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デーヴァナーガリー

デーヴァナーガリー( )はインドの文字。アブギダに属する音素文字で、ヒンディー語、マラーティー語、ネパール語などの表記に用いられるほか、古典語のサンスクリットなどの表記にも用いる。インド憲法では、デーヴァナーガリーで表記されたヒンディー語を連邦公用語と規定している。紀元前3世紀頃から用いられてきたブラーフミー文字は地方によってさまざまな文字に分化した。まず南部と北部で分かれ、北部からはグプタ文字が生まれた。グプタ文字からシッダマートリカー文字(いわゆる梵字)が発展した。ナーガリー文字はシッダマートリカー文字の文字の上部の横線が伸び、全体に角張った形に変形したものである。ナーガリーはナガラ(都市)の文字という意味である。それがのちに神聖化されデーヴァ(神)を加え、デーヴァナーガリー(神聖なる都市文字)と呼ばれるようになった。ナーガリー文字の出現時期を7世紀あるいは8世紀とする説もあるが、年代が確実にわかるものは9世紀後半のものがもっとも古い。11世紀になると字体がほぼ現在のものと同じになり、シッダマートリカー文字にとってかわった。ほかの文字が地方ごと・言語ごとに異なっていたのに対し、デーヴァナーガリーはサンスクリットを書くための地域をこえた文字として発達し、北部インドだけでなく、デカン地方や南インドでも使用された。一目で分かるデーヴァナーガリーの特徴としては、各文字がシローレーカー(頭線)と呼ばれる上部の横線画で繋がっている点が挙げられる(例外的に頭線を含まない文字や途切れている文字もある)。この横棒は、書き順から言えば、最後に「仕上げ」として書かれる。複数文字が連なる単語・文の場合は、先に横棒以外を(「単語・分かち書き」単位を目安に)まとめて書き、最後にそれらをつなげる形で、横棒を引く。現代語では、この線が単語毎に一繋がりになっているが、一文を区切らずに書くサンスクリットの伝統的書法では、文全体が長く連なって書かれる(ただし、母音・アヌスヴァーラ・ヴィサルガで終わる語の次に子音で始まる語が続くときは、そこで切れる)。この最後に書き加えられるシローレーカーを省くと、グジャラーティー文字に近い字形になる。デーヴァナーガリーは、子音字が随伴母音aを伴った音節として読まれるアブギダであり、子音字に母音符号を付加することで、随伴母音以外の母音を伴う音節を表すことができる。左から右へ書かれる。古典サンスクリットを表すためには、33種の子音字と10種の母音字、加えて9種の母音符号や鼻音、無声気音や省略などを表す幾つかの記号、それに10種の数字を使用する。言語によって使用する文字の種類に多少の出入りがある。ヒンディー語の表記では、外来語音や新たに発達した音を表すために、ヌクターと呼ばれる点()を付加した7種の子音字が加えられている。母音が続かない単一の子音を表すには、ヴィラーマ(ヒンディー語ではハラントと呼ぶ)という脱母音記号()を使う。子音連結のために複雑な結合文字が作られるが、現代では簡略化される傾向にある。デーヴァナーガリー(及び、近親の類似文字)での母音表現は、子音が付かない場合に独立した「母音字」で書かれる場合と、子音が付く場合に子音字に「母音記号」(半体)を付加して表現される場合の2通りがある。サンスクリットでは、短母音は a i u の 3種類のみであり、e o は常に長い。音節主音化した接近音( など)は、伝統的に母音として扱われる。これらはサンスクリットにある音で、現在は ri と同様に発音する。以下の表に示す「発音」は、サンスクリットの古代音の推定音価であり、ヒンディー語の発音はこれとは異なることに注意。(※「」は子音字を表す。)(※なお、子音字「र」(r)と、母音記号の「ु」(u)や「ू」(ū)が組み合わされる場合、これらの記号は、視認性を高めるために、「रु」「रू」のように、下ではなく右に付される点に、注意が必要。)サンスクリット以外の言語のために、以下の母音字も用いられる。(※ちなみに、インド系宗教における聖音「オーム(オン)」を表す特殊文字「ॐ」は、「」(o) と「」が癒着したものである。)更に、「ळ」((a) )も、これらの後に追加される。子音連結は、結合文字(合字)によって表されることが多い。2文字の結合において、先行子音字を縦、後続子音字を横に並べて表にすると、以下の表のようになる。ただしこのほとんどは現実には用いられない(※特殊な字形は背景をオレンジ、ヴィラーマ「」を用いるものは背景を灰色で表示する)。デーヴァナーガリーは、サンスクリットを表記するためにはおおむね表音的と言えるが、それ以外の言語を表す場合には、かならずしも音とつづりが一致しない。ヒンディー語をはじめとして、現代インドの多くの言語では、第一音節を除く開音節で母音aが省略される。したがって、 は「デーヴァナーガリー」ではなく「デーヴナーグリー」のように呼ぶ。これにともなって、語末のヴィラーマはあってもなくても同音になり、また子音連結は結合文字を使わなくても書けることが多くなった。ヒンディー語を含む多くの言語では () と () を区別しない。さらに (s) も区別しないことがある。ヒンディー語では ai au は長母音 を表す。ヒンディー語では ह ha は 、語中の हु hu は のように発音される。また Cah の a も になる。語末の ह はほとんど発音されない。したがって「これ」を意味する यह は「イェ」のように発音する。マラータ語やネパール語では母音 i u の長短を区別しないため、どちらの字を用いるかは正書法的な約束ごとになる。ほかに、デーヴァナーガリーには以下のような文字が用意されている。Windowsの「デバナガリ - INSCRIPT」キーボードの配列は、以下の通り。この配列は、「InScript」(インスクリプト、Indian Script の略)として、インド政府によって標準化された配列であり、他のインド系文字のキーボードでも採用されている。Unicodeでは以下の文字が下記の領域に収録されている。

出典:wikipedia

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