『ちちんぷいぷい』は、毎日放送(MBSテレビ)で1999年(平成11年)10月11日から平日午後に放送中の大型情報番組。ハイビジョン制作による生放送番組で、ステレオ放送、を実施している。通称は『ぷいぷい』で、2014年4月7日以降の放送時間は、基本として毎週月曜日 - 金曜日の13:55 - 17:50(JST)。2014年下半期から北海道放送が全曜日で13:55 - 15:40、2016年度下半期から南日本放送で全曜日で13:55 - 15:50の同時ネットを実施中(詳細後述)。2009年度には、他のTBS系列局の一部でも、同時ネットを実施していた。料理、旅行、中継など、既に確立された構成に、芸能人数名がレギュラー出演してのスタジオトークを交えて進行。総合司会流に紹介したその日のニュースや社会問題、デパート情報など、毎日の生活に欠かせない情報を視聴者に提供している。基本として全編生放送だが、特別番組や派生番組(コーナーの総集編など)によっては、事前に収録した内容を放送することもある。番組開始から2014年1月31日(金曜日)までは、毎日放送本社2階(大阪市北区茶屋町、通称「M館」)の「ギャラクシースタジオ」を主に使用。同スタジオの一角で前座番組『っちゅ〜ねん!』(公開生放送)や『バンバンバン』(中継を繋ぐスタジオパート)を放送してから、引き続いて本番組に入った時期もある。なお、同年2月3日(月曜日)からは、「M館」の北隣に完成した新館(通称「B館」)のテレビAスタジオで制作している。放送は当初からステレオ放送。2003年12月1日の地上デジタル放送スタート以前のハイビジョン試験放送時において数回のハイビジョン制作が行われ、12月より正式にハイビジョンで収録されている。生放送の場合には、放送中に視聴者から電子メールで質問や答えを募集している。出演者やスタッフが判らない疑問の解答や、企画のアイデア、番組の感想、リクエストや番組主催のイベントへの応募もメールで募集する。視聴者へのプレゼントコーナーについては、長らくはがきでの応募に限っていたが、現在は専用の電話回線で放送中に応募を受付。当選者には、当日の放送後にスタッフが電話で当選の旨を連絡する際に、総合司会が伝えたキーワード(主にオープニングから直近のコーナーまでの話題・出演者の発言から指定)をスタッフに告げることが求められている。なお、情報番組にありがちな台本や進行表はほとんど使われておらず、大まかなタイムテーブルが設定されているだけであるということが番組内で紹介されている。MBSテレビでは、当番組の放送開始を機に、『ちちんぷいぷい MBS』というステーションフレーズを策定。当番組のアニメキャラクター「ぷいぷいさん」とタイトルロゴを用いたステーションCMを、関西ローカルのスポットCM枠で随時放送している。MBSテレビでは、NETテレビ(現在のテレビ朝日)・東京12チャンネル(現在のテレビ東京)との関係が深かった1970年代の前半に、東京12チャンネルとの共同制作で平日の午後に主婦向けのワイドショー番組『ファミリースタジオ230 → 奥さん!2時です』を生放送(MBSは月 - 水曜分を制作)。1975年3月31日に現在のJNNへ加盟してからも、『スタジオ2時』や『ワイドYOU』といったワイドショー・情報番組の制作を続けてきた。しかし、1990年代に入ってから、平日午後の番組の視聴率が低迷。この状況を打破すべく、MBSラジオ平日午後の生ワイド番組『すみからすみまで角淳一です』で絶大な人気を得ていた角淳一(当時は毎日放送アナウンサーで、本番組の出演期間中に同局専属パーソナリティへ転身)を司会に据えることを前提に、「3時間の生放送による情報番組を編成する」という構想が浮上した。「ちちんぷいぷい」という番組名を考えたのは、角自身である。角は、1996年に脳梗塞を患ったばかりで、主婦層向けの情報番組を担当することに不安を感じていた。そこで、「『ちちんぷいぷい』というおまじないをかけないとやっていられない」という意味を込めて、「ちちんぷいぷい」と命名。「このタイトル以外では新番組(の総合司会)を受けない」と言明した。「祝日は休みたい」という角の希望から、角の総合司会時代は原則として祝日・年末年始は放送しなかった。しかし、角の総合司会降板(2011年9月)を機に、祝日も原則として関西ローカル向けに放送。角も、「ホリデー角さん」という祝日限定のロケ企画で、VTRやスタジオに随時登場している。また、『ぷい正月』(2000年から2007年まで毎年元日に放送された特別番組)など、「特別版 / 増刊号」と称する派生番組を祝日や週末に編成することもある。毎年春には、毎日放送が『センバツ』(春の甲子園)を中継するため、春休みという形で2週間(3月下旬 - 4月頭まで)程度放送を休止。しかし、2003年の第75回記念大会から準決勝と決勝の試合のみの生中継となったため、それ以外の開催日も通常通り本番組を放送するようになった。この名残りもあってか、角がこの時期に何日か休暇を取ることがあった。スタジオセットは、基本として、メインセットと「キッチンぷいぷい」(料理コーナー)用のキッチンセットで構成。メインセットには代々、番組進行の要であるPJ(プロジェクター)と、「天に立ち上る煙」をかたどったオブジェ(通称「ぷいぷいタワー」)を設置している。セット自体は、番組開始以来、2度にわたって変更。番組当初から唯一使い続けられている小道具は、キッチンセットに掲げられている「Kitchen PuiPui」の看板だけである。上記セットのデザインを手掛けてきた中野雪子(毎日放送制作局美術部員)によれば、初代セットのデザインに際しては、従来の番組にないような『「ほっこり」や「癒し」の世界』をテーマに設定。従来の美術セットに多かった人工素材ではなく、自然由来の素材を多用することで「あったかみ」や「手作り感」を出したという。このコンセプトは、第2代以降のセットにも引き継がれている。関西ローカルで夕方の17時台に編成していた『おかえりワイド』の後継番組として、1999年10月11日にレギュラー放送を開始。2002年3月までは、番組の前半をメインセット、後半を和室セットから進めていた。最初期の特徴はラジオの感覚で視聴者からの便りを紹介したり、長時間の生中継などが挙げられる。1999年11月10日には、北澤咲弥花(出演当時は毎日放送アナウンサー)によるリポートで、大阪湾に沈もうとする夕陽を生駒山上遊園地から延々と中継。スタジオで一部始終を見届けた角と桂ざこばは、エンディング「昨夜の◯◯さん」の話で号泣した。2000年には、角が正月休みから顎へヒゲを伸ばし続けたまま、年始から2ヶ月近くにわたって出演。しかし、2月22日の放送中に、MBSテレビで当時放送されていた深夜番組『たかじんONE MAN』のレギュラー出演者(やしきたかじん、北野誠、仲田幸司)が同番組のサプライズ企画でスタジオへ乱入。たかじんが拡声器片手に「角淳一を拉致する!」