北原 亞以子(きたはら あいこ・本名:高野美枝、1938年1月20日 - 2013年3月12日)は、日本の小説家。東京・新橋の家具職人の家に生まれる。千葉県立千葉第二高等学校卒業。高校のころから小説家を希望し、石油会社OLをしながら書き続ける。28歳の時に同人誌「文藝首都」の同人への推薦人のつてが無く購読と批評提出のできる会員となり、処女作を提出するが酷評されショックを受けて会員をやめる。1968年、同人誌「文学地帯」の同人となる。翌1969年、同誌に発表した『ママは知らなかったのよ』で第1回新潮新人賞を受賞。同年、『粉雪舞う』が司馬遼太郎に賞され、第12回小説現代新人賞佳作を受賞。以後は、勤務先を変えつつ、年1、2回「小説現代」や「小説新潮」に短篇を発表するが、書いても書いても多くはボツになり、まったく評価されないどん底を味わう。しかし、写真スタジオに事務員として勤務していた40才のとき誘われ、もう一つの憧れだったコピーライターとして広告制作会社に入社して、生活が安定してから、時代小説に本格的に分野を移し、作家として再デビューして、1988年単行本『小説春日局』、『歳三からの伝言』を初めて出版する。この時は、新人賞から、ほぼ20年たっていた。その後すぐ『歳三からの伝言』出版記念パーティで機会を得て「小説新潮」で断続的に連作掲載されていた『深川澪通り木戸番小屋』が1989年講談社より刊行され、注目を集め出世作となる。それから5年後1993年に『恋忘れ草』で直木賞を受賞する。1997年から始まった『慶次郎縁側日記』は人気シリーズとなり、NHKで高橋英樹主演で断続的にドラマ化された。2011年心臓病の悪化で入院、手術後の復帰インタビューで余命が少ないことを述べていた。2013年3月12日、東京都内の病院で心筋梗塞のため死去。。「」内は北原亞以子の作品
出典:wikipedia
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