平野駅(ひらのえき)は、兵庫県川西市平野にある能勢電鉄妙見線の駅。駅番号はNS07。駅名の由来は、この地に「平野ヶ沼」という大きな沼地があり、古代から平野と呼ばれていたことにちなむ。単式1面1線と島式1面2線、合計2面3線のホームを持つ橋上駅。2010年にバリアフリー化工事が完成し、エレベーター・多機能トイレ、階段の2段式手すりが新たに設置された。エスカレーターはそれ以前から駅構内の各ホームにあり、上り線ホームのものは下り、下り線ホームのものは上りとして運用されている。駅外側にはスロープもあるが、駅北西側(バスターミナルおよび国道173号方面)にのみ設置されており、駅東側(協立温泉病院方面)には設けられていない。改札のすぐ外側には能勢電鉄直営の売店である『イートイン・コンビニRizumin』があり、休日以外に営業している。1号線の川西能勢口寄り(駅構外)には能勢電鉄の運輸事務所があり、1号線からも階段で出入りできる。2階の助役室には、線内で回収された忘れ物が保管されている(一定期間が過ぎると川西警察署に送られる)。有効長は1・2号線が8両、3号線が6両編成分である。待合室は島式ホーム(2・3号線)に設置されている。通常は1号線と2号線が使用される。3号線は当駅を始発・終着とする列車、朝ラッシュ時の特急「日生エクスプレス」(土曜は日生急行)待避列車に使用される。能勢電鉄線内で緩急接続がなされるのは、当駅のみである。また、3号線は平野車庫とも接続しているため、車両点検時の入換作業時に使用される。日生エクスプレスの運行開始前、日生急行は通過していたが、1997年(平成9年)の日生エクスプレス運行開始時に全営業列車停車駅となった。現在は当駅を通過する回送や貸切列車なども、一旦運転停車しなければならない仕組みに変更されている。能勢電鉄の本社など、同社の中枢を成す施設が集積している他、住宅地が広がっている。阪急バスの「平野」停留所が駅北西のロータリーにあり、以下の路線が発着している。ターミナル内には案内所もある(能勢電鉄線内の途中駅では唯一)。かつては平野交差点前の「平野自転車駐車場」に発着していたが、2002年4月より現在地に移転した。同駐車場は閉鎖されたまま、現在も放置されている。当駅発着の定期券を買うと、「のせ平野」と表記される。これは、阪急線内から1枚の定期券で購入可能な圏内にある同名の駅(大阪市営地下鉄とJR西日本、いずれも大阪市平野区に所在)との混同を避けるためである。ただし、併記される英語表記は単に「Hirano」である。
出典:wikipedia
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