猿払村(さるふつむら)は、北海道宗谷地方北部に位置する村である。北海道を代表するホタテの水揚げ地として有名。村名の由来は、アイヌ語の「サラ・プツ(葦原の河口)」から。宗谷管内のオホーツク海側に位置する。東部はオホーツク海に接する海岸が続き、国道238号が南北に縦貫する。西部は丘陵・山岳地帯。村総面積の8割が森林。日本の実効支配地域としては、日本一北にある村である。また、同様に日本の実効支配地域としては、北海道一面積の大きい村でもある。漁業と酪農が盛ん。特にホタテの水揚げ地として知られ、漁獲量は日本一である。古くからホタテの好漁場であり、明治時代にも香港に輸出されるなどしたが濫獲により資源が消滅。戦後まもなくは天北炭田の採炭と林業によって栄えたが、後に衰退すると村は疲弊、一部の権力者による密漁が横行し、道内管区から目を付けられる事態であった。そこで村の興亡を賭けて、元来の産業であったホタテ漁の再興に取り組むことになるが、これが軌道に乗り、加工業も盛んになった。現在も稚貝を育て放流、害敵の駆除など、徹底した資源管理を行っている。すべて公立(猿払村立)の小学校および中学校である。かつては天北線が通っていたが、現在は廃止されている。
出典:wikipedia
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