柳生 博(やぎゅう ひろし、1937年1月7日 - )は、茨城県稲敷郡舟島村(現在の阿見町)出身の俳優、司会者、タレント。茨城県立土浦第一高等学校卒業、東京商船大学(現在の東京海洋大学)中退。作庭家(庭師)としても活動し、日本野鳥の会会長やコウノトリファンクラブ会長も務める。身長175cm。『柳生新陰流』で知られる柳生宗厳(柳生氏)の末裔にあたる家系に誕生。船員を目指して大学に入学するも、体調を崩して中退。その後、役者を志して劇団俳優座の養成所へ入所。穂積隆信との学園ドラマでの腰巾着コンビで人気を博し、『いちばん星』で野口雨情を演じて全国的に知られる。1981年から1993年までの12年間、『100万円クイズハンター』での司会も務め、「ハンターチャンス」の決め台詞でも有名になる。『平成教育委員会』の解答者や『生きもの地球紀行』のナレーションも長く担当した。洋画吹き替えではジェームズ・スチュアートなどを担当した。1970年代末頃より、東京に近い山梨県大泉村(現・北杜市大泉町)に居を構えており、以後ここを生活拠点としている。作庭活動は山梨への転居とともに開始したが、雑木林を中心とした作庭で、庭・家・林・駐車スペースなどのあり方に独自の視点を持っている。囲炉裏を据え、枕木などを活用するその作庭技術については、本人の著書『森と暮らす森に学ぶ』(講談社)、生和寛著『風景を作る人 柳生博』(辰巳出版)等に詳しい。また、柳生は近隣の手入れの不十分な人工林から貰い受けた各種の樹木を、自宅や八ヶ岳倶楽部敷地に植林し再生している。その数は柳生によれば あわせて一万本以上になる。1989年、大泉村西井出・西沢の森に、パブリックスペースとして、ギャラリー・レストラン「八ヶ岳倶楽部」を開設した。八ヶ岳倶楽部では、陶芸家を初めとしたアーティストの作品の展示販売が常時行われている。2004年4月17日からは「日本野鳥の会」の第5代会長職にあり、同年12月12日に発足した「コウノトリファンクラブ」の初代会長も務めている。建物、雑木林、囲炉裏、枕木を利用した散策路などの設計、作庭は、柳生博及び真吾ら家族の手によるものである。柳生自身は、時間があるときには八ヶ岳倶楽部のレストランによく顔を出し、談笑する姿が見られる。柳生の著書『森と暮らす森に学ぶ』(講談社)等によれば、この八ヶ岳倶楽部のある西沢には柳生が中学生の頃一人旅で探訪している。この一人旅は、柳生家のしきたりである「男子は12歳になったら一人旅をさせる」というものに基づいたものである。このときの経験が、のち西沢に居を構え八ヶ岳倶楽部を設ける原体験となったと同書で語っている。
出典:wikipedia
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