飯島 真理(いいじま まり、1963年5月18日 - )は、日本の歌手・シンガーソングライター・ラジオDJ・音楽プロデューサー・声優・女優。血液型O型。茨城県土浦市出身。歯科医師の長女として生まれる。兄がいる。現在はアメリカロサンゼルス在住。音楽好きな両親の影響で3歳からピアノを弾き、小学5年生から作曲を始めた。中学時代から高校時代にクラシックのピアニストになるためドイツへ音楽留学する予定だったが、恩師の助言でシンガーソングライターの道を目指す。同時にアメリカのTOTOのファンで影響を受けていた。原宿の某全寮制高校を卒業後、1982年、国立音楽大学音楽学部ピアノ科在学中にデモテープが認められ、ビクターと契約する。歌手デビュー前にテレビアニメ『超時空要塞マクロス』でアイドル歌手リン・ミンメイ役の声優に起用される。1983年9月に自身の作詞作曲、坂本龍一プロデュースによるファーストアルバム『Rosé』でデビューする。同年12月にはシングル「きっと言える」をリリース。1984年、人気ラジオ番組『ミスDJリクエストパレード』の木曜パーソナリティを担当。劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌「愛・おぼえていますか」をリリース。オリコン最高7位を記録するシングルヒットとなり、『ザ・ベストテン』などの歌番組に出演する。以降はアニメ分野から離れ、アーティスト活動に専念する。同年にはシングル「1グラムの幸福」(TBS系クイズ番組『わくわく動物ランド』エンディングテーマ)をリリース。1985年発売のサードアルバム『midori』はオリコン2週連続2位を記録する。ライブ活動も精力的に行い「学園祭の女王」と呼ばれる。そのため仕事が忙しくなり、留年を繰り返して同年9月に大学を中退した。1987年にはラジオ番組での共演をきっかけに山下達郎から誘いを受け、山下のMoon Records(ムーンレーベル、現在のワーナーミュージックジャパン)に移籍した。移籍第一弾アルバム『Coquettish Blue』は山下プロデュースとなる予定だったが、飯島の意向でセルフプロデュース作として発表し、オリコントップ10入りを果たした。1988年にムーンレーベル移籍後の2作目となるアルバム『Miss Lemon』を発表。このアルバムから以後数年間、制作を共にする、後のパートナーとなる音楽プロデューサーのジェームス・ステューダーと出会う。翌年1989年にリリースした『MY HEART IN RED』で彼女がファンだったTOTOのメンバーであるジョセフ・ウィリアムズやジェフ・ポーカロが参加、アルバムの1曲「Send Love To Me」ではジョセフ・ウィリアムズとデュエットしている(ちなみにこの曲でベースを弾いているのは後にTOTOのメンバーとなるネイザン・イースト)。間もなく飯島はジェームス・ステューダーと結婚して、アメリカ・ロサンゼルスに移住し、ジェームスとの間に双子の男児を儲けた。以後はロサンゼルスを拠点にステューダーとの共同制作で作品を発表する。同年にはヴァン・ダイク・パークスのアルバム『東京ローズ』の収録曲「Calypso」にフィーチャーリング・ヴォーカリストとして参加する。1999年にステューダーと離婚(以後も一部作品で制作に協力)。レコード会社との契約終了によりインディーズアーティストとしての活動を始める。初の自主制作CD『No Limit』で全曲英語詞に挑戦。以降のアルバムは英語詞中心に日本語詞を混ぜる構成となる。また、女優活動も開始し、アメリカのテレビドラマやCM、日本の短編映画に出演する。2001年にリリースした『Right Now』では、ロベン・フォードおよび、TOTOのスティーヴ・ルカサー、サイモン・フィリップス、マイク・ポーカロが参加している。2006年、アルバム『Wonderful People』の収録曲「Unspoken Love」が、アメリカ最大のインディー音楽賞とされるのベスト・アジアンソング賞を受賞。