日刊スポーツ(にっかんスポーツ、、略称:ニッカン)は、日本国内で発行される日刊のスポーツ新聞。全国各地の4社から発行されている。1946年3月6日に日本最初のスポーツ新聞として東京で創刊した。創業者で初代会長は徳島県出身の川田源一、二代目会長は川田博美であった。日刊スポーツは全国各地の4社から発行されている。日刊スポーツ新聞社(東京都)、日刊スポーツ新聞西日本(大阪府、愛知県、福岡県)、北海道日刊スポーツ新聞社(北海道)、沖縄タイムス社(沖縄県、印刷・発行委託)があり、いずれも株式会社法人で、商号は「株式会社」を先に置いている。朝日新聞社と関係が強く、日刊スポーツ新聞西日本の前身会社となる名古屋日刊スポーツ新聞社・大阪日刊スポーツ新聞社・西部日刊スポーツ新聞社の歴代社長は、全て朝日新聞社出身である。また、沖縄タイムス社は朝日新聞社と報道協定を結ぶなど協力関係にあり、沖縄版の現地印刷・発行の委託を開始するなど、事実上のフランチャイズ契約を結んでいる。なお、1面題字横の発行所クレジットは北海道日刊スポーツ新聞社発行の北海道版と沖縄タイムス社発行の沖縄版を除き、所属する地域に関係なく、全て「日刊スポーツ新聞社」と表記されている。英語表記が「Daily - 」でないのはデイリースポーツと同じになってしまうためであるが、創刊当初は題字下に「THE DAILY SPORTS」という英題字が使われたことがあった。明朝体の「日刊スポーツ」の文字は創刊以来不変(前述のとおり、創刊当初の極数年、下に「THE DAILY SPORTS」という文字が入っていた)であるが、1990年代後半頃まで、太陽をイメージしたライン(地紋)を、東日本(沖縄を含む)は左、西日本(沖縄除く)は右からそれぞれ横に伸びる形式で描かれていた。なお大阪・名古屋版は1990年代の一時期、左端に縦で題字を書いていたが、この時もラインは右から伸びるものであった。現在は「日刊」を少し大きく出し、スポーツという文字を少し小さくして、そこに青いラインが入る。その下に太い青枠で、白抜きで「Nikkan Sports」(Sは赤文字)と書かれている。なお、題字スペースのサイズはその日の1頁の紙面構成により変動する。長年、東京本社(関東首都圏向けのみ 2010年3月まで)と、2007年4月以後の北海道・西日本(統合前は大阪・名古屋・西部)本社版の地域宅配版では、最終面にテレビ番組面を掲載していた。関東版については、親企業である朝日新聞社が1992年にGコードを掲載するようになってから、長らくそれを付けていたが、地デジ対応のため、2009年3月29日付で廃止)が、現在は中面見開きとなった。後述するが、関東版は2010年4月1日から、それ以外も2011年4月1日からはテレビ欄を全国的に中面に移動(これにより最終面はダブル1面に)2011年度から関西・関東版はテレビ欄の字を読みやすく2ページ見開きになる。沖縄版は紙面スペースの都合によりテレビ面は載せていない(新報スポニチも同様)。もともとは日本初のスポーツ紙、独立した新聞としてスタートした経緯があるため朝日新聞社の拠点とは異なる場所に置かれていたが2000年代辺りから同業他社に倣うかのように、朝日新聞社の拠点ビルに集約する動きが続いている。東京社も同じ築地街区に朝日新聞東京本社がある。1頁の題字の発行クレジットは北海道(北海道日刊スポーツ新聞社)と沖縄県(沖縄タイムス社。事実上のエリアフランチャイズ)を除き、すべて発行地域に関係なく「日刊スポーツ新聞社」で統一され、それぞれの対象地域に準拠した地域本社の住所が収録されている。なお東京版では過去に全本社の住所が掲載されていた。1部売りは東京・北海道・西部各本社発行分は140円(消費税込み)だが、大阪・名古屋両本社発行分は130円、沖縄タイムス社発行分は60円とそれぞれ10円、80円安い。月ぎめ購読料は消費税込み3,353円(大阪・名古屋両本社発行分も含む、沖縄県は1,029円)。なお、親会社の朝日新聞が展開する電子版「朝日新聞デジタル」とのセットコース(対象は日本国内の新聞販売店で日刊スポーツを宅配購読していれば利用可能)を申し込むことができる。2014年3月31日付までは名古屋本社発行分は120円と他紙より10円安かったが、これは地元スポーツ紙の中日スポーツ(1部120円)が圧倒的なシェアを有しているための販売政策であった。なお、消費税率が8%に増税されてから、東京・北海道各本社発行分は1部140円、名古屋本社発行分は1部130円にそれぞれ10円値上げしたが、大阪本社発行分は1部130円と据え置いている。そのため、大阪本社発行分の1面右上に130円と赤文字で明記されており、他紙より安いことをアピールしている。また西部本社発行分も2014年4月以降は1部130円に据え置いていたが、2015年4月1日付から東京・北海道両本社版同様140円に値上げした。西日本地区を統合に向かわしめた原因に、ニッカンのライバルスポーツ紙でもある『スポーツニッポン(以下スポニチ)』の全国統合がある。スポニチは、ニッカンと異なり大阪で発足しその後東京・西部が分かれたが2004年に東京を本社として再統合し、大手3紙系のスポーツ紙としては初めて全国1社体制を確立した。朝日新聞社としても日刊の地域密着路線を維持しつつも経営・事業運営の効率化からこの動きを注視しており、この経営統合は全国1社体制の準備段階ととらえることができる。なおスポニチは、全国統一後も沖縄県については沖縄タイムスのライバル紙『琉球新報』に業務委託(『新報スポニチ』)している。通常は朝日放送の関連会社、スカイ・Aスポーツプラスで「日汗(にっかん)してます。日刊スポーツ」なるCMを放映。それには武藤敬司(プロレスラー)も出演している。また大阪版では2007年4月の新誌面をきっかけに、ザ・たっちをモデルに起用したCMが放送された。(#外部リンクを参照。)※日刊スポーツ新聞社各社を除く。以下は朝日放送制作・関西ローカルの生放送番組で、日刊スポーツ西日本の編集委員・デスク・記者がレギュラーで出演。
出典:wikipedia
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