十日町駅(とおかまちえき)は、新潟県十日町市丑にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・北越急行の駅である。十日町市の中心駅であり、JR東日本の飯山線と、北越急行のほくほく線が乗り入れ、接続駅となっている。飯山線においては新潟県側の運転上の要衝で、当駅で運転系統が南北に分かれる場合が多い。越後川口方面は上越線との接続が重視され、森宮野原方面は、ほくほく線の乗換えおよび戸狩野沢温泉での接続を意識したダイヤとなっている。当駅はその沿線の中心駅である。ほくほく線は北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業まで上越新幹線から北陸方面へ抜ける短絡ルートであったため、越後湯沢駅と北陸方面を結ぶ特急「はくたか」の一部も停車していた。延伸開業後、特急「はくたか」が全廃した代わりに越後湯沢駅から直江津駅まで途中当駅のみ停車の超快速「スノーラビット」が運行を開始した。構内を両社で共用している。東口はJR東日本、西口は北越急行が出改札業務を行い、相互に委託している。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。両ホームと、ほくほく線ホーム・西口改札とは跨線橋で連絡している。直営駅(駅長配置)で、管理駅として足滝駅 - 内ヶ巻駅間の各駅を管理している。東口駅舎内にはみどりの窓口(営業時間:5:30 - 20:30。※途中休止時間帯あり)、自動券売機、待合室、トイレなどがある(かつてキヨスクも存在していた)。夜間滞泊は2本設定されている。島式ホーム1面2線を有する高架駅。北越急行線内で唯一、同社の社員が配置されている。西口駅舎2階には切符売場(マルス端末設置)、自動券売機、待合室、立食いそば店と売店、トイレなどがある。2015年に2階部分を中心に約1000mを増床し、新たに十日町市の総合観光案内所が入居した。北越急行の営業開発室も2階に置かれている。西口2階コンコースの立食いそば店は、地元十日町を拠点とする日本そば店「小嶋屋」系列の「雪中庵」第1号店舗である。この他、駅改札外には東西自由地下通路が設けられている。通路にはショーウィンドーが設けられ、絵画などが飾られている。東口側は十日町市の中心街となっており、駅前の歩道には雁木型アーケードが設置されている。商店街の中心は国道沿いにあり、徒歩5分程で国道117号に達する。西口駅前には、地元出身の彫刻家・藤巻秀正による「大地の響」が駅前モニュメントとして建てられている。また、西口側は主として住宅地となっている。戦前に信濃川対岸の千手町に鉄道省が水力発電所を建設する際、十日町駅から引き込み線が敷設され資材・人員運搬などに使われた。1954年(昭和29年)の発電所二期工事完成後は運行を休止したが線路自体は1970年代半ばまで残されていた。現在は西口を出て越後川口寄りの稲荷町踏切から西本町、下島を経て信濃川東岸までの間が遊歩道として整備されている。越後交通、北越後観光バス(旧・越後柏崎観光バス)、南越後観光バス、東頸バスのバス停がある。六日町経由新潟駅行の高速バスと長岡駅前行の急行バスは、東口から徒歩約5分の商店街にある「十日町本町3丁目」から出ている。
出典:wikipedia
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