東海テレビ放送株式会社(とうかいテレビほうそう、"Tokai Television Broadcasting Co., Ltd.")は、中京広域圏を放送対象地域とするテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。略称は東海テレビ。FNN、FNSに加盟するフジテレビ系列局。コールサインはJOFX-DTV(名古屋 21ch)、リモコンキーIDはフジテレビ系列で唯一の「1」。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:東海ラジオ放送とは、もともと親会社(=東海ラジオ)・子会社(=東海テレビ)という関係であった。これは東海テレビがラジオ東海(岐阜県)・近畿東海放送(三重県)といった県域ラジオ局の合弁によって誕生したもので、東海テレビ開局直後の1960年に両社が合併して東海ラジオ放送となったことによるもの。系列局のフジテレビ(ニッポン放送と文化放送)や関西テレビ(京都放送とラジオ関西)などのケースに似ている。実際は東海ラジオとは兄弟会社の間柄で、同じ社屋を1961年9月1日から供用していたほか、番組審議委員会などを共有していた。現在でも引き続き社屋(東海放送会館)の一部共用や報道部門の一部連携(東海ラジオ用のニューススタジオは東海テレビ報道デスク内に設けられている)など関係が続いている。ただし、相互に「同じテナントに入る別法人ゆえ、相互に連携も干渉もしない」のスタンスを取っており、東海放送会館内での「家庭内別居」を続けている。中部日本放送(CBC)とともに、中京テレビ(CTV)の開局に携わった。同社初代社長を務めた佐藤信之助は東海テレビの出身。2005年3月2日、他の放送局の株式を第三者名義でマスメディア集中排除原則の制限を超えて所有するという違反行為を、三重テレビなど複数の放送局に対して行っていたため、重い行政処分である総務大臣名による警告を受けた。なお、石川テレビ (23.45%) ・富山テレビ (21.0%) については、隣接区域への出資比率規制緩和(1/5 → 1/3)により解消されている。従来親会社であった東海ラジオ放送株式会社は、2005年5月31日に株式の一部を中日新聞社に売却した。この結果、議決権が50%以下となったため、親会社ではなく関連会社となっている。同局の英略称は本社社屋のビル名である「東海放送会館」を略したTHK(Tokai Hoso Kaikan)であるが、使用されるのはごくわずかで、東海テレビという名称で呼ばれることが圧倒的に多い。ただし、中日スポーツの番組表においては2014年3月31日付まで「東海 THK」という表記が局名表示に使われていたため、全く知られていないわけでもない。アナログ放送が1chでデジタル放送のリモコンキーIDも「1」なので、東海3県では「1チャンネル」という呼称が使われたりもする。2009年7月より昼帯のバラエティ番組の再放送または中日ドラゴンズ戦中継があった週の時差ネットに関しては、アナログ放送でも上下に黒帯を付加してのアスペクト比16:9のレターボックスでの放送になった。フジテレビとTBSは古くから深夜アニメにも字幕放送を実施しているが、東海地区ではCBCのみが字幕放送を行っていた。東海テレビはかつては自社制作番組の再放送のみを字幕放送の対象にしていたが、2007年10月より深夜帯に放送される番組に対し本格的に実施した。深夜アニメも例外ではなく、同時期より放送開始したフジテレビ制作の深夜アニメ全てに字幕放送を行っている。2015年7月改編より、CBCテレビでは深夜アニメに限り字幕放送を行わなくなった為、同局が唯一の実施局となっている。2016年4月2日から「オトナの土ドラ」を全国ネットで放送している。毎日自社制作の生の情報番組を放送しており、月曜日 - 金曜日に『スイッチ!』を、日曜日には『スタイルプラス』を放送している。毎年3月に開催される『名古屋国際女子マラソン』→『名古屋ウィメンズマラソン』の中継も東海テレビを制作局として、全国で放送されている。報道の分野で新たな番組制作を行っており、特に司法の分野では『重い扉』(名張毒ぶどう酒事件の真相に迫った内容)、日本のテレビ局で初めて裁判所内部と現職の裁判官に密着した『裁判長のお弁当』(第45回ギャラクシー賞テレビ部門大賞)、『黒と白』(自白の強要問題をテーマ)、『光と影〜光市母子殺害事件 弁護団の300日』(取材当時世間の逆風にあった被告側の弁護団に密着。第46回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞)といった番組を制作・放送している。吉本興業とのパイプが太いことでも知られ、『爆笑!駐在君が行く!』・『ぐっさん家〜THE GOODSUN HOUSE〜』・『西川きよしのご縁です!』といった吉本興業のタレントをメインに据えたバラエティ番組を企画・制作している。何れもこの地方のみのローカル番組としてスタートしたものであるが、その後は徐々にネット局を増やしており、特に『ぐっさん家』は多数のネット局を抱えている。同番組は2004年4月から2009年3月までBSフジを通じて全国で放送されていたなど、在名基幹局の中では一番多く、在阪準キー局に近い在名基幹局でもある。三重県の独立局・三重テレビと資本関係を結んでおり、三重テレビのプロ野球・中日ドラゴンズ戦中継番組の制作を支援している(三重テレビナイターの項目を参照)。また2004年7月19日から5回に渡って三重テレビで放送された同局制作の番組『LOVE THE EARTH 里海の詩 (うた)』は、東海テレビでも放送された。なお、三重テレビの中部支社は東海テレビ本社別館の施設・テレピア内にある。東海テレビには長年自社製作テレビアニメが存在していなかったが、2009年7月期より関西テレビとの共同製作短編アニメ『くるねこ』を放送開始した(関東圏ではTOKYO MXとtvkでネット)。