うまかろう安かろう亭(うまかろうやすかろうてい)は、かつてオウム真理教の関連会社である株式会社マハーポーシャが開いていた豚骨ラーメン店チェーン。ここでは、オウムが経営していたその他の飲食店についても述べる。当初はオウム真理教との関係を隠して営業していたが、店内には、村井秀夫が首班となって開発したとされる空気清浄機・コスモクリーナーが設置されていた。地下鉄サリン事件以降、オウム真理教の関連企業であることが報道されるようになると、開き直ったかのようにオウム真理教関連のビラや書籍を置くようになった。麻原が逮捕された直後は、深夜遅くにオウム真理教の歌を店外にまで聞こえるほどの大ボリュームで流していた。従業員はすべてオウム真理教の信徒でまかなわれており、店での労働を「ワーク」と称する修行の一環として行っていたため、人件費はほとんどかかっていない。この経営スタイルは、パソコン店でも同じように行われていた。ただし、税務上の問題から、従業員には「一定の賃金を支払った」とする形にはなっており、そこから布施という体裁をとることで、教団に還元させるシステムだった。創業年は不明だが、1995年5月に麻原彰晃が逮捕されたことに伴い、直後に閉店・廃業に追い込まれている。オウムはうまかろう安かろう亭以外にも、喫茶店「うまかっちゃん」やカレー屋「運命の時」を出店していたが、ラーメンやカレーのメニューの内容は有名店のコピー的なものや宗教的なものとなっていた。また、アストラルドリンクという独特の飲料なども提供していた。また、この他にオウムの名前を全面的に出した弁当屋「オウムのお弁当屋さん」やスナック「オウムのスナック屋さん」も運営しており、こちらは麻原彰晃の顔のイラストをトレードマークにしていた。『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系列)の司会者であった岸部四郎が麻原彰晃へのインタビューを行った際、オウムのお弁当屋さんの常連客であったことを告げたところ、それまで教祖然としていた麻原が急に表情を緩め、普通の人になったという。(中野店は定食屋、小岩店は丼屋、明大前店は居酒屋、その他はラーメン店)
出典:wikipedia
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