LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

サザビー (ガンダムシリーズ)

サザビー(SAZABI)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は、1988年公開のアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』。作中の敵側勢力である「ネオ・ジオン軍」の総帥「シャア・アズナブル」の専用機。ニュータイプ用に開発された機体で、歴代作品に登場するジオン系MSの集大成とされる高性能機。劇中のMSの中でも大柄な体躯と、シャアのパーソナルカラーである赤い機体色が特徴。背部上段に装備された2基のコンテナには、「ファンネル」と呼ばれる遠隔誘導ビーム砲台を片方3基ずつの計6基搭載している。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』劇中終盤において、主人公「アムロ・レイ」が搭乗する「νガンダム」と死闘を繰り広げる。当記事では、小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』でのサザビー的位置づけにある機体「ナイチンゲール」についても記述する。新生ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルの専用機として開発された機体。既存のジオン系MSの全ての技術を投入した集大成的存在。設計は旧ネオ・ジオン(アクシズを前身とするハマーン・カーン指揮下のネオ・ジオン)の技術者が呼び集められ、彼らを中心として行なわれた。当初はギラ・ドーガをベースとして開発が進められていたが、ギラ・ドーガのムーバブルフレームはサイコミュ関連の装備を内部に組み込むのにはサイズが不足しており、総帥専用機として開発部から要求されたスペックを満たすことはできなかった。その後、何度かの試行錯誤を経た結果、より大型の機体を新規に開発することが決定される。開発の際にはモビルアーマー (MA) 級のサイズを持つ機体も考案されたが、サイコフレームの採用により全高25m級というサイズに落ち着いた。なお、ギラ・ドーガをベースに開発が進められていた機体はヤクト・ドーガとして完成し、2機が実戦に投入されている。一方、新規設計の際に考案されたMA級の機体は開発プロジェクトが別の部署に移管され、後にα・アジールが完成した。新生ネオ・ジオン軍内では基礎設計は可能であったが、実機の製造・試験のための施設が不十分であったため、開発自体はアナハイム・エレクトロニクス社に委託されることとなり、かつての旧公国軍指揮下にあり、現在も影響が強いグラナダ工場において製造が行われた。サザビーはMSとしての基本性能を高いレベルでまとめた上でNT専用機としての機能を付加させていくという理念の下開発され、その結果MS単体での基本性能とNT専用機としてのサイコミュ関連の性能が共に高く、双方のバランスが取れた優秀な機体として完成した。本来搭載に膨大なスペースを必要とするサイコミュ関連装置は、サイコフレームの採用により小型化されている。従来の重MSのような多数の武装は施されておらず、大型化による内部スペースの余裕を利用して機体性能の総合的な向上が計られている。コクピットは頭部にあり、緊急時には機体から分離させることができる。さらにコクピットブロックには小型スラスターも内蔵されており、戦線を早急に離脱することが可能。また、他のMSと同様にリニアシートを標準採用している。メインカメラにはモノアイが採用されているが、これはリック・ディアスに採用されていたものに改良を加えたものであり、性能も向上した。コクピットを頭部に置いたことによる胴体部の内部スペースの大きな余裕を利用して高出力のジェネレーターとサイコミュのメインユニットを装備している。ネオ・ジオンの指導者が自ら搭乗する機体であることを鑑み、可能な限り破壊されにくいことが要求されたため、機体の耐久性は非常に高い。装甲に用いているガンダリウム合金は技術発展により従来型よりも強度が増しているため、機体の耐弾性を低下させることなく装甲厚を削減することが可能となり、軽量化と同時に運動性の向上ももたらしている。