と絶叫した後、北野とマイク仲田が角をストレッチャーにくくり付けて別室へ連れ去ると、あらかじめ待機していた理髪店の女性に角のヒゲを剃らせた。なお、同月30日からは、陣内智則の出演による「クイズ私鉄沿線」が放送を開始。これを機に、陣内によるクイズコーナーが、形を変えながら8年間続いた。2001年、4月から15時台のフリートークなどを縮小し、17時台後半に放送していたニュースコーナーをオープニングに繰り上げた。7月2日、ニュースコーナーの中で角が気になったニュースに☆印を打ち、その事柄についてわかりやすく解説する「角の☆印」(すみのほしじるし)というコーナーを始めた。進行表を使わずにPJを使って生放送を進めていくというスタイルが定着した。10月からはエンディングで芸能ニュースコーナー「夕刊☆印」が開始。2002年1月には注目の新人タレントを紹介する「今日のダレ?」が開始。2002年4月に中継コーナーが金曜だけの放送に縮小したのを機に「☆印」を基軸とした番組の体裁が固まった。また、『ジャスト』の放送時間縮小と、『JNNニュースの森』のスタート時間が17:50になったことに伴い、放送開始を14:55からのフライングスタートに変更。5月のゴールデンウィーク後、再び15:00からのスタートに戻すため、番組内のテレビショッピングコーナーだった「ぷいぷいまる得ショッピング」を単独番組『はっぴーまる得マーケット』として独立させる。2004年3月22日の高知競馬のハルウララ中継を近畿の地上波テレビで独占放送。ハルウララがゴールした時に高視聴率を記録した。この時期に放送1000回を突破。2004年から2008年まで毎年8月に開催した毎日放送主催のオーサカキングでは関連させた企画を実施。8月、西靖がアテネオリンピックを取材パス(許可証)なしで取材。この年から西はリポーターと角の代理司会を兼ねるようになる。2005年5月10日、角が本番途中で番組を降板。同日、社内の健康診断で不整脈が見つかり、「いっぺんだけ!」コーナー終了後、すぐさま大阪府内の病院に約1週間検査入院した。「いっぺんだけ!」コーナー終了後のCM明け以降から突如角に代わり西靖が進行を担当。 1週間後の5月17日、「いっぺんだけ!」コーナーより突然「リハビリを兼ねて」との理由で復帰を果たした。しかし、実は検査入院の際に心臓の緊急カテーテル手術を受けていたことを、2014年12月にMBS放送の特番内で明かしている。この時、「こんないいコーナーに私も出たい」という理由で西も参加。同年のオーサカキング開催期間中の放送では、当時の前枠番組『っちゅ〜ねん!』に出演していたロザンと、当時の新人アナウンサー・松本麻衣子が連日会場からの中継リポートを担当した。2006年3月、放送1500回目の日に放送時間の拡大が明らかに。上泉雄一司会の『っちゅ〜ねん!』(2005年4月から1年間、同局で放送していた番組)を統合し、2006年4月10日からは14:00放送開始の約4時間の番組となり、体力に不安のある角を西・上泉・石田英司らが進行を分担してサポートする体制に。『っちゅ〜ねん!』からロザンやピーコらが『ちちんぷいぷい』に出演することになり、出演者が増加。お天気キャスターの今出東二のような4時間通しでは出演しない出演者も増えた。2006年6月、総合司会の角が、胆石摘出の手術に伴う入院で一時休演。この時期から、出演者や企画の見直しを繰り返した。8月のオーサカキング期間中には、「キッチンぷいぷいpresents 高校生カレー甲子園」を初めて開催。オーサカキングの終了(2008年)などによる中断期間をはさんで、「高校生カレー甲子園」という特別企画を、2012年から毎年の夏季休暇期間(7月下旬 - 8月中旬)に実施している。2006年10月からは、角の出演曜日を月・火・水曜日に限定。木曜日の進行を西が、金曜日の進行を上泉が担当した。2007年3月14日には、2001年の初登場から5年間にわたって不定期でパネラーを務めていた鈴木ヒロミツが急逝。当番組では、オープニングで訃報、ニュースコーナーで詳報を伝えた。2007年4月からは、当番組を離れた上泉に代わって、西が金曜日の総合司会も担当。VTRコーナーを増やすなどのリニューアルを実施した。さらに、2008年3月までの1年間にわたって、「気付きメール紹介 今日の○○」として専用のメールアドレスを用意。放送中で気付いたことを視聴者からメールで知らせてもらうとともに、その一部を「気付きメール」としてエンディングで紹介していた。2007年7月19日の放送で、17時15分頃に機器が故障(正確には、テロップなどの作成場所から、スタジオへ素材を送る回線が何らかの事由により切断されてしまったことによる。)、テロップとプロジェクターに表示される内容が表示できなくなった(この間、プロジェクターには、番組のロゴが表示されていた。また故障数分後には、「故障中」というマジック書きの紙が、プロジェクターに貼りつけられた)。故障している間は、プロジェクターに映し出される素材の発注原稿の写し(台本の代わりとして使用しているもの)を西がカメラに映しながら進行しVTRに入った。その後、切断されていた回線が復旧した。2007年10月1日、14・15時台のタイムテーブルを大幅にリニューアルした他、出産と育児休暇の為に降板していた武川智美と古川圭子、松井愛がアシスタントに復帰。2008年2月6日、大阪府知事選挙に当選した橋下徹の朝の表情を山中真が密着するコーナー「けさの橋下知事」がスタート。4月24日に迎えた放送2000回目に当時大阪府知事の橋下が大阪府庁から中継で生出演。2008年10月6日、放送時間は14:55 - 17:50に短縮、2年6ヶ月ぶりに約3時間の放送となった。3時間リニューアルのキャッチコピーは「3時間がちょうどええわ〜」(なお、TBSの14時台の情報番組をネットするのは、『ジャスト』以来3年6か月ぶり)。リニューアルを機に、番組冒頭の(出演者紹介で流れる)BGMが角担当日は2006年4月7日まで使用していた音楽に戻り、キッチンぷいぷいは3時間時代の「16時半ころ、エプロン姿の角淳一、きょうの晩ごはん何?」が復活(4時間時代のとき料理コーナーは15時頃で、角は休憩していた)。TBSの改編で『2時っチャオ!』が2009年3月で終了し、後継の『ひるおび!』をエンディングの14:55までネットし、本番組の放送時間は変わらず。MBSは月 - 木曜の『ひるおび!』第2部を7月3日で14時台のネットを中止、14時台はドラマ再放送枠『MBSドラマの光』となる。金曜14時台はMBSがぷいぷい中継コーナーの派生となる『ひるおび!バンバンバン』→『バンバンバン』を制作。同年3月27日、MBS制作による『バンバンバン』開幕特番を12局ネットで放送。『バンバンバン』で中継に出演する板東英二が一旦ぷいぷいを離れることになった。一方、放送開始10周年の節目の年に関西以外でも放映されることになる。2009年4月3日から毎週金曜日のみ、キー局・TBSを始めJNN系列局数局にネットされることになった。