電信八号(でんしんはちごう)は、Microsoft Windows 上で動作する電子メールクライアントである。電八(でんぱち)とも略される。電信八号は、石岡隆光によって1995年(平成7年)に(Windows 95 の登場より前に)開発された。正式名称は、「電信八号 - インターネットメーラー」と思われる。「電信8号」と表記されることがあるが、正式にはアラビア数字ではなく漢数字である。プロトコル(通信手順)は、POP3 と SMTP をサポートしている。(かなり古くから APOP に対応、さらに POP before SMTP、SMTP_AUTH にも対応している。) NNTP は、お助けソフトを介せば使え、電信八号側も同期動作をサポートしている。つまり、メールの形式 (RFC 822、RFC 2822) を共有するネットニュースのリーダとしても使える。不完全ながら、IMAP4 もお助けソフトを介せば使える。石岡隆光が1995年(平成7年)9月頃に発表したWindows 3.1(以降)用の電子メールクライアント(16bit版)が原点である。その後1996年(平成8年)に、Windows 95 以降に対応した32bit版が出された。1997年(平成9年)頃から、作者の開発継続の意欲が低下し、バージョンアップの頻度が低くなった。1999年(平成11年)7月13日、ソースコード公開の要望に応え電八倶楽部へ限定公開のうえ改変権と再配布権がライセンスされて、開発が継続され現在に至る。石岡が自身のサイト「道具屋」で最後に公開したバーションは V321.2b5。石岡の手になる最終バージョンは V321.2b6(これが川瀬裕に送られた)。電八倶楽部名義で公表された V321.2b6-stable は typo のみの修正のため石岡最後の電八と言うこともでき、電八倶楽部の手による最初のバージョンは実質的には V32.1.3.1 ともいえる。なお、バージョン番号の最初の32は、32bit版を表す。石岡最後の電八と考え、いまなお V321.2b5 または V321.2b6-stable を愛用するものもいるようだが、同バージョン以前には重大なセキュリティホールがある ので、使用を中止するか、V32.1.3.1 以降にバージョンアップするのが望ましいと思われる。石岡自身もセキュリティホールの存在を知って、当時 V32.1.3.1 を導入するとともに、その開発の方向性を絶賛したといわれる。日本におけるシェアの推移この節の参考資料
出典:wikipedia
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