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ウイングガンダムゼロ

ウイングガンダムゼロ / ウイングガンダム0("Wing Gundam ZERO") は、1995年放送のテレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)の一つ。通称は「ウイングゼロ」、または「ゼロ」。作中の年代である「アフターコロニー」(A.C.)史上初のガンダムタイプMSで、「ウイングガンダム」に次ぐ番組後半の主役機。作中最強のMSのひとつであり、パイロットを廃人に追い込む危険のあるインターフェイスシステムと、強大な兵器を装備している。作中では「カトル・ラバーバ・ウィナー」を初め多くの主要人物たちによって乗り継がれるが、最終的に主人公「ヒイロ・ユイ」の搭乗機となる。メカニックデザインは大河原邦男が担当。テレビ放送終了後に発表されたOVAおよび劇場用アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』(以下『EW』)では、カトキハジメによって大幅にデザインが変更された。この2つのウイングゼロはそれぞれ「テレビ版」「EW版」として区別されているが、設定上は同一機体とされている。カトキいわく、「こうしたデザイン違いは『EW』がテレビ版のカーテンコールであるという位置付けから、ファンサービスを充実させた結果である」とし、「テレビ版に対するパラレルワールド的な要素としてのものである」と説明している。一部の設定が改変・追加された漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』(以下『敗栄』)、および小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(以下『FT』)では、カトキがテレビ版を基にデザインした「ウイングガンダムプロトゼロ」が登場する。いずれも詳細は後述。本項では、外伝作品『新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜』などに登場する各派生機についても併せて記述する。オペレーション・メテオが実行される約15年前のA.C.180年頃、A.C.史上初の戦闘用MSトールギスを開発した6人の科学者たちが、コストと実用性を度外視し、高性能のみを追求し設計した機体。画期的な新素材であるガンダニュウム合金を装甲や構造材に採用した初の機体で、のちにハワード博士を除く5人の科学者たちが開発したガンダムタイプMSの雛型でもある。その戦闘力は最強のMSと呼ばれたトールギスをもあらゆる面で凌駕し、主武装であるツインバスターライフルの威力もあって単独での敵拠点攻略を可能としている。しかし、トールギスの問題点であった「人間が制御できない欠陥機」という側面もさらに助長されており、これを克服するために搭載されたインターフェイス「ゼロシステム」で発覚した新たな危険性もあって、科学者たちはこれら一連の設計データを封印した。それ以前に、当時の技術水準では製造自体が不可能であり、A.C.195年にカトル・ラバーバ・ウィナーがH教授の設計図を発見するまでの15年間、実機の製造は行われなかった。(リーオーをオールレベル100として換算)ゼロシステム ("Z.E.R.O.System")、正式名称「Zoning and Emotional Range Omitted System」(直訳すると「領域化及び情動域欠落化装置」)とは、分析・予測した状況の推移に応じた対処法の選択や結末を搭乗者の脳に直接伝達するシステムで、端的に言うと、勝利するために取るべき行動をあらかじめパイロットに見せる機構である。コクピット内の高性能フィードバック機器によって脳内の各生体作用をスキャン後、神経伝達物質の分泌量をコントロールすることで、急加速・急旋回時の衝撃や加重などの刺激情報の伝達を緩和、あるいは欺瞞し、通常は活動できない環境下での機体制御を可能とする。さらに外部カメラ、センサーによって得た情報を、パイロット自身の視聴覚情報として伝達。このため、通常のモニター機器は補助的なものでしかなく、基本的にコンソール中央部の球状レーダーおよび周囲壁面に表示されるエネミーマーカーのみで戦闘行為を行う。しかし、その機能は同時にある致命的な欠陥も露呈させることとなった。そもそも、本システムが提示する戦術とは、基本的に単機での勝利を目的としたもので、目的達成のためであればたとえ搭乗者の意思や倫理に反する行為も平然と選択する。