定例記者会見で、TBSにネットする理由を「TBSの方から『現状の関西テイストのままでいいので放送させてほしい』と要請があった」と説明しており、ネット時の番組内容も関西ローカルの時とほぼ同じだった。また、自主制作の情報番組や他局の番組を放送している局への配慮から15:00、15:52および16:52に飛び乗り・飛び降り点が設けられている。他地域ネット初日となった4月3日、14:55から関西ローカルの「もうすぐぷいぷい」というミニコーナーがスタート。15:00:00ちょうどに同時ネットがスタート、翌週4月6日からは山陰放送でも、平日帯で(月曜から金曜までの)15時台の同時ネットを開始した(詳細後述)。TBS・MRO・RCCは2009年7月17日をもってネットを打ち切り。結果的には関東において半年で打ち切られた『なるトモ!』(読売テレビ)と同様のケースとなってしまった。BSS、IBC、RBC(7月31日以降)はネットを継続。BSSは9月28日から全曜日で14:55開始へ変更、RBCは10月1日から木曜・金曜に放送曜日が増えた。なお、ネット局自体が特別番組などで番組を休止することもあった。放送開始10周年に当たって、秋から年末にかけて関西ローカルで特別番組を放送した。2009年10月11日(日曜日)には、12:54から4時間の特別番組『ちちんぷいぷい音楽祭』を生放送。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや大阪城野外音楽堂などと中継で繋いで放送。翌12日(月曜日)には、10周年記念特別番組の第2弾として、13:55から4時間『ちちんぷいぷい10周年 角の東京物語~ちょっと新世界へ~』を放送。角が東京に滞在している模様はメールで逐一伝えた。2009年10月13日から同月30日までは、「もうすぐぷいぷい」を「今出さんのお天気コーナー」と「3時の扉」(新設コーナー)の2本立てで構成。「3時の扉」からCMなしで、15:00に本放送へ直結していた(プレゼントコーナーは15時台に移動)。しかし、「3時の扉」は10月30日の放送で終了。11月2日以降は、「もうすぐぷいぷい」で天気予報だけを伝えた後に、スポットCMをはさんで本放送を始めている。2009年11月7日(土曜日)の15:24 - 17:00には10周年記念特別番組第3弾『ちちんぷいぷい おかげさまで10周年 角の芸能物語』(過去に放送した角と著名人のロングインタビュー集)、同年12月12日(土曜日)の13:54 - 16:00にはスペシャル番組『ちちんぷいぷい歌って笑って忘年会2009~!』が、それぞれ関西ローカルで放送された。「遠慮せんと…」を番組のテーマに掲げた2010年には、1月20日に番組初のCDとして、2008年10月から2009年9月までの「おいしいうた」全12曲と、同企画へ参加したアーティスト(おいしいうたファミリー)による新曲「明日の空」の13曲を収録したコンピレーション・アルバム「すごくおいしいうた」を発売(後述)。3月1日には、総合司会の角・西と、番組内で『すごくおいしいうた』の宣伝隊長に任じられていたU.K.が断髪。生放送中に、3人揃って丸坊主になった。本来は「『すごくおいしいうた』は同月末日までに(累計売上枚数が)3万枚へ達しない」と公言した角への罰ゲームだったが、同曲のキャンペーンに協力した西とU.K.も、「角さんだけに丸坊主をさせるのは忍びない」との理由で自ら断髪に応じた。(詳しい経緯については、U.K. (タレント) の説明を参照。)角・西は、当日の本番終了後に、丸坊主姿のまま番組初の公開勉強会『ちちんぷいぷい手づくり勉強会 ちかくでトーク』(大丸心斎橋劇場)に出演。当日の放送にも出演した池上彰と、一般公募から選ばれた150名の視聴者を前に、大阪の魅力などを語った。2010年2月9日からは、本番組でTwitterのアカウントを取得。全曜日で15時台のネットを続けてきた山陰放送が、3月19日を最後に放送を終了した。同月26日には、IBC岩手放送(金曜のみネット)と琉球放送(木曜・金曜のみネット)でも一斉に打ち切り。このため、同年4月期の改編からは、関西ローカルの放送に戻る。2009年には、10周年記念番組本の出版を計画していたが、実現していない。ただし2010年に10月には、本番組で放送された「西靖の60日間世界一周」に関するムックとして、『西靖の60日間世界一周 旅の軌跡』がぴあから関西地区限定で発売されている。2010年『Nスタ』(夕方の全国ニュース)開始に伴い終了時間が繰り上がり、全曜日の放送時間を5分短縮。金曜日の放送では、『バンバンバン』(2010年3月26日放送終了)の生中継企画を引き継ぐ格好で、1年ぶりに生中継コーナーが復活。また、「おいしいうたファミリー」や当番組と縁の深いアーティストによる番組プロデュースの有料音楽イベント「ちちんぷいぷい音楽祭」を、年に1回大阪で開催するようになった。2010年6月、西が毎日放送の開局60周年企画として「60日間世界一周」をすることが明かされる。6月28日に出発し、西回りで8月25日まで24カ国に滞在。滞在期間中には、インターネット経由で毎回中継を実施したほか、8月7日(土曜日)の13:54 - 15:30に緊急特別番組「西靖の60日間世界一周 まだまだ旅の途中SP」を放送した。また、当時西が務めていた木・金曜日の総合司会を、河田直也(木曜)と山中真(金曜)が8週間代理で担当。このことを周知するために、「7月、ちちんぷいぷいが変わる!!」と銘打ち、二人の代役司会をアピールする宣伝を番組内で流した。8月9日から11日までは角が60周年特別番組(後述)の取材により欠席、9日から順にたむらけんじ、宇治原史規、大吉洋平が進行役を担当した。西が帰国した8月25日は1時間繰り上げ拡大して放送。26日から9月2日までは1時間繰り上げ拡大して、開局60周年記念特番「ちちんぷいぷい夏祭り 近畿から世界だよSP」として放送。角が大阪府以外の近畿1府4県の「最先端」を取材した。また、26日から9月3日までは、番組の後半で「60日間世界一周」の総集編を放送している。7月から夏休み明けの9月2日までは、毎日放送60周年記念ソングの「ハッピーアワー」(作詞・作曲・歌:トータス松本)をBGMに、佐藤弘道に依頼して出来た体操を出演者と小学生で披露するイベント「セイバンプレゼンツ ハッピーアワーたいそう」を毎日放送本社1階で実施。ラジオ体操の要領で参加者にスタンプカードを配ったほか、通常放送ではオープニング、特別番組では15時過ぎにその模様を中継した。イベントの進行は、「体操のお兄さん・くっすん」という名義でU.K.が担当。また、過去にMBSテレビ・ラジオの番組で司会・ナレーションなどを担当した小池清(アップダウンクイズ)、斎藤努(ヤングおー!おー!)、下條アトム(世界ウルルン滞在記)、窪田等(情熱大陸)、桂三枝(現・六代目桂文枝)(ヤングおー!おー!)、笑福亭鶴光(MBSヤングタウン)、浜村淳(ありがとう浜村淳です)が体操中のナレーターを務めた。