南砂町駅(みなみすなまちえき)は、東京都江東区南砂三丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)東西線の駅である。駅番号はT 15。島式ホーム1面2線を有する地下駅。東西線の快速通過駅では唯一の地下駅である。曲線上にあり、ホームから西船橋方面を望むとトンネル出口が見える。トンネルの出口に近く、周辺の宅地化も進んでいるため、線路には地上区間の駅と同様にバラストが敷かれている。出入口は、西口に1ヶ所と東口に3ヶ所、計4ヶ所ある。エレベーターやエスカレーター、バス・タクシー乗り場などは東口にあり、駅事務室は西口にある。(いずれも撮影は2008年2月10日)2011年、東京メトロは現行のホームの南側にホーム1面と線路1線を増設し、駅の構造を中線を備えた島式2面3線構造に改め、朝ラッシュ時に中野方面行列車の相互発着を実施するという計画が発表された。この工事では、線路とホームの増設だけでなく、現在ホームの両端の上階にある改札口を中央に移設するとともにコンコースを大幅に拡張する。完成予定は2020年度で、総工費は340億円。現在は支障物の撤去や土留の地下連続壁築造が行われている。2014年3月に広報施設「メトロ・スナチカ」が駅前に開設された。2014年度の一日平均乗降人員は62,151人であった(前年度比+3.8%)。利用客の多くは当駅周辺から都心方面に通勤・通学する住民であるが、当駅周辺にあるオフィスビルや医療センター、商業施設を目的地とする利用客も多く、大型商業施設が立地している事から買い物客も多く利用している。乗降人員に対してホーム幅員が狭いため、朝夕ラッシュ時を中心に東口方面の乗り場は非常に混雑する。そのため、混雑対策として、前記したホームの増設などの大規模改良工事が行われている。近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。駅周辺では再開発が進行しているが、現在でも空地が目立つエリアもある。また、街の中心地はトピレックプラザや江東区役所南砂出張所周辺となっているため、再開発地域を除いては町外れの印象が強い。駅事務室を有する出口であるが、エスカレーターやエレベーターがなく、自動改札機の通路数も東口より少ない。地上に出てもバス・タクシー乗り場はない。ホームと改札階、改札階と地上を結ぶエスカレーターとエレベーターが設置されている。バス停留所やタクシー乗り場も設置され、徒歩5分圏内に複合商業施設や公共施設が存在する。こちらは西口よりも利用者が多い。当駅周辺では、以前の工場・倉庫地帯であった31haの土地に医療施設や公園、大規模商業施設や大型集合住宅を建設する再開発が行われており、当地への永代通り・丸八通りの延伸をきっかけに本格的に開始された。この計画により対象地域の大部分を占める新砂三丁目は変化し、南砂町ショッピングセンターSUNAMOをはじめ、大規模高層住宅や医療・福祉の複合施設(高齢者医療センターなど)などが完成した。周辺の公園も再整備が進んでいる。この計画は一時変更や縮小などがあったが、前記したように2008年10月9日に3番出口から徒歩5分ほどの場所に三菱地所の大規模商業施設「SUNAMO」がオープンした。また、江東区の「長期的な構想」と位置付けられつつも、亀戸駅 - 西大島駅 - 南砂町駅 - 新木場駅間においてLRT(新型路面電車)の新線計画も存在する。3番出口の駅前ロータリーに「南砂町駅前」停留所が設置されている他、永代通り沿いに「南砂町駅入口」停留所が設置されている。西口からは徒歩4分ほどのところに「日曹橋」停留所がある。東京都交通局の公式サイトによると、「南砂六丁目」停留所なども駅接続の扱いを受けており11番乗り場まであるが、駅前にある停留所は下記の2ヶ所である。なお、いずれの停留所とも発着するバスの本数はラッシュ時を除けば1時間に数本程度である。
出典:wikipedia
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