南方駅(みなみかたえき)は、大阪府大阪市淀川区西中島一丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-61。すぐそばに大阪市営地下鉄御堂筋線の西中島南方駅があり、乗り換えが可能。なお、地下鉄の駅名は「にしなかじま みなみがた」、阪急は「みなみかた」と、濁音・清音の違いがある。相対式ホーム2面2線のホームを有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は上下線別で、各ホームに対して西端と中央付近の2か所に設けられている。改札内で両ホームを連絡する通路はない。売店(Lagare SHOP)は両ホームに設置されている。開業当初から長らくトイレは1号線ホームにしかなかったため、2号線ホームの乗客がトイレを利用する際は駅員の許可を得て、一旦改札を出て1号線ホームへ行く必要があり不便であったが、2009年(平成21年)10月以降2号線ホームにもトイレが設置された。両ホームとも、中央付近の改札は平日のラッシュ時間帯に使用される臨時改札(出口専用)であったが、バリアフリー対応のため、2008年(平成20年)にエレベーターが設置された常設の改札口に改良された。比較的狭い駅だが、新大阪駅近辺の開発が進み、オフィス街が構成された1970年代以降、駅の重要度は年々高まっている。2007年(平成19年)のダイヤ改正で準急が停車することとなったが、これは、一日を通して運転される基幹的な優等列車としては初めての停車である。※長らくのりば番号が設定されていなかったが、2007年(平成19年)3月17日のダイヤ改正に伴い割り当てられた。新御堂筋の側道との交差場所に踏切がある。いわゆる開かずの踏切である。線路の真上に地下鉄御堂筋線と新御堂筋本線の高架橋があり、さらに駅から東400メートル先には東海道本線(JR京都線)の高架もあるため高架化は困難である。2014年(平成26年)のある特定日の乗降人員は41,829人である。阪急電鉄全体では第19位。近年の一日あたりの利用状況推移は下記の通り。駅近くに大阪市営地下鉄御堂筋線の西中島南方駅があるほか、700メートルほど北にJR新大阪駅が立地しており徒歩連絡も可能である。当駅周辺は新大阪駅から連坦する市街地で、オフィスビル、ホテル、マンションのオフィス街や、居酒屋・風俗店などの歓楽街が雑然と入り混じっている。大阪市営バス 地下鉄西中島南方 停留所崇禅寺駅以東の阪急線各駅で発売されている大阪市営地下鉄への連絡きっぷは天六(天神橋筋六丁目駅)経由で利用すると決められており、梅田駅や南方駅での乗り換えはできないことが各駅に明記されているが、誤乗した利用客に対応するための特例として、天六経由の地下鉄連絡切符を南方駅2号線の自動精算機に投入すると、収受額から阪急線内の運賃を差し引いた残額が払い戻される。この時に発券される出場券には、「払戻額」が明記される。この場合、当然であるが隣接する大阪市営地下鉄西中島南方駅から目的駅までの乗車料金よりも前述の払戻額のほうが低額であったとしても、その差額は追加負担となる。なお、この特例は公式に知らされていないものの、かつては精算機付近にその旨が記述されていた。
出典:wikipedia
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