9月15日からは、水曜日の放送でも西が総合司会を担当。これまで水曜日の総合司会を務めてきた角は、自身の夏休みが明けた9月22日から、同曜日のみ「1パネリスト」の立場で全編に出演している。また、9月27日から、スタジオモニター(PJ)のサイズを16:9へと変更。10月28日(木曜日)の19:00 - 20:54には、関西ローカルで特別番組『ちちんぷいぷい 池上彰さんに聞く世界のハテナ? 西靖の60日間世界一周』を放送した。この特別番組は、関西以外のTBS系列局でも放送され、12月31日(金曜日)に山陽放送、2011年1月2日(日曜日)に静岡放送・山陰放送、1月3日(月曜日)に長崎放送、1月4日(火曜日)に北陸放送で放送された。2011年2月11日(金曜日)には、MBSラジオが毎年実施している「毎日カルチャースペシャル ラジオウォーク」(第30回)へ角が7年ぶりに参加、「西の☆印」の一部でラジオウォークの会場からテレビ・ラジオのサイマル生放送を実施。角のほかにも、当番組レギュラーの八木早希(当時MBSアナウンサー)が「ラジオウォーク」の総合司会、当番組ナレーター(元レギュラー)の南かおりがサイマル生放送の進行役、U.K.が当番組のリポーターとしてそれぞれ出演した。2011年4月7日(木曜日)の19:00 - 20:54には、関西ローカルで特別番組『ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?II』を放送。同年度の4月改編を機に、全てのレギュラー番組からの降板を表明していた池上は、この特別番組で当番組をいったん卒業した。しかし、同年10月には「ぷいぷい顧問団」に復帰。11月10日(木曜日)の19:00 - 20:54には、関西ローカルで『ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?IⅢ』が放送された。2011年夏には、「元気があれば、何でもできる」をテーマに、数々の特別企画を実施。7月25日(月曜日)からは、前年の西に続いて、河田が当番組の企画「河田直也の60日間ほぼ世界一周 昔の人は偉かったザ・ワールド」で世界一周の旅に出発した(同年9月23日に帰阪)。また、同日から8月31日まで実施の「ハッピーアワーたいそう2011」では、前年度も進行を担当したくっすんに加えて、同年度MBS新人アナウンサーの福本晋悟(東海ラジオからの中途採用)と福島暢啓(龍谷大学からの新卒採用)が「体操のお兄さん」として日替わりでレギュラー出演。小池清、角淳一、たむらけんじ、大平サブロー、未知やすえ、桂こごろう、桜 稲垣早希、AKB48(大島優子、峯岸みなみ、宮澤佐江の3人)が体操中のナレーターを務めた。「大阪マラソンへの道」では、いずれもフルマラソン初挑戦の山中真(MBSアナウンサー)、西、女と男(和田美枝、市川義一)、宇治原史規(ロザン)が、千葉真子(陸上競技指導者、元長距離走・マラソン日本代表選手)による指導の下に第1回大阪マラソン(同年10月30日開催)へ出場。全員完走を果たしている。角は、2011年9月30日(金曜日)の放送を最後に、当番組の司会およびレギュラーを卒業。同年10月以降の放送では、角が担当してきた月・火曜日の総合司会も西が務めるとともに、スタジオセットやエンディングテーマなどが一新された。また、一部レギュラーの出演曜日を変更。これまで不定期で出演してきたスポーツ関係者(大畑大介・佐藤弘道・小椋久美子・廣田遥)、ゲスト出演の経験がある前田典子、かつてVTRコーナーにのみ出演していた月亭八光を新たにレギュラーコメンテーターへ起用したほか、新人アナウンサーの福島を「月曜生中継」(新設)のレギュラーリポーターに抜擢した。さらに、これを機に、番組完全プロデュース曲第2弾の「未来の花束」(後述)をエンディングテーマに採用。同曲のCD発売初日(2011年11月2日)には、河田が『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』(FM802)に生出演。『ちちんぷいぷい』と放送時間が重なる17:14 - 17:28には、MBSテレビ・FM802の開局以来初めて、両番組の間でサイマル放送を実施した。「思い切って、○○」(○○には出演者自身の目標や希望が入る)をテーマに、1月10日(火曜日)からレギュラー放送を開始。1月27日(金曜日)の放送では、水曜レギュラーの大平サブローが当番組のエンディングに出演。芸能生活36周年記念企画「36のむちゃぶり」の一環としてやしきたかじんから出されていた「(前日6:00からの)36時間で(在阪テレビ・ラジオ各局で生放送中の)36番組に出演」という課題を無事に達成した。なお、2月6日(月曜日)の放送では、VTRながら角がレギュラー卒業後初めて当番組に登場している(詳細は#タイアップ商品を参照)他方、日本プロ野球の春季キャンプ解禁日に当たる2月1日(水曜日)には、阪神タイガースを中心にスポーツ関連の取材を担当する(放送上の)部署として「ちちんぷいぷい運動部」を新設(後述)。当番組へ過去に2回だけ登場していた井上雅雄(毎日放送のスポーツアナウンサー)が、「運動部キャプテン」という肩書で随時出演するようになった。また同月からは、フルマラソン未経験の大吉をリーダーに据えた「チーム大吉」による京都マラソン(2012年3月11日に30年振り復活開催)への挑戦企画「京都マラソンへの道」を実施(放送は火曜日)。前年の「大阪マラソンへの道」に続いて、和田・市川が「チーム大吉」に参加したほか、「運動部」メンバーの千葉がコーチを務めている(結果は全員完走)。また、3月5日(月曜日)から3月30日(金曜日)まで、MBSアナウンサーによる番組史上3度目の世界一周企画として「吉竹史が行く!春の世界一周桜物語〜咲いたらさんが通る〜」を連日放送。当時金曜日のアシスタントを務めていた吉竹が、女性アナウンサーとしては初めて、世界を一周しながら羽織・袴姿で行く先々の桜事情を生中継やVTRで報告していた。なお吉竹は、2012年4月から平日朝の生放送番組『プリ♥プリ』(MBSテレビ)で全曜日のアシスタントに起用される関係で、同月30日(金曜日)の放送でスタジオへ戻るとともに当番組を卒業した。4月28日には、「前略、旅先にて」(前年9月末まで約11年にわたって放送された佐川満男出演の紀行ロケコーナー)や「ハッピーアワーたいそう」(2010・2011年)でナレーターを務めた小池が80歳で逝去。当番組では、逝去から最初の放送日に当たる5月1日(火曜日)のニュースコーナーで、「前略、旅先にて」最終回(2011年9月28日放送分)などの映像とともに小池の訃報を伝えた。かつてMBSを代表するアナウンサーであった小池にとって、当番組は生前最後のレギュラー番組になった。7月2日(月曜日)には、レギュラー放送での通算放送回数が3000回に到達。