また、2011年6月6日から2014年3月28日まで自社単独で短編帯番組形式で深夜アニメ『かよえ!チュー学』を制作・放送していた。土曜18時30分から放送されるスペシャル番組については東海テレビでも放送されるが、19時からの短縮版で放送されることがある。『めざましどようび』が7:00からの飛び乗り放送である。ちなみに、5:55 - 7:00にはミニアニメや自社制作番組(『すくすくぽん!』と『スイッチ!』の録画放送部分の再放送)を放送している。ただし2013年以降、年内最終放送はフルネットを行う。大都市圏において『働くおっさん劇場』を唯一ネットしていなかった。『はやく起きた朝は…』をかつて土曜日の朝などに不定期で放送していたことがあったが、2011年4月3日よりフジテレビと同時ネットになった。2003年10月に『藍より青し〜縁〜』を放送開始したことを機に、東海テレビでもいわゆるUHFアニメを不定期的に放送していた時期があった。かつては平日夕方の時間帯(16:00 - 16:30)は『特選アニメ劇場』と題した帯番組的なアニメ枠を設けており、三大都市圏のキー局系列では唯一の事例であった。2007年4月に日曜9:00枠をフジテレビとの同時ネット枠に変更して以来、『ゲゲゲの鬼太郎』(第5作目)および『ドラゴンボール改』、『トリコ』、『ドラゴンボール超』を放送してきた。直後の日曜9:30枠についてはフジテレビで放送されている『ONE PIECE』を放送せずに自社制作番組を放送していたが、2011年10月より同時ネットとなった。かつては『FNS地球特捜隊ダイバスター』をレギュラーで放送していたが、2007年11月より放送休止状態に入った。穴埋め目的で不定期で放送することはあるものの、放送頻度は非常に低い。地上デジタル放送のリモコンキーIDは、キー局のフジテレビ・準キー局の関西テレビを始め、多くのフジテレビ系列局が軒並み「8」でありながら、東海テレビは「8」ではなく、アナログ放送のチャンネルと同じ「1」を使用している(ただし、名古屋親局の物理21chはフジテレビと同じ)。このために空いた「8」は、東海3県内の民放テレビ局では岐阜放送に割り当てられている。なお、IDに「1」を使うテレビ局は東海テレビと日本海テレビ(日本テレビ系列)を除く全局がラテ兼営で、その2局を以てしてもラジオ局と一切関係がないID「1」のテレビ局は皆無である。また、このため中京圏(名古屋・岐阜・津)のNHK総合テレビジョンのIDが「3」(アナログ放送の親局は、それぞれ3ch・39ch・31ch)になっている。多くの地域では「1」が割り当てられているため、視聴可能な周辺県で視聴する場合には枝番号(011-0、011-1...)が付き、リモコンボタンのポジションは9等に割り振られる。「六角形に囲まれた数字の1」を用いた同局のロゴマーク(本稿上記の社屋とテレピアが映った写真を参照)は、1965年から使用されている。デザインは「現代を見つめる眼」をテーマにしたもの。かつて使用されていたロゴマークは、一部中継局の局舎に取り付けられた表札などに残存している。現行の「東海テレビ」の書体に比べ、若干縦長にデザインされたロゴであった。2008年4月頃より、一部の自社制作番組の冒頭に「50th東海テレビ」の5秒アイキャッチを挿入している(50周年期間終了後も「いまだから 東海テレビ!」のアイキャッチを引き続き挿入)。ローカル番組では原則番組開始時に、全国ネット番組では番組開始5秒前に(10秒の番宣CMとセットで)ローカルで挿入している。2008年4月14日より、著作権保護等の観点から一部フジテレビ系列局の地上デジタル放送で画面右上にウォーターマークが表示されるようになったが、東海テレビの地上デジタル放送でも画面右上にこのロゴマークがウォーターマークとして表示されるようになった。同年5月19日までには、このマークのサイズがかなり小さくなった。また、ワンセグでもウォーターマークが表示されてはいるものの、地上デジタル放送よりもかなり小さい上に場合によっては放送中の番組に溶け込むことがあり、黒のサイドパネルが入らない限りは分かりづらくなっている。2013年4月、2016年4月と計3回に渡ってウォーターマークが変更された(前者は2行で「スイッチ! 東海テレビ」と表示、後者は最右端に別表示)。以下は2011年7月24日停波時点でのデータ。コールサインはJOFX-TV。長野県のコミュニケーションネットワーク阿南、泰阜村コミュニケーションネットワークで区域外再放送をしている。廃止下記に述べる本社内のスタジオのほか、大勢の観覧者を集めての番組収録・生放送の場合、本社ビル隣にあるテレピアホール(テレピア内)を使用する事もある。東海テレビはかつて昼ドラマを制作し、現在はドラマのほかに、年に数本全国ネット向けの特別番組を制作している。ドラゴンズ戦の中継により放送されなかったネット番組の振り替え放送は、原則として土曜か日曜に行っている。この場合でも字幕放送は実施されるが、スポンサー枠は原則としてパーティシペーション(PT)となる。いずれも新潟総合テレビ・長野放送・テレビ静岡・富山テレビ・石川テレビ・福井テレビとの共同制作番組。※かつて『中日新聞テレビ日曜夕刊』でも共同制作コーナーがあった。東京12チャンネル時代のものも含む。ほか『ひぐらしのなく頃に解』『狂乱家族日記』『NEEDLESS』以外は、全て関西テレビでも放送された。※は編成局アナウンス部長経験者。 入社順。 冒頭の年号は入社年、()内はアナウンス職であった期間。2014年8月現在、放送されているフィラー番組は以下の通りである。上から順に、月曜深夜から日曜深夜である。恒例となりつつあるイベントや特色あるイベントを挙げる。テレビ単営局ながら、年間を通じて何かしらのイベントを行っている。
出典:wikipedia
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