垂水区(たるみく)は、神戸市を構成する9行政区の一つで、同市の南西部に位置する。明石海峡大橋の起点がある。西区と同様に全域が播磨国明石郡に属していた。須磨区との境を流れる小川は元来摂津国との国境であることから「境川」と呼ばれる。ただし、須磨区須磨ニュータウン西部は垂水区から割譲された地域で播磨国に含まれる。区内には高丸団地や明舞団地、多聞団地などの団地群が形成されている。1995年の阪神・淡路大震災後は壊滅状態となった神戸市街地からの避難地(垂水区は神戸の中でも比較的被害が少なかったため)としてその後も人口は増え続けており、神戸市全人口の約15%以上を占めている。また、神戸独特の海と山が迫った地形と神戸三宮や大阪都心にも比較的近い立地から芸術家・作家・音楽家など、多くの文化人が住む。また塩屋町6丁目には「神戸ジェームス山外国人特別居住区」がある。JR神戸線と山陽電車が東西に走っており、「明石駅」まで5分、「三宮駅」まで15分、「大阪駅・姫路駅」までそれぞれ35分。垂水という地名は、かつて塩屋-東垂水の間に複数の滝(垂水)があったことに由来する。この滝の歴史は古く、万葉集でも「石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(志貴皇子)と詠まれている。現在は残ってはいないが、山陽電気鉄道本線の滝の茶屋駅の駅名にも、その名残を見ることができる。
出典:wikipedia
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