同月4日には、放送3000回記念企画の第1弾として、男性アーティスト(カサリンチュ、キマグレン、Rake、押尾コータロー)のコラボレーションユニット「PuiPui HOME TOWNS」による番組完全プロデュース第3弾シングルCD「この街に生まれて/いつまでも変わらない」を発売した(後述)。8月27日(月曜日)から8月31日(金曜日)までは、「3000回感謝ウィーク『やっぱり地元ってええなぁ』」として放送。レギュラーコーナーの『MBSニュース』「きょうの☆印」「キッチンぷいぷい」を休止する代わりに、日替わりのテーマ(27日「先っちょ」・28日「クイズ」・29日「スポーツ」・30日「お宝」・31日「お祭り」)を設けたうえで、数々の特別企画を放送した(詳細は「ちちんぷいぷいの特別番組一覧#3000回感謝ウィーク「やっぱり地元ってええなぁ」を参照)。この期間に生中継形式で放送された前述の「高校生カレー甲子園」は、2015年まで、毎年8月の夏季特別週間中のベルト(5日間共通)の企画として続けられた。なお、8月29日(水曜日)の放送には、角が番組卒業以来約11ヶ月振りに、スペシャルゲストとしてスタジオ生出演。また、事前収録による西との対談企画で、野村克也が当番組に初めて登場した。9月12日(水曜日)には、金本知憲(阪神タイガース外野手)の現役引退記者会見が当番組の放送時間と重なったことから、当初の放送予定を急遽変更。スタジオから元コーチの遠山が見守る下で、日本の地上波テレビ局では唯一、記者会見(代表質問への応答)を生中継で放送できた。なお、10月からは、2011年に続いて火曜日に「大阪マラソンへの道」を放送。山中・大吉にフルマラソン初経験の前田阿希子(金曜アシスタント)を加えたMBSアナウンサーが、千葉による指導の下に第2回大阪マラソン(11月25日開催)へ挑んだところ、全員完走を果たした。「これも何かの縁ですから…」をテーマに、1月8日(火曜日)からレギュラー放送を開始。前年までオープニング開始前だった「今出さんのお天気」(14:56:45 - 14:58)コーナーを15:25頃に移動(日によって開始時刻が多少ずれることもある)。前枠の『MBSドラマの光』(TBSテレビ制作連続ドラマおよび自社制作・深夜バラエティ番組の再放送枠)からステブレレスで14:55に本編のオープニングへ入るようになった。またエンディングでは、このテーマにちなんで、西が今後「縁」を持ちたい著名人・作品・商品・サービスを1分前後で紹介する「西の一分〆(にしのいっぷんじめ)」というコーナーを開始。4月22日(月曜日)からは、味覚糖とのコラボレーションによる西・河田・山中のプロデュース商品として、「ぷいぷい飴」2種類を関西地方・期間限定で販売した(後述)。8月5日(月曜日)から8月9日(金曜日)までは、「ちちんぷいぷい 夏休みスペシャルウィーク」として、『夏休み!石田英司のHOTジャーナル』(『MBSドラマの光』枠の13:55-14:55で生放送)と『ちちんぷいぷい夏休み 未来にご縁スペッシャル!!!』(レギュラー枠での特別番組)の2本立てで放送。総合司会の西は、この企画の一環である「つながれ!ご縁ザ・ワールド~万国おどろキッズ紀行~」で、7月5日(金曜日)から1ヶ月にわたって世界各地の「おどろキッズ」(大人が驚くような才能や特技を持つ子どもたち)を取材した。10月11日(金曜日)からは、放送15年目に突入。11月には、関西地区の平日15 - 17時台の番組における月間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)で、44ヶ月連続の1位を記録した。なお、10月27日開催の第3回大阪マラソンには、当番組から山中に加えて新人アナウンサー・豊崎由里絵が出場した(いずれも完走)。また、当番組では初めて、視聴者から同マラソンへの参加者を募集。オーディションで8名の男女が選ばれている。「のびのび」という年間テーマを掲げながら、1月6日(月曜日)からレギュラー放送を開始。同月8日(水曜日)には、同月3日に64歳で逝去したやしきたかじんへの追悼企画を、オープニングから1時間に渡って放送した。この放送では、2000年にたかじんが当番組のスタジオへ乱入したサプライズ企画(前述)のダイジェストVTRも流した。同月23日(木曜日)のオープニング直後には、田中将大(兵庫県伊丹市出身の東北楽天ゴールデンイーグルス投手)によるニューヨーク・ヤンキースとの契約合意発表記者会見(楽天Koboスタジアム宮城)の生中継を、会見の途中まで挿入した。4月7日(月曜日)からは、本編開始前の『MBSドラマの光』枠(13:55 - 14:55)枠を廃枠としたうえで、放送枠を月 - 金曜日の13:55 - 17:50に拡大。レギュラーでの放送時間が当番組史上最長の3時間55分になる。この改編に先駆けて、1月14日(火曜日)から3月28日(金曜日)までは、放送枠拡大のPRを兼ねて『ちちんぷいぷい 昔の人は偉かった 奮闘篇』(毎週木曜日に河田・くっすんが担当するロケコーナー「昔の人は偉かった」の再編集版)を『MBSドラマの光』枠で連日放送していた。4月7日以降は、関西テレビ出身のフリーアナウンサー・山本浩之が、メインパーソナリティ陣に加入。月 - 木曜日では西・山本、金曜日は西・河田のダブル司会体制に移行したほか、(出演日の変更を含めた)レギュラー出演者の大幅な入れ替えに踏み切った。また、毎日放送報道局のスタッフを制作陣に加えたうえで、14時台に「きょうの☆印」第1パート・「山中真のきょうも生中継」・「石田ジャーナル」を放送。さらに、2014年のプロ野球シーズン中に放送する阪神タイガースの情報コーナー「ぷいぷい with Tigers」には、『月刊カワスポ』(河田がMCを務める月1回・日曜午後のスポーツ情報番組)との連動企画「阪神全144試合完全制覇 おっかけタイガース!」を随時組み込む。ちなみに、西はリニューアルの初日から、月 - 金曜日の18時台に放送中の『VOiCE』(『アンカー』の第2部と放送時間が重なる関西ローカルのワイドニュース番組)にもメインキャスターとして出演。その関係で、西は報道局主体のパート(14時台・16時台の「NEWS CHECK!!」・エンディング間際の報道スタジオからの生中継)、山本・河田は制作局主体のパート(15時台以降)の進行を担当する。なお放送上は、15時台の前半を境に、山本・河田が西からスタジオ進行を引き継ぐ。なお、このリニューアルを機に、天気予報のコーナーでは毎日放送本社「M館」前からの生中継が復活。リニューアル初日から同月18日(金曜日)までは、山本・河田が天気予報で今出のパートナーを務めるとともに、「3時のどなた?」(芸能人・著名人からのVTRメッセージコーナー)と「ぷいぷい with Tigers」を「ちゃやまちプラザ Live Space」(同月4日からM館の「ギャラクシースタジオ」直下に開設したイベントスペース)から放送していた。同月21日(月曜日)からは、オープニングタイトルの直後に「きょうの☆印」第1パートの冒頭で紹介する項目(第1項目)の映像を流す一方で、番組開始から長年続けられてきたオープニングでのレギュラー出演者紹介を字幕での表示に簡略化。