状況によっては搭乗者自身の死や機体の自爆、友軍の犠牲もいとわない攻撃など、非人間的な選択が強要されることもあり、これがパイロットの精神に多大な負担をかける。そのため、このシステムを使いこなすには、自身の感情をコントロールし、かつシステムの命令を押さえ込むだけの強靭な精神力が要求される。テレビ版の1年後の戦いである『EW』まで、このシステムを用いて戦い抜くのはヒイロ・ユイのみである(ゼクス・マーキスの搭乗機ガンダムエピオンに類似のシステムが搭載されているが、『EW』には未登場)。小説版『EW』では、アルトロンガンダムとの戦闘時、ヒイロはゼロシステムからの命令を一切無視して戦闘を行っていることが明記されている。ヒイロ以外の4人のガンダムパイロットおよびゼクスもこの機体に搭乗しシステムを体験、各々の未来を垣間見る。また、カトルは一度だけサンドロックにシステムのコピーを搭載し、広域の集団戦闘に置ける状況分析と把握のサポートシステムとして利用する。地球上での活動を重視した5機に対し、ウイングゼロは宇宙戦闘に特化した機体として設計されたが、大気圏内での戦闘も可能な汎用性も持つ。2枚の開閉式カバーを持つ背面2基のウイングスラスターを始め、全身各所に多数の加減速・姿勢制御用スラスターを配置し、トールギス以上の機動性、運動性、飛行能力を発揮する。劇中では大気圏内においてガンダムエピオンと互角の空中戦闘を行う。大気圏突入や長距離巡航を目的とした航空機形態。変形方法は背部のウイングのカバーを平行に展開させ、頭部・下半身を180度回転、両膝・肩アーマーを折り畳み、足首収納と同時にゼロバーニアを露出、フロントスカートとサイドアーマーを副翼の如く立たせた後ウイングシールドとツインバスターライフルを背部ジョイントにマウントして変形を完了する。この変形方式は後に開発されたウイングガンダムにも採用されたが、こちらは若干過程が省略されており、新たにランディングギアなどの新機構が加えられ、より鳥らしいシルエットとなっている。劇中では当形態で初登場し、宇宙要塞バルジの管制官からはシャトルと誤認される。最終回では、地球に突入しつつあるリーブラの破片を大気圏突入しつつツインバスターライフルで破壊し、当形態に変形して重力圏を離脱するという芸当を見せる。父親の死を目の当たりにしたカトルが、家族を死に追いやったコロニーの人々と、宇宙に存在する武器を憎悪し、H教授の残していた設計図を元にウィナー家の資産で製造する。しかし、カトルはゼロシステムに精神を蝕まれ、友であるトロワ・バートンが搭乗するヴァイエイトを撃墜寸前に追いやる。その結果ようやくゼロから解放されたカトルは月面基地においてメリクリウスの自爆装置を作動させ、この機体を消滅させようとするが結果的に失敗に終わる。その後、機体を回収したOZ(オズ)の技術士官であるトラント・クラークによって稼働実験が行われるが、やがてゼロシステムで暴走したトラントはデュオ・マックスウェルが搭乗するガンダムデスサイズヘルとの戦いで自滅し、機体はそのまま宇宙を漂流する。のちに機体を発見したOZ部隊によって爆破処理されようとしたが、そこを襲撃してきたゼクス・マーキスが自身の乗機とし、サンクキングダムでのヒイロのガンダムエピオンとの対決の後に互いの機体を交換する。地球軌道上におけるエピオンとの最終決戦では激闘の末に勝利。そして地球へ落下するリーブラの破片を狙撃し、これを破壊する。なお、漫画版ではエピオンを含む6機のガンダムでリーブラを破壊した。OVA公開当時は「ウイングガンダムゼロカスタム」とも呼称されたが、徐々に「ウイングガンダムゼロ(EW版)」という名称表記へと移行していった(詳細は「#名称・あつかいについて」を参照)。機体色はほぼ白青のツートン。兵器的な無骨さを持つテレビ版とは対照的に、天使を髣髴とさせる4枚の翼、甲冑的な意匠を取り入れた本体部と、よりキャラクター性を重視したスマートなデザインとなっている。カトキによれば、テレビ版のデザインはあまり羽根らしいシルエットではなく、一部の女性視聴者から「虫みたい」などと評されるものであったことから、「ウイング」という名に決着をつけることも意図されたという。テレビ版のネオバード形態への変形機構は廃止され、武装も一部省略されている。ほかの4機は頭部のみ石垣純哉のデザインであり、フェイスの形状はテレビ版に準じたものになっているが、本機のみすべてがカトキのデザインのため、1機だけテレビ版とフェイスの形状が変わっている。ただし『EW』の1話ではテレビ版のゼロと同じ形状で描かれたシーンがある。4枚の翼は本体同様ガンダニュウム合金で製造されており、2枚ずつ2対からなる。1対は自在に開閉・移動が出来る可動式の主翼2枚、もう1対は翼自体の面積が可変する副翼2枚で構成されており、機能的にはバーニアとして特化している。