守口市(もりぐちし)は、大阪府北河内地域に位置する市。大阪市に隣接し、そのベッドタウンを形成する衛星都市の一つであると同時に、大阪都市圏における都市雇用圏の中心にも含まれる。隣接する門真市とまたがってパナソニック(旧・松下電器産業)の本社がある。西日本で最初のコミュニティーFM放送局であるエフエムもりぐち(通称・FM HANAKO)がある。大阪市の北東部に接し、北側は淀川に面している。門真市を取り囲む形で形成されており、市域はまとまりのある形ではない。もともと低湿地帯が多く、蓮根畑が多かった。花博記念公園鶴見緑地の西半分は守口市である(「咲くやこの花館」は大阪市域ではなく守口市域に立地)。また、パナソニックの登記上の本社所在地は門真市大字門真になっているが、本社事務所は国道1号沿いの守口市八雲中町に立地する。地名の由来として、豊臣秀吉による大坂城築城に伴う「まもり口」が転じて「守口」となったとするのは俗言である。昭和38年発刊の守口市史(本文編第1巻)によれば室町期には既に下仁和寺庄森口/守口村と2つの表記が存在しており、初期は前者の表記が多く見られる。同書は守口周辺から生駒山地(特に飯盛山)へ広がっていた原生林の入り口の意から生じた「森口」が、石山本願寺/大坂城との関係で軍事的意味の「守口」に変化したと結論している。ちなみに、大坂城築城に伴って設けられた京街道のまもり口は「関目の七曲」(現:大阪市城東区)がよく知られている。守口大根、守口漬という大根や漬物があるが、それらは現在の守口の名物ではなく、愛知県(名古屋市など)で作られている。しかし、守口大根という名前は、江戸時代、河内国守口(現在の大阪府守口市)附近で栽培されていたことからきている。長さ1メートル以上にもなる特殊な大根が守口大根の前身とされている。天正13年(1585年)、豊臣秀吉が守口に休息した際、その風味を賞讃し、土地の名前を取って守口大根と命名されたと言われている。最近では市が、守口大根をご当地の名産品として育てるべく、市内農家と連携協力している。2005年に隣接する門真市と合併することを協議し、新名称は「守口門真市」に決定したが、2004年 9月に行われた住民投票で合併反対派が全体の約87%を占め、事実上合併は消滅した。この住民投票の投票率は約51%だった(投票率50%以上で開票、有効。門真市は投票率50%に満たず、開票されなかった)。地方債等の残高地方債等の合計 799億6257万円守口市民一人あたりの地方債等残高 54万8357円定数は22人。任期:2015年5月1日 - 2019年4月30日2016年6月20日時点での会派構成は以下の通り。衆議院小選挙区では、門真市、大阪市鶴見区、旭区と共に大阪府第6区を構成する。平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.62%減の146,554人であり、増減率は府下43市町村中24位、72行政区域中43位。 (2016年3月閉校)パナソニックの実質本社があることから下請け部品会社が多く、パナソニック・三洋電機関連の従業者が多い。京阪守口市駅前は、ホテル・アゴーラ大阪守口(プリンスホテル、松下グループ(当時の名称はロイヤルパインズホテル)を経て、現在は香港資本傘下)や、京阪百貨店もある。大日駅前再開発として、2002年(平成14年)7月に守口大日地域が特定都市再生緊急整備地域の指定を受け、2006年(平成18年)9月に「イオンモール大日」が三洋電機大日工場(2001年9月閉鎖)跡地に開業した。隣接する超高層マンション「サンマークスだいにち」などによる再開発が進行。市内には23もの商店街(会)がある。(2012年12月現在)※守口市内の郵便番号は「570-00xx」(守口郵便局の集配担当)となっている。南北道路として国道479号大阪内環状線と大阪府道2号大阪中央環状線が、東西方向に国道1号と国道163号が通っている。他の北河内地域の6市(枚方・寝屋川・大東・門真・四條畷・交野)と同様に、交通渋滞が深刻である。
出典:wikipedia
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