「ちゃやまちプラザ Live Space」からの生中継については、スペシャルゲストによるミニイベント・ライブパフォーマンスと連動した企画として、「ぷいぷい ぷらっとステージ」というタイトルで不定期に放送するようになった。7月28日(月曜日)から8月15日(金曜日)までの平日には、小学生以下の児童および保護者が無料で参加できる仮装ダンスイベント「ぷぷぷのおばけ音頭」を、「梅田お化け屋敷2014」(毎日放送本社M館1階での有料・期間限定イベント)と連動させながら、「ちゃやまちプラザ Live Space」で開催した。また、その模様を番組内の生中継(15:00前後)で放送した。生中継では、くっすんが児童のまとめ役を務めるとともに、劇団壱劇屋や匿名劇壇の劇団員が「ぷぷぷのおばけダンサーズ」としてお化けの扮装で登場。また、レギュラー出演者の一部(西・山本・松本・福島・大畑・廣田・長谷川義史・遠山奨志)で「チーム 化*化(ちーむ ばけ*ばけ)」というスペシャルユニットを結成するとともに、ユニットメンバー全員の歌唱によるテーマソング「ぷぷぷのおばけ音頭」(作詞:長谷川、作曲:花*花)を発表した。8月5日(火曜日)からは、前年に続いて味覚糖とのコラボレーションによる、西・山本・河田・山中のプロデュース商品として、「ぷいぷい飴」4種類を関西地方・期間限定で販売(詳細後述)。『痛快!明石家電視台』(MBSテレビ制作の深夜番組)で9月22日と29日(いずれも月曜日・関西ローカル枠)に放送の「ちちんぷいぷい15周年記念 2週続けてOAスペシャル」には、総合司会の西・山本をはじめ、当番組から(同番組とのレギュラー兼務者を含む)多数のレギュラー陣が出演した。10月6日(月曜日)から北海道放送(HBC)での全曜日同時ネットを開始。当番組にとっては4年半振りに、TBS系列他局へのネットが復活した(詳細後述)。ただし、同局の編成上の事情から、休日を中心にMBS・関西ローカル限定の放送に戻ることがある。なお、10月26日開催の第4回大阪マラソンには、当番組から山中のみ出場。目標だった3時間以内での完走を果たした。また、この年の日本シリーズで阪神タイガースと福岡ソフトバンクホークスの対戦が決まったことから、シリーズ開幕前日(同月24日)16時台の「ぷいぷい with Tigers」では『今日感テレビ』(ソフトバンクの地元にあるTBS系列局・RKB毎日放送が当番組と同じ時間帯に放送中のローカル情報番組)との相互生中継を実施。当番組から金曜日総合司会の河田、『今日感テレビ』から総合司会の川上政行が出演した。1月5日(月曜日)からレギュラー放送を開始。HBCとの同時ネットパートで放送する「きょうの☆印」に、「今日のナゼ?」というコーナーを新設した。第66回さっぽろ雪まつり(2月5日 - 11日に開催)では、HBCとのコラボレーション企画「雪まつりつくろう」を通じて、雪像作りへの協力や会場からの生中継を実施(詳細後述)。4月改編でも、同局との同時ネットを継続している。3月2日(月曜日)から同月末までは、「リアル世界くん」(2010年から不定期で実施しているレギュラーアナウンサー・出演者の海外取材企画)の特別編として、同時ネットパートで「山中真が南極行くってなんなん?」(同月16日から「地球半周 南極文通ものがたり」に改称)を放送。山中は、同月5日(木曜日)のスタジオ出演を最後に日本を離れると同月19日(日本時間)に南極大陸へ到着。数日間の取材や、南極を往来する船上からの生中継を経て、同月28日に帰国した。その一方で、番組開始から一貫して天気予報を担当してきた今出が、3月31日(火曜日)放送分で当番組の気象キャスターを勇退。4月1日(水曜日)放送分からは、西池沙織(気象予報士)が今出の後任を務める。また、西が『VOiCE』メインキャスターの立場で報道系の取材に赴くことを希望したため、8月3日(月曜日)放送分からは「きょうの声 Today’s VOiCE」(『VOiCE』と連動した生中継・VTR取材コーナー)を月 - 木曜日の第1部に新設。月 - 木曜日には、西が同コーナーにのみ出演する一方で、山本が全編を通じて単独で総合司会を務める体制へ移行した。なお、長年エンディングで放送されてきた「血液型ぷいぷい占い」(ミニアニメ形式による番組キャラクター総登場の血液型別運勢占いコーナー)も、同日放送分から「ラッキーワードくじ」(4文字のひらがなから成る「ラッキーワード」を基調にしたミニアニメ形式のくじコーナー)に変更している。10月改編では、HBCとの第1部相互ネットや、上記の司会体制を継続。その一方で、MBSの新人アナウンサー・藤林温子が入社後初のレギュラー出演を開始したほか、ジャニーズ事務所所属のタレントでは初めて中間淳太(ジャニーズWEST)をレギュラーに迎えた(いずれもVTRロケコーナーのリポーターを担当)。また、一部の曜日では、(出演曜日の変更を含む)パネラーの入れ替えを実施している。MBSでの放送17年目に入った10月12日(月曜日・体育の日)放送分からは、「レディーファースト」というテーマを設定するとともに、「ヤマヒロの☆印」(月 - 木曜日)「河田の☆印」(金曜日)内で「今日の女心」という企画を開始。16日(金曜日)放送分までは、スポットCMへの切り替え映像で表示される番組ロゴに、「おかげさまで17年目」という字幕を添えていた。11月には、19日に大阪府吹田市で開業したNIFREL(エキスポランド跡地の複合商業施設・EXPOCITY内に開設した海遊館プロデュースの水族館)に、海遊館とのコラボレーション企画として豊崎の発案による「ぷいぷい水槽」を設置した。さらに、山崎製パンとのコラボレーション企画を3年振りに実施。「ラッキーパン大作戦」と題して、大吉・福島・豊崎の3名が各自でプロデュースを担当したパンを、11月24日から2016年1月31日まで関西地方限定で発売した(詳細後述)。11月23日(月曜日・勤労感謝の日)放送分からは、番組開始当初から横方向の箇条書きで放送予定項目を紹介していたPJのメニュー映像を、「きょうのラインナップ」というタイトルで縦書き主体の中吊り広告風に表示する様式に変更。HBCとの同時ネットパートと関西ローカルパートで表示内容を切り替えるとともに、従来は番組の進み具合に応じて徐々に表示していた項目を、HBCとの同時ネットパート・関西ローカルパートのオープニング直後から一挙に表示する進行スタイルに移行した。このため、PJに表示する項目から「☆」のマークが消えたほか、放送上は「☆印」というコーナー表記を常時使わなくなった。また、番組開始当初から一貫してレギュラーを務めてきたなるみが、第1子の産前産後休暇に入るため同月25日(水曜日)放送分を最後にいったん降板した(出産を経て翌2016年5月18日放送分から復帰)。12月25日(金曜日)で、年内のレギュラー放送を終了。