この主翼は地上では文字どおり翼として、宇宙空間ではAMBAC作動肢として機能し、機体にトールギスを超える破格の超大推力・機動性・運動性を与える。大気圏突入時は主翼全体で機体を覆い、摩擦熱から機体を保護する。また主翼を2枚喪失したとしても、飛行能力が損なわれることはない。劇中ではカトキの提案により、荒唐無稽に見えてもあまり機械らしい動きはさせず、しなやかに羽ばたき羽毛を散らしながら飛ぶ演出がなされた。また惑星間航行用ブースターを装着することも可能。『敗栄』『FT』では、後述の「プロトゼロ」を改修して完成した機体と設定され、映像版にはない機構として、ゼロシステム起動時に、頭部の耳部分が開き羽状のセンサーユニットらしきものが展開し胸部サーチアイ下部の装甲が下にスライドして開くギミックが追加されている。プロトゼロが、ゼロシステムで暴走したトラントによって自爆大破した後、デュオの協力を得たハワードが、同じく大破したゼクスのトールギスF(フリューゲル)と共に回収。ゼロシステムが提示した改修案を基に、トールギスFに装着されていたウイングバインダー(『敗栄』での4枚の翼の名称)とウイングガンダム(EW版)の外装を組み合わせた当機体へと変貌する。武器と最終装甲・プロペラント以外の全機能を完備しており、短時間であればこの状態での稼動も可能である。同時に、装甲などの外殻にも依存していたMSの構造応力をフレームそのものだけでまかなうことに成功した。これは、装甲と内部構造の完璧な分離に成功したということでもある。つまり、既存のOZ製のMSのように、外装の損壊によって稼動不良に陥ることがなく、全装甲の90パーセントを喪失しても戦闘を継続でき、このフレームにより人間と同等の可動範囲を持つ。このゼロフレームの時点で、ウイングゼロはすでにトールギスの性能を凌駕していたと言えるが、これはさらにトールギス1機分(以上)の武装や装甲追加を前提としたものであった。なお、この機構は宇宙世紀シリーズに登場した「ムーバブルフレーム」と性質が酷似している。OVA発売と同時期に販売されたEW版デザインの1/100HGのプラモデル、2000年発売のパーフェクトグレード版では「ウイングガンダムゼロカスタム」という名称で販売されている。これは商品名を変えることによって混乱を避けるため、および商品登録にてテレビ版との混同を避けるための策である。しかしリデザインされた同一機ではなく改良機と誤解を招くことから、2004年に発売されたマスターグレード版と、2007年に発売されたパーフェクトグレード版「パールミラーコーティングVer.」での商品名は「ウイングガンダムゼロ(エンドレスワルツ版)」となり、2014年発売のリアルグレード版では「ウイングガンダムゼロ EW」となっている。同様に、劇場版のパンフレットなどにおいて初期の5機のガンダムのリファインデザインがカトキハジメによって描かれ「アーリータイプ」と呼ばれたが、のちに商品化された際に「Ver.Ka」とも呼ばれるようになっている。これは本来ウイングガンダムとウイングガンダムゼロが別機体であるためで、ウイングガンダムのみ改修された「レイトモデル」が存在しない。スーパーロボット大戦シリーズでは、『第2次スーパーロボット大戦α』までは「カスタム」と付いていたが、『第3次スーパーロボット大戦α』からは「ウイングガンダムゼロ」と表記されている。SDガンダム GGENERATIONシリーズでは、2005年5月に発売された『DS』ではゲーム中では「Wゼロ (EW)」となっていたが、公式サイトでは「カスタム」のまま、2006年8月に発売された『PORTABLE』ではゲーム中でも「カスタム」のままである。2009年8月6日に発売された『WARS』以降の作品では「Wガンダムゼロ(EW)」と再び変更されている。2009年12月3日に発売された『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS』では「ウイングガンダムゼロカスタム」の名称であるが、こちらはプレイ中機体の名称が略される上、テレビ版デザインの機体も存在するので区別しやすくするためにカスタムの名称が使われている(ゲーム内でテレビ版はウイングゼロ、EW版はゼロカスタムと略される)。しかし2012年4月5日に稼動した同じくテレビ版とEW版が揃って登場する次々回作のEXVS.FBでは「ウイングガンダムゼロ(EW版)」の名称が使用されている(略称は共にウイングゼロだがEW版には(EW版)と付いている)。これまで3Dアクションゲームでテレビ版デザイン機とEW版デザイン機がそろうことはなかったが、先述のVS.