さらに装甲自体に姿勢制御スラスターやプロペラントなど各種機器を内蔵する余裕も生じた。バックパックのスラスターは機体サイズと比べると小型で3基しか装備されていないが、この3基でリック・ドム1機分に相当する推進力を持ち、肩部にはフレキシブルショルダースラスター、機体全体に多数の姿勢制御用スラスターを装備。また、オプションとして2基のプロペラント・タンクを装着することで、最大戦闘出力の継続時間を90秒以上延長することが可能。これにより大型の重MSでありながらも従来機を越える高い機動性・運動性を誇り、稼働時間も通常のMSを大きく上回る。アクチュエーターを始めとする機体制御システムも高性能なものを採用し、サイコフレームの装備により追従性も高い。手足の稼動範囲も広く、武装を使わずにマニピュレーターや脚部で直接敵を攻撃することも可能。ヤクト・ドーガと同型のファンネルを6基装備しているが、ヤクト・ドーガが肩アーマーに直接ファンネルを搭載していたのに対し、本機ではバックパックに設けられたファンネル・コンテナに収納されている。コンテナにはファンネルのエネルギーおよびプロペラントの補給機能が備わっているため、連続使用が可能となり、ファンネルの運用能力の向上と使用可能時間の延長に貢献している。機体は往年のシャアの乗機と同様赤を基調とした赤系統で塗装され、フロントアーマーには本名のキャスバル・ダイクン(もしくは通り名としてのシャア・ダイクン)のイニシャルCDをト音記号風にアレンジしたマーキングが入っている。物語冒頭から最終盤までシャアの愛機として活躍。序盤ではアムロ・レイが乗るリ・ガズィを圧倒し、ロンド・ベルがアクシズ破壊のために放った核ミサイルを全て撃ち落している。劇中においてギュネイ・ガスが搭乗するヤクト・ドーガのファンネルはアムロのνガンダムが装備するフィン・ファンネルにより一方的に撃破されていたのに対し、サザビーの放ったファンネルはフィン・ファンネルと互角に渡り合っている。サイコフレーム技術を流用し互角の性能となったνガンダムとの一騎討ちとなり、双方が武器を失い格闘戦となった末、アクシズ表面に激突する。この際に脱出装置が作動し、射出された操縦席ブロックはνガンダムに捕らえられ、地球に向け降下していくアクシズの表面に押し付けられた。デザインは出渕裕。西洋甲冑の要素を取り入れながらも、シャアが今までに乗ったMSの集大成としてデザインされているほか、重MSということでジ・Oのイメージも追加されている。また、企画段階の名称は「ザ・ナック」だったが、同名のテレビゲームソフトが存在したため取りやめられた。コックピットが頭部にあるのは監督の富野による指示。頭部は小さめにデザインされていたため、コックピットのサイズに合わせると相当巨大なMSとなるはずだが、機体設定には反映されず劇中でもνガンダムと同程度のサイズに描かれている。出渕の初期デザインでは、右腕は大型ハンド式メガ粒子砲に換装されているほか、ファンネルは腹部後方のスカート内部にキュベレイ型のものを装備している。それに代わり、背面にはプロペラントタンクを搭載。頭部はシャアのヘルメット、顔面部は百式がモチーフとなっている(決定稿ではフェイスデザインは変更されている)。模型誌『B-CLUB』30号ではこの初期デザインを「MSN-04X サザビー・プロトタイプ(試作実験機)」として立体化した。2000年7月にバンダイからプラモデル『1/100 マスターグレード サザビー』が発売されている。さらに2008年6月にはHGUCキットが発売され、その後2013年12月にカトキハジメによるリファイン版キット『マスターグレードサザビー Ver.Ka』が発売された。Ver.kaでは新たに機体各部の装甲が開閉・スライドしてフレームが露出するギミックが加えられている。ゲーム『バトルロボット烈伝』に登場したオリジナル機体で、シャアの搭乗するサザビーがハイパー化した状態。小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』に登場し、『CCA-MSV』に分類される機体。サザビーの強化発展機。サザビーに比べて頭頂高はやや低く、体勢も前傾姿勢で、胴体部は前後に伸びるように大型化されている他、巨大な肩部バインダーにはα・アジールのものを小型軽量化したファンネルを10基を搭載。