関西ローカルでは、1月1日(金曜日)6:30 - 8:25に、河田・藤林の進行による特別番組『新春ぷいぷいwithタイガース~"ぼん"と正月~』から生放送。MBSテレビ制作の番組としては、この番組が(ニュースを除いて)2016年最初の生放送になった。1月5日(火曜日)からは、「レディーファースト」という年間テーマを引き継ぎながら、HBCとの相互ネット分を含めたレギュラー放送を再開。日本プロ野球の春季キャンプ期間である2月には、阪神タイガースの一軍キャンプ地・沖縄県宜野座村からの生中継を、関西ローカルパートで連日実施している。4月1日(金曜日)放送分を最後に、西が金曜日の総合司会を勇退した。翌週(4日)以降の放送では、基本としてHBCとの同時ネットパートの報道系コーナー(月 - 木曜:「Today's VOICE」、金曜:「Weekly VOICE」)にのみ出演。金曜日には、河田が単独で、全編の総合司会を務めるようになった。7月25日(月曜日)放送分で、関西ローカルにおけるレギュラー放送での通算放送回数が4000回に到達。8月10日(水曜日)から16日(火曜日)までの7日間にわたって、阪急百貨店うめだ本店で「番組放送"4000回記念"大感謝祭 MBSちちんぷいぷい物産展」を開催した。このため、当番組では、7月25日から8月16日までの期間を「4000回ウィーク」に設定。期間中には、番組開始当初からのレギュラー出演者が選んだ思い出の映像や、「物産展」会場からの生中継を連日放送した。また、「高校生カレー甲子園」の本選・決勝スケジュールを初めて変更。7月25日から4週にわたって、毎週月曜日の放送中に開催した(決勝は8月15日)。8月に開催のリオデジャネイロオリンピック期間中には、山中・廣田・遠山を、当番組の周辺取材リポーターとして現地に派遣。同月5日(金曜日)放送分からは、スポーツ取材・番組制作の経験が豊富な宮前徳弘(毎日放送スポーツ局解説委員)が、「スポーツのおっちゃん」(スタジオ解説担当)という役回りでレギュラー出演を開始した。その一方で、気象キャスターの西池が、9月30日(金曜日)放送分で降板した。10月3日(月曜日)放送分からは、広瀬駿(気象予報士)が西池の後任を務めるほか、南日本放送(MBC)で全曜日の同時ネットを開始。鹿児島県内では初めての放送で、13:55 - 15:50を同時ネットゾーンに設定する。これに先駆けて、9月15日(木曜日)放送の第2部では、同県出身のカサリンチュと岡田祐介(MBCアナウンサー)がエンディングにゲストで出演。MBSでの視聴者に向けて、MBCでの放送開始を発表した。この模様は、同月29日の『かごしま4』(MBCが鹿児島ローカルで放送中の夕方ワイド番組)でも、山本・河田へのインタビュー企画と合わせて放送された。HBCでは、10月3日以降も当番組を15:44まで放送。その一方で、当番組では同日から、15:44 - 15:50に「気象予報士・広瀬駿の『きょうのそらいろ』」(MBS・MBCの同時ネットによる天気予報コーナー)を新設した。これを機にMBCでは、同コーナーの終了後2分間のCMを挟み15:50から『かごしま4』を放送。MBSでは、関西ローカルパートの放送時間を15:50 - 17:50に変更している。また、10月11日(火曜日)放送分で、関西ローカル向けの放送開始から18年目に突入。同日の放送では、HBC・MBCでの同時ネットパートを含む全編で、スポットCMへの切り替え映像で表示される番組ロゴに「おかげさまで番組開始18年目」という字幕を添えた。なお、MBSでは開局65周年記念特別企画の一環として、10月13日(木曜日)から16日(日曜日)まで「MBSプロデュース 豪華客船 神戸発着3泊4日の旅『ドリームズ・カム・クルーズ』」(クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」のチャーターによる有料のスペシャルツアー)を開催。MBCのサービスエリア・鹿児島県にある屋久島を最終目的地へ設定したうえで、当番組のレギュラー出演者から、山本浩之・桂南光・桂南天・未知やすえ・トミーズ健・くっすん・山中・大吉・豊崎がツアーに同行した。当番組でも、13日放送分で、船上からの生中継を(第1部・第2部合計で)4回挿入。門司港(福岡県北九州市)に停泊した14日(金曜日)の第1部では、13日に船内で開かれたイベントをダイジェスト映像で紹介したほか、『今日感テレビ』との同時生放送(14時台後半および15時台前半)による門司港レトロからの中継を組み込んだ。ツアー終了翌日(17日)には、山本がスタジオへの出演を再開するとともに、(3日目以降の船内イベントを含む)全行程のダイジェストを第1部で放送している。当初は15:00にスタートし、18:00終了であったが、2002年4月より14:55に開始、『JNNニュースの森(現:『Nスタ』)』の全国パート開始時間繰り上げに伴って、17:50に終了となっている。2006年4月10日からは、スタートが1時間繰り上がり、14:00 - 17:50までの3時間50分に拡大された。在阪放送局で4時間近くも情報番組を帯で放送するのは本番組が初めてであり、当時は「今後、どこまでこの編成が受け入れられるか?」が注目された。2009年9月28日から2010年3月26日までは、関西地区での後座番組『VOICE』の開始時間が17:50に繰り上がったため、エンディング後の2分のCMを廃止。「血液型ぷいぷい占い」からステブレレスで『VOICE』に接続していた。この時期の『ぷいぷい』では、エンディング直前(17:45 - 17:49頃)に『VOICE』の予告コーナーを挿入。当番組アシスタント経験者の松川浩子(月 - 水曜、2014年4月から月曜アシスタントとして当番組に復帰)や高井美紀(木・金曜)が、VOICEのサブキャスターとして、報道フロアから中継で登場していた。2010年3月29日から、『Nスタ』の開始や『VOICE』の放送時間の変更により、再びステーションブレイクが設けられたが、同年10月29日までは2分間のCMではなく1分間のCMであった。なお、2009年4月3日から2010年3月26日までは、本編の前に『もうすぐぷいぷい』とのタイトルで14:55 - 15:00に天気予報を放送。同番組の解消で番組表上の本編開始時間が14:55になった2010年3月29日以降も、本編の前に天気予報を放送する構成を、2012年12月27日まで維持していた。2014年4月7日の放送枠拡大・西の『VOiCE』(『VOICE』から改称)メインキャスター就任を機に、「VOiCE in ぷいぷい」というタイトルで、報道フロア(16時台後半)と報道スタジオ(17:45頃)からの中継が復活。16時台の後半には、西が報道フロアから出演するとともに、「NEWS CHECK!!」としてニュース数項目を放送(『VOiCE』の女性キャスターがナレーションを担当)。また、当日の『VOiCE』で放送予定の特集の概要を紹介するとともに、「CATCH THE VOICE」(視聴者からメッセージを募集する企画)のテーマを告知する。