岡部町 （おかべまち） は、埼玉県北西部にあった、大里郡の人口約1万9千の町である。2006年1月1日に深谷市、花園町、川本町と合併し、深谷市となった。町の北部を東西に国道17号が走り、四拾坂下交差点で旧道と深谷バイパスが合流していた。ほぼ平行してその南にJR高崎線が敷かれ、岡部駅を中心に市街地が形成されていた。また、それらと平行して、町の中央を上越新幹線が素通りし、隣接する本庄市に近年、上越新幹線の本庄早稲田駅が開業した。町の南西の端を関越自動車道がかすめ、この場所に寄居パーキングエリアが置かれていた。農業が盛んであった。合併前の旧深谷市域は深谷ねぎの名産地だが、同域と隣接しながら名産品が異なっていたのは、微妙な土質の違いが関係しているといわれる。高崎線沿線の自治体の中で、唯一ファーストフードチェーンの店舗が存在していなかった。毎年10月中旬頃、町を挙げて「コスモス祭」を開催していた。

出典:wikipedia