八千代市(やちよし)は、千葉県北西部の葛南地域に位置する市。人口約19万人、6位の市原市に次いで県内第7位の市である。住宅団地発祥の地として知られており、現在も東葉高速線沿線を中心に宅地開発が行われている。東京都特別区部への通勤率は26.6%(平成22年国勢調査)。八千代台団地竣工以後、急激に人口が増加した。団地建設で人口が一気に2倍以上となったのは京都府八幡市などの例もあり、市の特徴も両市で類似している部分が多い。1975年には人口10万人以上の都市で全国一の人口増加率となり、年少人口も多かった。その年代の住民は京成線沿線に多く住んでおり、高齢化が進んでいる。その一方東葉高速線の影響で人口増加率が復調し、再び年少人口が増加している。今後の人口推移に関しては八千代市自身、国立社会保障・人口問題研究所、民間機関の3者による推計が2015年に公表されている。その中でもっとも多くなると予想している八千代市自身の推計では、2028年に204,524人でピークアウトし、その後は減少し続け、2060年には172,028人になると予想している。これとは別に、2014年に改定された八千代市都市マスタープランでは「平成34年度(2022年度)に216,000人」という人口を想定しており、都市計画についてはこちらの想定を基に行われている。利根川水系の河川のみが流れている。低地では稲作が行われ、台地では梨の栽培がおこなわれている。八千代市産の梨は昭和期には「阿蘇ナシ」の名で出荷され、現在はほとんどが直売される。種類別では野菜(ほうれんそう、にんじん等)が生産額のおよそ半分を占め、次いで畜産、梨などの果実、米が続く。牛乳生産も盛んで、コーシン乳業の牧場や工場、「八千代牛乳」ブランドの生産者である千葉北部酪農農業協同組合(北酪)の本所が市内に存在する。八千代市の中では比較的古い市街地である。昭和後期の大開発によりベッドタウンとして発展し、京成本線沿いに住宅地が広がっている。成田街道の宿場町だったことから、市域では歴史ある旧市街地。現在は開発の余波を受けてその姿を変え、宿場町としての面影はほとんど残っていない。北部に国道296号が通じており市役所や消防署も立地しているが、畑地も点在しており住宅密度は高くない。京成大和田駅前では50年以上続いた区画整理事業が終了したが、立ち退いた商店の多くが戻らず、新規店舗開店も少ないため、空き地が目立つ。日本初の住宅団地「八千代台団地」が建設された地域で、住宅団地発祥の地である。八千代台駅を中心として旧来からの住宅が密集しており、東西南北別に細かく住所が区分されている。また市内では最も人口密度が高いが高齢化が進んでいる。商業施設の集まる駅周辺では道路が放射状に延びており、高津川を挟んだ北西隣には自衛隊習志野演習場があり、訓練時にはヘリコプターやC-1輸送機などの音が響く。自衛隊習志野演習場に隣接した、高津団地を中心とする住宅地。中央を高津川が流れている。北部の国道296号周辺は主要県道が多く集まっているが、道も狭いため非常に交通量が多く、新木戸交差点などは渋滞箇所として知られている。勝田台駅・東葉勝田台駅を中心とする地域で、中心部には商店街が立地する。南部は住宅団地であるが、北部に国道296号、西部に国道16号が通じ交通の便が良い。新川にほど近く、支流の勝田川も流れており比較的高低差がある。位置的に市の外れであり佐倉市に隣接しているが、中心駅は鉄道2路線・市内利用客数第1位の拠点性があり、佐倉市民も多く集まる拠点地域である。学生も多く集まるが、特に村上団地など北部から多くの市民がバスまたは自転車で駅へと集まるため、駅周辺には自転車駐輪場も多く整備されている。勝田台駅開設以降より発展した南部地域であるが、大型店舗や近隣地域へ買い物客が流出し、人口増加も落ち着いているため、活性化が求められている。平成8年の東葉高速線の開業に伴い駅周辺の宅地開発が行われた。村上・八千代中央・緑が丘などの駅沿線を中心に中・高層マンションが林立し、村上駅前にフルルガーデン八千代、ヤマダ電機等、八千代緑が丘駅前にイオン、TOHOシネマズ等の商業施設がある。東葉高速線が開通した新興地域。東葉高速鉄道本社や車庫などがあるほか、イオンや映画館などの商業施設が豊富である。国道を隔てた高津地域とは性格が異なり、新興住宅街が中心で高層マンションも目立つ。西部は元来沼地であり、新川水系の支流もあることから高低差が激しい。吉橋工業団地がある他は粗放な土地だったが現在でも区画整理が続いており、国道296号周辺の道路混雑も解消すべく北西部へ向け更なる開発が進んでいる。東葉高速線八千代中央駅開業前より団地が建設され、開業後も周辺の宅地化や高層マンションの建設が進んだ。大和田地域から続く旧来の住宅街も残っている。南部はバイパス道路等も通じるが交通量は総じて多く、八千代郵便局・八千代警察署・八千代市消防本部などの行政機関がある他、市民会館や八千代総合運動公園があり、市の中核の一つである。新川との関わりが深く、川沿いに水田が多い。国道16号線が通っていることから道路の便がよく、イトーヨーカドー、ジョイフル本田をはじめとする商業施設が多い。村上駅開業後は宅地開発が進んでいる。地域中央には大規模な村上団地があり、村上緑地公園を挟んで東隣に上高野工業団地がある。村上団地の辺縁には高校が多く立地する。北部は主要道周辺以外広葉樹林や果樹園が多く、ナシ等の栽培が盛んである。八千代緑が丘駅・八千代中央駅に挟まれた地域。駅に遠いため住宅などは少ない。八千代工業団地、東京女子医科大学八千代医療センター、ローズガーデンがある京成バラ園(京成バラ園芸経営)がある。鉄道駅には遠く、米本団地、大学町の住宅地域のほかは主に農地である。ナシや野菜の栽培等の近郊農業が行われている。秀明大学、東京成徳大学がある。市の中心駅は八千代中央駅当市内に有料道路はない。有料道路へのアクセスには最寄りの東関東自動車道の千葉北ICまたは湾岸習志野ICや、京葉道路の穴川IC・武石IC・花輪ICや茨城県方面からは常磐自動車道の柏ICや圏央道の牛久阿見IC等が利用される。
出典:wikipedia
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