また、17:45頃には、西が報道スタジオから登場。最新のニュースや、「CATCH THE VOICE」へ寄せられたメッセージの一部を伝える。その一方で、放送枠の拡大直後には、当番組の前枠番組『ひるおび!』(TBSテレビ制作の全国ネット番組)の終了直後には、ステブレレスで当番組の告知枠を設定。西と山本(河田)が、当番組のスタジオから、15秒間にわたって当日の主な放送予定を紹介していた。重大なニュース(2000年:北海道・有珠山の噴火、2001年:アメリカ同時多発テロ事件、2003年:イラク戦争、2005年:JR福知山線脱線事故、2011年:東日本大震災など)に関する報道特別番組や、日本の選手・チームが出場する世界規模のスポーツイベント(オリンピック、サッカーワールドカップ、ワールドベースボールクラシック、TBSが日本国内でのテレビ放送権を保有する世界陸上など)に関する生中継・特別番組の編成を優先する関係で、当番組の放送を休止・短縮することもある。以下に該当する事例を示す(JNN排他協定も参照)。表記されている時刻はあくまでも目安で、コーナーの放送順を入れ替える場合や、一部のコーナーを休止する場合もある。
"斜体で表示したコーナーは、毎日放送報道局が制作に関与。"当番組をMBS以外のTBS系列局でも同時ネットで放送する時期には、ネット局の視聴者からのメッセージを随時募集・紹介。毎日放送のアナウンサーが同時ネットパートに出演する場合には、氏名紹介の字幕に「MBSアナウンサー」という肩書を添えている。ネット局でも、サービスエリア内で稼働している気象観測用カメラ(お天気カメラ)の映像を当番組向けに中継したり、当番組と連動した番組の放送や連動企画を実施したりすることがある。以下では、主な具体例を記す。2009年度(ネット局=TBS・MRO・RCC・BSS・IBC)2014年10月以降(ネット局=HBC)2016年10月以降(ネット局=HBC・MBC)放送中には、イラストレーターの川崎あっこが描いた出演者の似顔絵を、PJに随時映し出している。川崎は、2016年8月の「ちちんぷいぷい物産展」に向けて、番組開始から当時までのレギュラー出演者(総勢165名)全員の似顔絵を織り込んだ巨大な絵画を製作。4000回目の放送で紹介された後に、物産展の会場に展示された。役割・名称は2011年10月以降の公式サイト内「出演者紹介」を参照。「 」内は番組内での愛称・肩書。記者会見や緊急ニュースなどの取材も担当する関係で、放送日や時間帯によっては、取材先からの生中継やインタビューVTRで出演することがある。以下はいずれもMBSアナウンサーで、担当コーナー以外にも「☆印」・特別企画・生中継などに随時出演。メインパーソナリティの代理も担う。○:15時台前半からエンディングで出演(他の出演者の都合で全編出演または16時台から出演もあり)
#:オープニングからキッチンぷいぷいまで出演
▲:16時台以降に放送するVTRロケコーナーからエンディングまで出演(コーナーリポーターも兼務)
◎:出演時点でMBSアナウンサー
▽:2015年10月以降に新加入(不定期出演からレギュラーへの昇格を含む)
△:2015年4月から新加入
☆:2014年4月から新加入
★:2014年4月からレギュラーに復帰
※:「リアル世界くん」や世界一周企画のリポーター経験者
2007年4月の出演者入れ替えで、金曜に出演していた未知やすえが水曜に移動、通しでの女性出演者が進行アシスタントの八木のみであったため、週替わりで西村知美、北斗晶、生田智子などが出演していた。2008年4月に、ハイヒール・リンゴが火曜から金曜に移籍し、この制度は自然消滅・廃止となった。また、角の司会の月・火・水よりも西が司会する木・金曜日に東京を拠点とするタレント(主に渡辺正行、ラサール石井、中尾彬など)が、準レギュラーや隔週レギュラーとして出演する事が多くなった。この他にも、アーティストゲストとして、加山雄三、服部隆之、MALTA、平原綾香、ET-KING(主にいときんとTENN)、中孝介、かりゆし58(主に前川真悟)、カサリンチュ、Little Glee Monsterなどが定期的に出演。毎日放送がオーサカキングを開催していた時期には、服部隆之やMALTAが、当番組の音楽企画を指揮していた。2013年4月1日から『Nスタ』のメインキャスターを務める竹内明(TBS記者)も、同年3月28日に、同番組のPRを兼ねて当番組へ出演している。大阪市港区出身の建築家・安藤忠雄は、角がメインパーソナリティを務めていた時期から、折に触れてVTRやスタジオに出演。2015年4月以降の木曜日では、自身が設計した日本国内の建築物をレギュラー出演者の一部(主に河田・廣田)と巡るVTRロケ企画「ANDOツアー」を、2ヶ月に1回程度のペースで第1部に放送している。原則として、第1部のオープニングから、第2部の途中(『キッチンぷいぷい』または「晴れたらいいね」枠のコーナー直前)まで出演。2014年4月からは、「顧問」のうち1名が、(当番組へ出演しない日を含めて)日替わりで『VOICE』のコメンテーターを務めることも多い。
長期にわたって出演していない人物も含む。
◎:MBS東京支社スタジオからの生中継で、「☆印」の一部にのみ出演する場合あり。
◆:オープニングから『キッチンぷいぷい』または「晴れたらいいね」枠のコーナー直前まで出演
△:以前は全編にわたって出演していたが、現在は『キッチンぷいぷい』または「晴れたらいいね」枠のコーナー直前まで出演。顧問の参加パターンは、全編にわたって出演するパターン、「☆印」以降に出演するパターン、スタジオへ出演しない代わりに(東京支社からの生中継などを通じて)特定の話題へコメントを寄せるパターンなど多岐に及ぶ。いずれのパターンでも、以上の顧問のうち、少なくとも1名が出演する。「☆印」の話題によっては、「ぷいぷい主治医」という肩書で服部益治(兵庫医科大学病院小児科医師)、「顧問」に準ずる役割で網本弘幸(弁護士)・足立基浩(和歌山大学経済学部教授)・今村仁(税理士)などがパート単位で出演することもある。水産・魚類関係の話題を扱う場合には、京都大学への在学中に水産学を専攻していた当番組スタッフ(「今日のダレ? Who are you?」などのディレクター → チーフディレクター → 気象コーナー担当)の尾嵜豪が、「お魚博士」と称して生中継・VTRによるリポートやスタジオでの解説を随時担当。一時は、「お魚博士」の名義でレギュラーコーナーを持っていた。2014年からは、国政関連の話題を取り上げる場合に、「国会王子」という異名を持つ武田一顯(TBSラジオ記者)がMBS東京支社スタジオからの生中継やスタジオへ随時出演。大吉による国政関連の取材に同行することもある。かつては、「☆印」で芸能関係の事
出典:wikipedia
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