株式会社ラジオ沖縄(ラジオおきなわ、"Radio Okinawa, Inc.")は、沖縄県を放送対象地域として中波放送(AM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。略称はROK。NRN系列の単独ネット。主要株主は、金秀本社(金秀グループ持株会社)・沖縄映像センター・琉球新報・文化放送・ニッポン放送など。コールサインJOXRは、かつて三重県をサービスエリアとしたラジオ三重、後の近畿東海放送に指定されていたが、ラジオ東海(JOOF)と経営統合・合併による東海ラジオ放送(JOSF)の設立により廃止されたものを、本土復帰により日本の放送法によるコールサインに変更することとなり、使用することとなった。また、琉球の声放送(現 琉球放送(RBCiラジオ))は、1954年に琉球大学財団からラジオ沖縄社に放送施設などを委託して放送をしていたが、このラジオ沖縄社とは無関係である。過去にはCS放送スカイパーフェクTV!に衛星ラジオ放送「はいさい!ラジオ506」を設けて自社制作番組のみ同時放送(全国ネットの時間帯は別番組に差し替え)していたが、2001年9月で終了した。沖縄テレビ放送とは琉球新報社を通じて友好関係にあるものの、さほど強力でない。1990年代後半、AM放送事業をRBCiラジオとの共同経営に一本化し、代わりに沖縄第4局の南西放送の経営に参画する計画もあったが、頓挫した。ROKの那覇本局の送信所は、南城市大里字大里にある。地理的関係から近隣諸国の混信が多く、1998年8月1日に那覇本局の周波数と出力を変更した。しかし、北海道放送(HBCラジオ)旭川局・室蘭局・遠別局、福井放送、東海ラジオ放送豊橋局、信越放送松本局、韓国KBS江陵局等と同一周波数のため、電波が電離層を反射して届く夜間でも、奄美群島の一部を除き、沖縄県外での聴取は至難である。そのため、那覇本局以外の中継局は、混信の影響を受けづらいFM波を使用している。いずれもRBCiラジオとほぼ同じ場所にあり、送信出力も同様であるが、RBCiラジオに比べ受信状態が劣る場合がある。かつては、NRNのラインネット番組の音質が悪く、まるで電話でラジオを聴いているような音声で聞き取りにくかったが、1997年秋の番組改編で改善され、現在は聴きやすくなっている。理由は、当時用いていたNTTの中継回線が、3.4kHz帯域のアナログ専用線だったため。その後、1997年から2000年にかけてBNEという放送局専用デジタル専用線に変わったため、改善した。同様のケースは各地方局の中継局にも見られる。大東諸島には長らく中継局がなく、那覇本局を直接受信出来る時間帯は日中のみで、夜間は外国からの混信で難聴取状態下にあった。2007年4月1日、南大東村に、NHK沖縄放送局・琉球放送(RBCiラジオ)と共同で、FM放送による南大東中継局が設置されたため、難聴取状態は解消された。なお、インターネットラジオのサービス「radiko」には、NRN系列局で唯一、通常版(無料。沖縄県内のみ)・「radikoプレミアム・エリアフリー」(有料会員制)とも参加していない。企業・団体は当時の名称。出典:文化放送制作ニッポン放送制作男性女性男性女性『安盛の暁でーびる』・『方言ニュース』等の人気番組を放送する一方で、常時終夜放送が行われていない放送局でもある(放送時間:5時から、月曜日から土曜日は27時(翌日未明3時)、日曜日24時30分(同0時30分)に放送終了。24時間放送は『ラジオチャリティーミュージックソン』と大晦日から元日にかけて放送する『輝け沖縄行く年来る年』(2007年から2008年の年明けは『特別番組・翔たけ沖縄2008〜音楽大農園』)のほか、そして台風などの自然災害発生時に放送のローカルの特別番組を行うのみで常時終夜放送は行われていない。それは、夜間常駐するスタッフが少ないことや放送する番組がないことや開局時からの財政などがあげられる。毎日、停波を伴う放送中断の時間がある県域局は他に、岐阜放送ラジオ局(ぎふチャン)、日経ラジオ社(ラジオNIKKEI・全国放送)、エフエム富士、エフエム愛媛がある。また新潟放送、茨城放送(過去は栃木放送、信越放送もあった)では、45分から1時間の休止枠があるが、この時間帯は日曜日深夜(月曜未明)以外はフィラーの音楽が流れており、事実上終夜放送とされている。一時期、火曜から日曜の午前3時から4時に三和交通がスポンサーについていた音楽番組が放送され、放送休止時間が4時から5時という時期もあった。過去に、2005年11月4日放送の『オールナイトニッポンR』はラジオ沖縄の番組『ミヤギマモルと信ちゃんのぐーだじょ〜』のパーソナリティを務めている津波信一がパーソナリティだったために、放送したというケースがある(普段ネットはしていない)。放送開始時の音楽はROKのオリジナル録音で琉球箏曲保存会の演奏による「六段」。終了時の音楽はオリジナル録音でピアノ、ビブラフォン、横笛、フルート、鉄琴の合奏による「(竹富島の)安里屋節」のアレンジ曲。琉球王朝から派遣された役人の求婚を断った竹富島の女・安里屋クヤマの物語を歌ったものであり、琉球王朝に対する抵抗意識を含む曲として知られている。開局以来続いているもので、ナレーションのみ、随時更新される。正時跨ぎ番組でなく、かつ時報広告もない場合(主に深夜や土日)は「(毎正)時をお知らせします。JOXR」のアナウンスが流れ時報となる。全国で数少ない定時コールサインアナウンスを心掛けている局である(他局は1990年代の無線局運用規則の改定によりコールサインはアナウンスしなくなったところが多い)近年、キー局からの番組はスポンサードネットなど最低限の番組(ほぼ全局ネット)しかネットされず、以前放送された番組でもノンスポンサーになると番組を打ち切り自社番組に切り替えるケースが多い。『カラフル』『Island Today』『ハルサーミュージシャン・アイモコの音楽農園』過去のレポーター
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。