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大分郡

大分郡(おおいたぐん)は、大分県(豊後国)にあった郡。明治11年(1878年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。天平12年(740年)頃までに成立したとされる『豊後国風土記』において、豊後国の8つの郡のひとつとして大分郡が挙げられている。同書の大分郡の条によれば、景行天皇が巡幸した際に、地形を見て、広く大きいので碩田国(おほきたのくに)と名付けたものが訛ったとされる。また、承平年間(931年 - 938年)に成立した『和名類聚抄』には、この郡に、阿南、稙田、津守、荏隈、判太、跡部、武蔵、笠租、笠和、神前の10郷があったと記されているが、笠租と笠和は重複であるという説もある。『延喜式』神名帳に記される郡内の式内社。豊後高松藩主松平忠昭が大分郡内の府内藩へ転封されると、大分郡のうち46か村が幕府領に復帰し、そのうち35か村は、正徳2年(1712年)に牧野成央が日向延岡藩へ転入した際に延岡藩領に編入され、最終的に幕府直領として残ったのは11か村(高松・原・乙津・松岡・真萱・光吉・赤仁田・百木・安田・長野・今三川)であった。このうち今三川村については、『旧高旧領取調帳』の現存写本では欠落している(取調帳の原本および豊後国分の一次写本は既に失われている)。高松陣屋は日田陣屋と共に郡代の拠点となっていたが、寛政11年(1799年)に幕府は日田での一元管理に方針を転換し、高松陣屋の管轄下にあった大分郡の11か村は肥前島原藩主・深溝松平忠馮の預地となり、以後は島原藩士が高松陣屋に詰めて管理にあたった。この村々は慶応3年(1867年)に島原藩預地から熊本藩預地へと変更され、慶応4年8月28日(1868年10月13日)に日田県へと移管された。※は分知領(上淵村は相給)松平忠昭が隠居した際に、旗本である二男の近鎮に瓜生田・奈良田・直野内山・下田向・中淵の5か村と上淵村の一部を分与した。これらの村々は形式上は独立した所領の扱いであったが、年貢徴収などの村政運営は府内藩によって奥郷野畑組と一体に行われていた。幕府から公認された臼杵藩の御朱印村全279か村のうち、大分郡分は39か村である。『旧高旧領取調帳』では、本村を分割したり、枝村のいくつかを村扱にして村高を割り付けているため、数字が46か村に増えている。臼杵藩では、この御朱印村を数箇村ごとに一まとめにして「村組」という行政上の単位を設けて管理しており、臼杵城下にあたる海部郡町屋鋪村を除いた278か村は、いずれもこの村組に属していた。村組は各地域の事情によりたびたび組替えが実施されたため、組数・所属も時期によってまちまちだが、文政6年(1823年)の時点ではほぼ最終的な村組が確定していたと見られている。大分郡における文政6年の村組は以下の通り※は枝村豊後国内の熊本藩領全63か村のうち、大分郡分は39か村である。なお『旧高旧領取調帳』では、本村を分割したり、枝村のいくつかを村扱にして村高を割り付けているため、数字が58村に増えている。※上徳丸村の枝村日向延岡藩が豊後国内に領地を持つようになったのは、正徳2年(1712年)7月に牧野成央が三河吉田藩8万石から日向延岡藩8万石に転封され入部して以後のことである。前の延岡藩主・三浦明敬(三河刈谷藩へ転出)の知行高は2万3千石しかなかったため、差額の埋め合わせ分として、日向国内の諸郡と豊後国内の三郡(大分・国東・速見)にあった幕府直轄地を新たに延岡藩領に編入した。延享4年(1747年)3月には牧野氏に代わって内藤政樹が陸奥平藩7万石から日向延岡藩7万石に転封されて入部する。この時、牧野氏時代に比べて所領が1万石減少したが、豊後領分については牧野氏時代と変更無くそのまま内藤氏の所領とされた。廃藩置県に先立つ明治4年2月22日(1871年4月11日)、延岡藩の豊後領分は日田県所轄の日向国内五郡(旧富高県域)と交換されたため、延岡藩による支配は終了した。大分郡内の延岡藩領は35か村(うち相給3か村)である。牧野氏は入部直後に山津(現:大分市山津町)に役所を設置したが、正徳5年(1715年)に千歳(現:大分市千歳)に役所を移転し代官所とした。千歳代官所は延岡藩の豊後領支配の拠点となり、内藤氏時代にも引き続き利用された。『旧高旧領取調帳』に記載されている明治初年時点での支配形態は以下の通りだが、大分郡については明治8年の村落統合までの過渡期の内容が反映されていることに加え、現存する二次写本以下では欠落している箇所も存在するため、幕末から明治初年時点の実態とずれが生じている箇所が多く、注意を要する。

出典:wikipedia

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