稚内信用金庫(わっかないしんようきんこ、英語:"Wakkanai Shinkin Bank")は、北海道稚内市に本店を置く日本最北の信用金庫である。経営の安定度を示す数値である自己資本比率は63.99%(2015年3月現在)と信用金庫では他に類を見ない驚異的な数字を示しており、国内金融機関でも最高レベルを誇る。指定金融機関は稚内市(北海道拓殖銀行の経営破綻後、当金庫が選ばれた)をはじめ、宗谷総合振興局管内では浜頓別町(北洋銀行を指定)を除く全ての自治体が当金庫を指定している、留萌管内でも、宗谷管内に隣接する遠別町が当金庫を指定している。そのほか、本支店には画像のようにレンガ調タイルを張った建物が多いのが特徴的である。稚内市に本店を置き、主に宗谷管内と留萌北部を中心に営業活動が行われている。他にも旭川市・札幌市、さらには雄武町(オホーツク総合振興局)周辺でも営業活動が行われている。稚内市内の預金占有率は80%超とほぼ独占状態であり、稚内市周辺部は人口が流出しているものの、他地区での積極的な営業展開の効果により、平成20年度以降預金量は増加している。自己資本比率は、道内最大の金融機関でもある北洋銀行(9.47%)や、地銀業界自己資本比率第1位の山陰合同銀行(14.85%)、国際基準を適用している静岡銀行(13.91%)を大きく引き離す。これは効率経営から生じた利益を積み立てた積立金による効果が大きい。なお、利益の90%以上を積立金(内部留保)にしており、2015年現在での積立金は480億円にも達する。ただし、本店を置く稚内市も含め、本来の拠点である宗谷管内の経済状況から貸出先となる企業が限られること、そして安全性・公共性を重視した小口融資に徹していることから預貸率は非常に低い。なお、預金の運用先も国債・地方債が約9割と安全性を重視している。融資部門については審査基準が厳密で厳しく、当金庫に断られたものの他の金融機関が融資に応じたという話もあるが、それが不良債権の少なさや健全経営につながっているとも言える。本店(中央三丁目)、東支店(潮見四丁目)、南支店(大黒三丁目)、北支店(恵比須一丁目)、富岡支店(富岡二丁目)鬼志別支店(猿払村)、浜頓別支店、枝幸支店、歌登支店(枝幸町)、中頓別支店、豊富支店、利尻富士支店、利尻支店、礼文支店幌延支店、天塩支店、遠別支店雄武支店(オホーツク管内)、旭川支店、神居支店、末広支店(以上旭川市)、札幌支店、清田支店、琴似支店(以上札幌市)稚内しんきんが設置したATMで当金庫のキャッシュカードを利用した場合の時間外手数料は無料化されている。ただし、他金融機関との共同ATMのうち当金庫が幹事となっていない機種については対象外となり、引き続き時間外手数料がかかる。セブン銀行・イオン銀行・ビューアルッテとは利用提携を結んでいるが、新銀行東京とは提携していない。スポーツ振興くじ(toto)当選券の払い戻し店は、中央3丁目の本店のみで取り扱う。同行の各支店等の一例。
出典:wikipedia
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