新横浜(しんよこはま)は、横浜市港北区にある新横浜駅を中心とする地域及び地名である。狭義の地名としては、新横浜一丁目から三丁目まである。広義には、新横浜北部地区・新横浜長島地区・新横浜南部地区、大豆戸(まめど)町の環状2号沿いも含む。略称は新横(しんよこ)。新横浜区域は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである新横浜都心に指定されている。都心としての新横浜には、上記3地区に城郷地区(小机駅周辺地区)、羽沢地区(羽沢駅(仮称)周辺地区)、新羽地区(新羽・北新横浜駅周辺地区)が加わる。新幹線が開通する前は、横浜市内最大の水田地帯で、鶴見川を中心に鴨居・川和方面から小机、新羽、岸根、大倉山方面に至るまで、一面の田畑が広がっていた。1964年に東海道新幹線、翌年環状2号が開通し、1976年に「ひかり」が停車するようになって以来、企業やホテル等が集積し、著しい発展を遂げてきた。新幹線によって出来た街である。1985年3月14日には市営地下鉄が延伸開業し、さらに、 横浜アリーナや、新横浜プリンスホテル・ペペの開業、2002 FIFAワールドカップの決勝戦が横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたことにより、知名度は大きく上がり、イベントとビジネスの街として成長している。新横浜駅は1992年には「のぞみ」の運行開始でその停車駅となり、その後年を重ねるにつれ新幹線の停車本数を増やしていき、ついに2008年3月15日のダイヤ改正では「新幹線全停車」という最高レベルに格上げされた。2019年に本地区を通る神奈川東部方面線が開通する予定で、相鉄線方面・東急東横線方面からの利便性が向上する。新幹線の線路より北側の、横浜上麻生道路、太尾新道、鳥山川に囲まれた地域である。新横浜と言えば大体この地区を指し、オフィスビルやホテルなどが林立している。駅の目の前には環状2号が通っており、新横浜ラーメン博物館もこの地区にある。新横浜一丁目~新横浜三丁目には半導体関連、CAD、画像関係等のいわゆる、IT企業が多数集積している。雑居ビルも多く、オフィスが多いためテナントはコンビニ・喫茶店・居酒屋・カラオケ屋が主である。ほぼ碁盤の目状に区画整理が行われ、共同溝も掘られていて、電線・電話線は見えず、整然とした街並みである。新横浜駅北口にはバスターミナル(高速・空港バス含む)とタクシープール、プリンスホテルの正面玄関には空港バス乗り場が設けられている。"新横浜駅発着路線バス一覧"新横浜駅北口を出てまっすぐ進むと鶴見川の支流の鳥山川があり、浜鳥橋、鳥山大橋、ワールドカップ大橋が架かっている。さらに山側には鶴見川の本流が流れており、新横浜大橋、亀甲橋が架かっている。鳥山川の土手には「新横浜駅前公園」が設けられ、簡易アスレチックも併設され、近所の住民の散歩コースになっている。近くを流れる鶴見川は昔から何度も氾濫している川なので、川寄りのビルの地下には貯水槽が設置されている。鳥山川の対岸には、日産スタジアム(旧横浜国際総合競技場)があり、サッカーの試合、著名アーティストのライブなどのイベントが開催されると、この辺りは人で溢れかえる。また、さらに2.5kmほど先には第三京浜港北ICがある。新横浜駅北口の北東方向には、円柱状の高層ビル「新横浜プリンスホテル」(42階建て 149m)が在り、そのホテルに直結している商業施設「プリンスペペ」は休日になると買い物客で賑っている。その斜め向かいには横浜アリーナがあり、イベントが行われる際には駅は人で溢れ、歩道および陸橋は大混雑となる。新横浜に初めて建った超高層ビルであるプリンスホテルは、新横浜のシンボル的存在である。移設前のタクシープール直上に地上19階・地下4階建ての駅ビル(キュービックプラザ新横浜・ホテルアソシア新横浜)は2008年3月26日に開業し(ホテルアソシア新横浜は4月1日開業)、駅ビルからバス乗り場・既設歩道橋へ繋がるペデストリアンデッキが同年11月26日に開通した。新横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅方面の隣駅である北新横浜駅の東側一体が、開発中の新横浜長島地区である。(横浜市都市整備局) 「長島」の名は事業地であった新羽町の字から採っているが、町名変更に伴い北新横浜一・二丁目となっている。市営地下鉄は、北新横浜駅から新羽駅の少し先まで高架区間になる。北新横浜一丁目には地下鉄の新羽車両基地がある。横浜環状北線の新横浜出入口を建設中である。新幹線の線路より南側の新横浜篠原線・新横浜南口線(道路)を軸とした、篠原町・大豆戸町の一部を指す。北口とは対照的に、駅前には小規模なロータリーと雑居ビルが1棟あるだけである。駅前の通りを菊名方面へ行くと、港北七福神の1つ、大黒天が祀られている大黒天正覚院がある。篠原口から篠原消防出張所の脇を曲がると、篠原八幡神社があり、名木古木に指定されている木々が茂っている。この地区の道路状況は極めて悪く、見通しの悪い道や狭い道が多々あるが、市と住民・地権者との対立が続いており、開発・土地区画整理は難航を極めていた。ゆえに、横浜線では2分程度で到着できる菊名駅から徒歩では20分以上かかるなど、不便さが目立つ。2003年3月31日に本地区の事業計画「新横浜駅南部地区土地区画整理事業」が失効した。これにより本地区を通る予定であった、「都市計画道路新横浜篠原線」・「都市計画道路新横浜南口線」・「横浜市道新横浜元石川線」の延長・拡幅も白紙撤回となった。2006年現在、市は上記の計画を再施行すべく、「新横浜駅南口駅前地区の話し合い」を地権者向けに開催している。開発の余地が多くある為、これから発展が見込まれる地区である。1975年に区画整理が行われ、鳥山町・岸根町・篠原町・新羽町・大豆戸町の一部から新設された。地名は新幹線の駅名に因む。
出典:wikipedia
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