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ジキルとハイド (テレビドラマ)

『ジキルとハイド』は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの代表作「ジキル博士とハイド氏」をアレンジして、東宝が製作・フジテレビ系列で放送されたサスペンスドラマで、全13話。作品自体は1969年に完成していたが、放送されたのは1973年1月9日から同年4月24日。当初ゴールデンタイムに放送する予定で製作していたが、実際には深夜枠(毎週火曜日 23:15 - 24:11)で放送された。近年ではCSファミリー劇場で2001年2月に、2006年12月には丹波哲郎追悼特集の一つとして再放送された。慈木留(ジキル)総合病院の副院長で医学博士の慈木留公彦は患者が調合した幻覚作用のある薬の改良に没頭していた。しかし自らが実験台としてその薬を飲んだ瞬間、彼は背奴(ハイド)という別人格の人間となってしまう。別人格である背奴は実に凶暴な性質で背奴となった慈木留博士は暴漢となり殺人・強姦を繰り返すようになるが元の人格に戻ると背奴の時の記憶が残っていない。やがて、慈木留博士の妻・美奈と頻発している殺人・強姦事件の捜査をする毛利刑事は慈木留博士の異変に気づくが……。本作は、当時としてはまだ珍しかった外国小説を原作に持った作品として1969年から制作が開始され、1970年4月番組改編からゴールデンタイムでの放送開始を目指して製作された。1970年の3月には全13話完成していたが、1973年1月9日に当時ノンスポンサー枠である23時台で放送開始されるまで3年間店晒しとなってしまった。これは製作当時のゴールデンタイムでの放映の限界を超えていた内容が原因とされる。製作が完成しながらゴールデンタイムでの放送が実現しなかった理由の表向きは「ホラー番組が飽きられた」とされたが、真相は「広告代理店から敬遠された(試写の後、広告代理店の若手担当者から「わかりにくい」と敬遠された)」ことによる。本作は暴力とセックスを描写していた。五社は映画監督専業になってから暴力とセックスを描写させたら右に出るものなしと称されており、それは本作でもいかんなく発揮されていた。原作は人間の二面性の描写に重点を置いていたが、本作では「謎の薬による二重人格者」による犯罪、それも毎週のごとく殺人と強姦を繰り返すという筋立てに仕上げた。強姦シーンでは直接的な強姦そのものの映像描写ではなく、篠山紀信撮影のヌード(ヘアヌード写真ではない)をサブリミナル的に散りばめるという斬新なアイディアが施され、アート作品的なアプローチで表現されてはいたが、五社得意の暴力とセックス描写が売りの本作は、ホームドラマ全盛期の当時ではゴールデンタイムでの放映は受け入れがたいものであったとされる。また、同じ時期に広告代理店がつかない事を理由に当該作品と同じ憂き目を見たドラマが存在し、それが『恐怖劇場アンバランス』である。

出典:wikipedia

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