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ナタ・デ・ココ

ナタ・デ・ココ()とは、ココナッツの汁を発酵させたゲル状のもので、フィリピン発祥の伝統食品である。スペイン語で「ナタ」とは「(液体表面上の)皮膜」の意味であり、「ナタ・デ・ココ」は「ココナッツの上澄み皮膜」を意味する。ココナッツの実の内部に含まれるココナッツ水と呼ばれる液体に、酢酸菌の一種であるアセトバクター・キシリナム(ナタ菌)を加えて発酵させると、表面から凝固してゆくので、一定の厚みになったところでさいの目に切り食用に供する。このゲル状物質は、ほとんど菌の合成するセルロースから成る。寒天に近い外観ながら、独特の歯ごたえがある食感をもち、カロリーが低く、食物繊維が多いのでダイエット食や特定保健用食品としても利用されている。日本においては、1970年代後半にデルモンテ社がフルーツ缶に入れたのが最初とされる。その後食品会社のフジッコがデザートとして商品化したが、当初はまだナタ・デ・ココが一般的になっておらず停滞気味の商品だった。。1992年7月に大手ファミリーレストランチェーンのデニーズがメニューに加える等を経て、1993年春以降にマスコミで大きく取り上げられたことにより大流行した。缶詰や瓶詰として単独で売られるようになった他、今では各種食品、飲料と組み合わせて、デザートや菓子として売られている。以前からナタ・デ・ココと同じものである産膜性の酢酸菌の生産するセルロース・ゲルは、均質なセルロース・コロイドのゲルであることから、スピーカーのコーン紙としてなどハイテク素材としての用途が模索されてきた。近年ではナタ・デ・ココの成分の99%が水分、残りの1%がセルロースナノ繊維であることに着目し、水分を飛ばして乾燥したナタ・デ・ココの繊維質に合成樹脂を浸透させ、有機ELディスプレイの透明基板として使う研究が注目されている。既存のガラス製パネルでは不可能だった、石英ガラス並みの低熱膨張性かつフレキシブルな折り曲げ可能な薄型ディスプレイが再生産可能な植物材料から製造でき、さらにガラス製パネルよりも安価に製造可能な事から、薄型ディスプレイのコスト削減に繋がる可能性がある。

出典:wikipedia

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