2008年にはアルバム『Uncompromising Innocence』の収録曲「Swim」を第50回グラミー賞ベストポップ女性アーティスト賞とアレンジ賞に自らエントリーした。2009年は21枚目のオリジナルアルバム『Echo』を、2012年は22枚目の『TAKE A PICTURE AGAINST THE LIGHT』をリリースした。2016年に24枚目のアルバム『Awaking』をリリースした。歌手デビュー前に演じた『超時空要塞マクロス』のヒロインのイメージで語られることには葛藤があり、「マクロスやリン・ミンメイに関しては、色々な思いがあります。自分の中で受け入れては解放し、受け入れては引き離し……というプロセスの繰り返しだったんですよ」と語っている。1982年にビクターと歌手契約を結んだ時、ディレクターから「アニメの新番組の声優オーディションを受けてみないか」と勧められた(当時ビクターは『超時空要塞マクロス』の音楽商品を発売することが決まっていた)。度胸試しのつもりで翌日オーディションを受け、自作曲を弾き語りしたところ、石黒昇チーフプロデューサーの「歌手の役だから歌える人がいい」という一言でミンメイ役に抜擢された。声優どころかアニメのこともよく知らなかったが、架空のアイドル役を初々しく演じ、『私の彼はパイロット』『愛は流れる』などの作中歌を歌い、振り付けも自ら考案した。作品のヒット共に、歌手デビュー前にはファンクラブが発足するなどアイドル的な人気を博した。劇場版の共同監督河森正治は「声を当てたのが飯島さんじゃなかったら、ミンメイは物語の中であれほどのアイドルにはなってなかったかも。あれは飯島さんの人気の盛り上がりに触発されたところがあるもの」と述べる。作品の終了後にも、本業の音楽活動に「リン・ミンメイ」の印象は付いてまわり、一部のファンは現実の彼女に、「リン・ミンメイ」像を投射し、コンサートでミンメイの曲を歌って欲しいと望んだ。また、マスコミにもアイドル扱いで、取材で「飯島さんて自分でも曲書かれていたんですか?」と言われることが多かった。これらの悩みから、意識的に続編や企画に関わることを止め、コンサートで『愛・おぼえていますか』を歌わないこともあった(周囲のスタッフ陣も気を遣ったという)。1989年に渡米した理由のひとつには、「リン・ミンメイ」という名前から逃れたいという気持ちがあった。その後、アメリカで活動を始めると、『ロボテック (Robotech)』の影響でマクロスの知名度が高いことに驚かされた。また、海外のファンが役とのジレンマを理解して接してくれたことで、改めてすごい作品に出演していたのだと実感。1990年代半ばからマクロス関連イベントやゲーム制作に関わり、現地のアニメコンベンションにもゲスト出演するようになった。マクロスの主人公一条輝役の声優長谷有洋とは共演後も姉弟のように仲がよく、家族ぐるみで親交を深めていた。1996年に長谷が不慮の死を遂げた直後に行われたライブでは、アンコールで長谷への追悼の意をこめた楽曲を歌った。このうち長谷への追悼曲『忘れない』は今もアルバム未収録曲である。2006年、米国で発売開始された英語吹替版DVD『Super Dimension Fortress MACROSS』では、英語吹き替えで22年ぶりにリン・ミンメイの声当てを担当した。日本原作アニメの声優が、海外版で同一キャラクターを演じるのは史上初の試みであり、現地在住歴の長い飯島ならではの仕事といえる。一時はミンメイの顔も見たくないと思った時期もあったが、録音スタジオで久しぶりに対面した時には涙が溢れ、心の中で「あなたのことは一生私が面倒を見るからね」と約束したという。。ラストでは「愛・おぼえていますか」を熱唱した。1.「デ・ジ・キャラット&エンジェル隊コンサート in 横浜アリーナ」BRDV-0003A,B(20003.1.23)Eternal Love 〜光の天使より〜
出典:wikipedia
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