後部アーマーに2基、背部に3基、計5基のプロペラント・タンクが接続されており、稼働時間の延長が図られている。スカートアーマー内には、かつての重MSジ・Oにも装備された隠し腕(接近戦用マニュピレーター)が仕込まれており、MAクラスの巨躯を持つ機体でありながら近接戦闘能力を備える。シールドはサザビーとほぼ同一形状のものを携行。武装は当初はメガ・ビームライフルとビームサーベルおよびファンネルのみとされ、ゲームなどで登場する際には独自設定として胸部にメガ粒子砲が存在し、シールドにサザビーと同様にミサイルが装備されている場合があった。しかしその後、プラモデル「RE/100 1/100 ナイチンゲール」においてシールド裏にビームトマホークとミサイルが配置され、漫画版『ベルトーチカ・チルドレン』においてはさらに腹部のメガ粒子砲の存在が描かれるなど、サザビーと同様の豊富な武装とギミックを持つ機体として扱われるようになっている。永野護による初期デザインのナイチンゲールは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のスタッフを降板した際に後のデザインの原型になったが、全身のデザイン画は公開されておらず、『月刊ニュータイプ』1998年6月号付録の「まるごと富野」内にて「ナイチンゲール・ジオン」という名前で頭部デザインだけが公開されていた。その後も全身像は不明のままだったが、『月刊ニュータイプ』2007年1月号にて「ナハトガル (Nahatgall)」という名称とともに、最新のラインで描き直されたものが公開された後、2011年には自身の単行本である『ファイブスター物語 リブート』第2巻に「NAITIENGEAILE」と記載されている設定画の一部が改めて掲載されている。また、永野の想定した設定も付記されており、この機体はグリプス戦役後のハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍の使用する重MSとしてアナハイム・ジュピターが開発を行っていたもので、データが月のアナハイム社に流出した際に誤って英語で読み取られ“ナイチンゲール”と呼ばれるようになったとされている。主な任務は対艦強襲・駆逐戦闘でMAに近い運用を想定しており、その巨体に高い機動力を与えるプロトンドライブの放熱板が頭部から背部にかけて取り付けられている。また、MAN-104の型式番号の他「MAN-104/MSae-39-20001-X-19D( - 20006-X-19D)」というアナハイム社内での統一コードが設定されており、キュベレイは「MANae-103-10001-X-15B」であるとされる。なお、機体のカラーリングは緑色であったが、後に『機動戦士ガンダム30周年画集 天地創造』に掲載された際には赤に変更されている。近藤和久の漫画作品に登場。劇場版の設定とは異なり、通常指揮官用MSとして実験的ながら量産され、地上戦に投入されている。ファンネルポッドを廃してウェイトバランスを調整したことで地上での走行性が高められているが、NT専用機ほどの性能はない。武装はマシンガン(実弾火器)、シールド内蔵ミサイル、腹部メガ粒子砲。『機動戦士ガンダム ジオンの再興』に登場したクルツ大尉機はウィルボトン基地奇襲作戦に参加した。作戦中にPX-00531からの攻撃を受け、片腕を失いながらもシールド内蔵ミサイルによりPX-00531を撃破し、ウィルボトン基地を陥落。その後、地球脱出作戦を援護するためにブラウン大尉のブレッダやマイヤー小尉のG-3と共に、ΖΖガンダムや量産型Ζガンダム 大気圏内仕様からなる大部隊と交戦し、敵に大被害を与えた後にザンジバルに乗り込み、宇宙へ脱出している。『新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集』に登場したマーシ機は、ガウで空輸されていたが、目標ポイント到着寸前に試作MA・G-RAYの攻撃を受け、脱出しようとするもガウの墜落に巻き込まれて爆発している。『機動戦士ガンダム 新ジオンの再興』では2機以上の機体が確認できる。地球脱出作戦において指揮官機として作戦に参加していたが、Gコマンダーの攻撃を受け、2機が撃墜された。搭乗者は不明。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。