家に関わる人々の各エピソードが展開する。石原さとみは応募者2036人のオーディションで選ばれた。番組のエンディング5秒には、ドラマの舞台となった大阪府の1950年代-1970年代の写真が使われた。1946年(昭和21年)、銀行員の岩田春男は、銀行をやめてパン職人になる決心をし、妻の照子と、長女春子を連れて佐世保の米軍基地で修行を積む。2年後、大阪に戻った春男は、池田市の自宅に「岩田製パン店」を開き、やがて春子に続き夏子、秋子、冬子が生まれた。1953年(昭和28年)、照子は、街頭テレビに群がる人々を報じる映画ニュースをヒントに、「テレビジョン付き喫茶店シャトー」をオープンさせる。池田で初めてのテレビジョン付き喫茶店とあって、店は大繁盛。まもなく、梅田駅前にあったスケートリンクの食堂も経営する。それがきっかけでフィギュアスケートを始めた春子が頭角を現し、夏子も芸能プロダクションにスカウトされ、スターへの道を歩き始める。一方、秋子と冬子は、平凡な毎日を送っていた。成績優秀で、生活の中に創造を見出そうとする秋子に対し、冬子は勉強も運動もできなかったが、周囲を楽しくさせる「楽しい子」。自分も姉たちのように夢を持ちたいと願い、やがてひょんなことから宝塚歌劇団を目指すようになる。宝塚歌劇団への登竜門、宝塚音楽学校に入学した冬子だったが、自分の本当にやりたいことはパン職人の道であることに気づき、卒業後は春男の下でパン屋の修行を始める。春子は、フィギュアスケートの日本代表として1968年グルノーブルオリンピックに出場を果たし、夏子は歌手"いわたなつこ"としてNHK紅白歌合戦に出場。冬子もパン職人の才能を開花させ、喫茶シャトーを「ベーカリーてるてる家族」として再スタートさせる。そして、秋子も自分のやりたい道を見つけ、旅立って行くのだった。3人の姉妹が旅立った岩田家。冬子が春男やボーイフレンドの和人らと、いつものようにパンを作っている風景で、物語は終わる。キーワードは、「なるようになる」(ケセラセラ)……。2003年9月29日から2004年3月27日までの25週、全150回。本作では週ごとのサブタイトルが設定されていないので、目安となる単語を記す。曲名がテロップで紹介された楽曲、及びストーリー上重要な意味を持つ楽曲を紹介する。このほか、総集編第5回でのみ放送された楽曲に「ケメ子の歌」がある。1996年上期の「ひまわり」以降、連続テレビ小説では1週ごとにサブタイトルが設定され(「ひまわり」は2週ごと)、土曜日で各エピソードが完結するスタイルが取られてきた。しかし本作ではサブタイトルを設定せず、各週ごとに主となるエピソードはあるものの、物語の連続性を重視した脚本が書かれた(このような体裁はすずらんでも同様に行われていた)。一部回エンディングで「このドラマはフィクションです」と表示されたものがある。本作の音楽は戦後昭和の雰囲気を表現するために、なかにし礼の指名で日本ポップス界の重鎮的存在だった宮川泰が起用されたが、それに合わせてスタッフは宮川が音楽を手がけた「シャボン玉ホリデー」「ゲバゲバ90分」のビデオを取り寄せ、研究し、演出に生かした。1967年生まれでドラマの時代を直接知らない大森寿美男は、最初は原作だけをたよりに脚本を書いていたが、サウンドトラックが出来上がってからは、音楽のイメージからも助けを借りてシーンや台詞を展開していったとされる。本作において“宮川サウンド”の果たした役割の大きさは、なかにしや大森も認めている。ほんこんが演じた萩原肇は、放送開始直前に役名が変わり、撮影済みの回については名前の部分の吹き替えや映像のぼかし処理が施された。連続テレビ小説の平均視聴率は、以前から低下する傾向を見せていたが、本作の2003〜04年の平均視聴率は18.9%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)で、連続テレビ小説として初めて20%を切った。この傾向は、本作以後もしばらく続くこととなった。最高視聴率は22.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)であった。一方で、メディアなどからの評価は高く、放送終了前後には 朝日新聞、読売新聞、キネマ旬報などに好意的な記事が掲載された。また、infoseekテレビドラマレビュー(当時)の年間ドラマ大賞では、2003,2004年の二年連続で最優秀作品賞に選出された。主演の石原さとみも、本作の演技で第41回ゴールデン・アロー賞放送新人賞・最優秀新人賞を受賞し、その後の活躍も考慮され2005年エランドール賞新人賞も受賞している。作中で取り上げられたチキンラーメン(作中では「ニコニコめん」)は、2003年10月期の売り上げが前年度比60%アップした。またキャラクター商品として2004年4月6日から日清食品とファミリーマート共同開発の「てるてる家族ラーメン」が限定販売された(現在は販売終了)。なお、チキンラーメンについての件は、2010年4月-9月の「ゲゲゲの女房」でも第10・11回において「スターラーメン」と改名した上で試食会を行ったシーンが放送されている。本作の放送を記念して池田市によって池田城跡公園に「てるてる坊主の照子さん文学碑」(作:岩村俊秀)が設置され、2004年4月3日に原作者のなかにし礼とモデルになった石田家の人々を招いて除幕式が行われた。2006年には、阪急池田駅前広場が、それまでの「ピース池田」から「てるてる広場」に改称された。熱心なファンを生み出したことも、本作の特徴である。視聴率の不振にも関わらず、放送終了後、DVD化や再放送を要望する作品を評価するメールがNHKに数多く寄せられ、放送終了から3年を経た2007年時点でも反響が続いていた。商品化の許諾がどうしても下りない外国曲が何曲があったため完全版のDVD化は不可能だったが、一部の楽曲を変更・カットしたうえで、2007年8月24日にNHKエンタープライズから総集編が発売された。浅野の役(照子)のモデルとなったいしだあゆみの実母は、2010年に死去。いしだは当時NHK福岡放送局開局80周年として制作されたドラマスペシャル『見知らぬわが町』の撮影の時期にかかっていたこと、またドラマの舞台が母の出身地大牟田市だったこともあり、撮影中は母の“遺影”を胸にしのばせて臨んでいたことを制作会見で明らかにしている。本作品の総集編は、全5回、各43分で制作され、以下の通り放送された。なお、NHK総合では当初5回とも午前6時10分からの放送予定だったが、12月26日に発生したインドネシア・スマトラ島大地震・大津波と、紀宮清子内親王の婚約会見などの編成の都合で、第1回と第2回のみ放送時間が変更された。このほか、番組放送中の2003年12月29日、前半の物語のあらすじ紹介やヒロイン4人の夢への情熱を描いた30分の特別編「てるてる家族スペシャル」が放送された。総集編は、スペシャルと共に2007年8月にDVD化されたが、著作権上の問題から第2回の「ルイジアナ・ママ」などがカットされている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。