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モバHO!

モバHO!(モバホ!)とは、2000年代に日本で放送されていた、放送衛星MBSatを利用した移動体向けマルチメディア放送(2.6GHz帯衛星デジタル音声放送)の愛称である。正式名称及び運営会社名は「モバイル放送」。モバHO!は、衛星波により日本全国どこでも専用の携帯端末で有料放送を楽しめるというシステムで、スカパー!やケーブルテレビで放送されている人気チャンネルを8チャンネル、音声番組を40チャンネル、そしてデータ放送を配信していた。2004年10月20日にサービスを開始した。サービス開始3年後の2007年に会員数を最低でも150万、目標は200万としており、海外進出の展望もあったが、2006年に開始された無料のワンセグと競合。2008年時点で会員数は約10万と伸び悩み、赤字を改善できず事業継続を断念。2009年3月31日15時(JST)に約4年半にわたったサービスを終了した。モバHO!は東芝を筆頭株主とし、88社が出資するモバイル放送株式会社により運営された。2007年に東芝の子会社となった。従来の衛星放送は家屋などに固定したアンテナで受信する、固定受信局向けの放送である。放送衛星は高度約36,000kmの静止軌道から、12GHz帯(Kuバンド)を用いて100〜200W程度の送信出力で放送する。従来のシステムでは、この放送波を受信するためはパラボラアンテナのような高利得アンテナを用いる必要がある。こうした高利得アンテナは指向性が鋭いため正確に衛星に向ける必要があり、自動車などの車両に取り付けたアンテナでは受信が困難である。衛星が見通せないトンネル内や地下、高架下では受信ができなかった。モバHO!のシステムでは放送周波数に2.6GHz帯(Sバンド)を用いる。周波数が1/2になると空間の伝播損失は1/4になり、他の要因とあわせ従来の衛星放送に比べ約1/13のロスで済む。また、衛星側のアンテナとして12m径の高利得アンテナを用いることで実効輻射電力を増加させている。このため受信機のアンテナを小型の無指向性の物にすることができ、受信機を携帯端末サイズにまで小型化することが可能であった。なお携帯端末にはパッチアンテナ(マイクロストリップアンテナ)を採用した。放送方式は、ITU-R勧告 BS.1547 "Terrestrial component of systems for hybrid satellite-terrestrial digital sound broadcasting to vehicular, portable and fixed receivers in the frequency range 1 400-2 700 MHz"のSystem Eを使用している。大都市圏向け(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡など)のサービスであるが、衛星が見えないトンネル内やビルの谷間ではギャップフィラーを用いて受信可能にする。これは衛星を見通せる場所に設置したアンテナで受信した信号を、衛星からの電波の届かない場所に再送信する中継局である。ギャップフィラーには、S帯の電波を再送信する形式と衛星から通信として送られてくるKu帯のTDMの電波をS帯のDS-CDMに変換して再送信する形式があった。しかしギャップフィラーの設置されていない日本国内(特に地方)の大半の地域での衛星が見えないトンネル内やビルの谷間での受信環境が良くなく、特に地方のモバイル放送の受信契約者からはギャップフィラーの設置や増設が待たれていた。
モバイル放送の契約者増を図る為には、受信契約者に対する充実した対策やパラボラアンテナのような高利得アンテナを用いない簡便さをアピールするためのコンテンツの充実が望まれた。放送方式は、日本国内では唯一の直接拡散符号分割多重方式(DS-CDM)を採用している。国際的にITU-R Rec. BO. 1130-4 Digital System Eとして採択されていた。MBSATのモバHO!放送システムに対して、コールサインJO900-SB-DSが総務省関東総合通信局より付与された。なお、他の日本国内の衛星放送は2007年11月までにチャンネル運営を行う社団とその委託を受けて中継を行う衛星運営企業との上下分離を完了しており、チャンネル運営と衛星運営を兼ねる放送事業者はモバイル放送が唯一となった。放送を受信する機器は、携帯型・車載型・PCカード型の3種類が提供された。AVケーブルを接続して普通のテレビでも視聴する事が可能。当初、携帯型受信機は東芝とシャープがそれぞれ発売した。このうち、東芝製の「モバビジョン」は2006年2月に「リチウムイオンバッテリーパックが膨らみ、バッテリーケースの蓋が閉まらない」というトラブルが起きることが判明したが、その後改善した。この東芝・シャープの製品は生産完了により終息し、モバイル放送社自身がカーキットと呼ばれる車載用、またホームキットという屋内受信用のセットを販売していた。2006年には携帯電話内蔵型(DoCoMo『MUSIC PORTER X』三菱電機製)やカーナビ内蔵型(トヨタ純正ディーラーオプション)も登場したが携帯電話内蔵型は後に続く機種がなく、事実上MUSIC PORTER Xのみで生産終了した。2007年6月にはワンセグ放送の視聴も可能な携帯型受信機(アップグレードによりモバイル放送だけでなくワンセグ放送の録画も可能)を新たに販売開始した。このほかアイリバーの開発した受信機「U:MO」(ユーモ)を、USENが「モバイルUSENクラブ」という会員制サービスでレンタル提供していた。なお、同クラブは2008年2月末日をもって新規入会受付を終了した。U:MOはB20という型式に変更されアイリバーが販売を継続した。2005年10月から11月にかけて映像チャンネルの圧縮方式をMPEG-4からH.264に段階的に移行し、11月28日からは全ての番組をH.264で送信されるようになった。それに伴い10月から11月にかけて、受信機器では衛星ダウンロードによるソフトウェアの自動あるいは手動更新を行う必要があった。また、PCカード型受信機ではインターネットからのダウンロードで対応した。2009年3月時点で、モバHO!で提供していたサービスは以下の通り。一部を除いて有料放送である。なおモバイル放送に与えられている免許は音声放送(超短波放送)であるため、映像放送については簡易動画付という位置づけであった。有線ラジオ放送『USEN440』の同名のチャンネルを、同時放送。約50タイトル。日本文字放送(テレモ)・東京データネットワーク制作の文字放送と、独自コンテンツからであった。他2009年3月より前に放送を終了したチャンネルについて記載する。他

出典:wikipedia

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