シリーズのNEXT PLUSで初めて2機の登場が実現し、W系のキャラクターからは2機とも同じ機体としてあつかわれている(ヒイロを含むテレビ版の機体に搭乗するキャラクターがEW版デザインのウイングゼロを見てもウイングゼロと認識する、また逆も同じである。しかし他作品のキャラクターからは2機共若干違うあつかいを受ける)。「GUNDAM PERFECT MISSION」においては、テレビ版とEW版が同時に登場し、ガンダムXと共に、落下するコロニーに向かってツインバスターライフルを発射している。ラストカットにおいても双方登場している。現在の各メディアにおける表記はEW版のみ機体名の後ろに(EW版)などの表記を付けるという形で、無表記の場合はテレビ版を指すということで統一されている。『敗栄』『FT』に登場。上述のようにEW版の改修前の姿と設定されている。テレビ版準拠のデザインのため、ネオバード形態への変形機構やシールドなどの武装を有しているが、カトキの手によってウイング内部にネオバード形態用の副翼が追加されるなどのアレンジが施されている。『FT』では、先行開発された試作零号機の設計を基に2機製造された。試作1号機は、A.C.186年頃に6人の科学者の一人ドクターJが製造し、ヒイロの実父であるアディン・ロウがある任務で搭乗する。当時の技術では狙撃シークエンスやツインバスターライフルはまだ未完成であり、ゼロシステムも実用可能な段階ではなかった。2号機は、カトルがウィナー家に秘匿されていた零号機のデータを基に製造され、未完成だった武装やシステムを実用レベルに引き上げた上で搭載している。カトキがデザインしたプロトゼロはこの2号機にあたる。『敗栄』では、テレビ版と同じくH教授の設計図を基に製造された。トラントがゼロシステムに取り込まれて暴走する経緯もテレビ版と同じだが、デュオとの戦いではヒルデ・シュバイカーの宇宙用リーオーがデスサイズヘルに加勢する場面に変更され、最終的にトラントが機体を自爆させたことをきっかけに、上述のように改修される。『新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜』に登場。OZに回収されたウイングゼロのデータを元に、その量産機として開発された戦闘攻撃MS。機体名は天使の最高位階である「熾天使(セラフィム)」に由来する。ウイングが合計4枚である。サブウイングはそのまま背中に装備されているが、大気圏突入用のウイングが、サイドアーマーへの収納式となっているのが特徴。また、一般兵士が扱えるよう改良が施されたゼロシステム、通称「ゼロシステムVer.2.5」を搭載。コスト面なども考慮してバスターライフルは一丁のみとなっているが、それでも他の量産機に比べ高い攻撃力と機動性を誇る。パイロットはティエル・ノンブルー。『新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜』に登場。セラフィム量産直前に、ゼロシステムの試験機として製造されたMSで、いわば「セラフィムの量産試作機」を前提とした機体。名称は神に反逆した熾天使「ルシファー」に由来する。ウイングが合計4枚である。外見上はゼロ(EW版)のサブウイングがメインウイングと同形状になったもので、戦闘を目的としたものではないため、一切の武装を持たない。しかし、この試験機に搭載されているゼロシステムver2.0はパイロットの目的に対して出した解答を、強制的に精神へフィードバックする危険な欠陥プログラムで、また回答自体も極端なものであるがゆえに、これによってテストパイロットであるティエルの兄カール・ノンブルーは、自らが発した「地球に平和をもたらすには?」という疑問に対して「人類の殲滅」という解答を導き出されたため、暴走を引き起こす。グレー基調のカラーに塗装されている。ニンテンドーDS用ソフト『SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE』に登場する機体。女主人公であるニケアが終盤に乗り換えることになる機体。アイゼンラートが一時入手したオリジナルのウイングゼロを解析し、レプリカ機として開発された。外観(EW版)だけでなく武装や性能もほとんどオリジナルと変わらず、ゼロシステムをも忠実に再現している。また、ニケア自身に備わっている生体型戦術支援システム『ZEROドライブ』と、本機のゼロシステムとの併用により、さらに高度な未来予測が可能となる。

出典:wikipedia

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