大山崎町(おおやまざきちょう)は、京都府乙訓郡の町。大阪府三島郡島本町との府境に位置する。京都府下で最も面積の小さい町である。旧山城国乙訓郡。河の南という意味で「河陽(かや、かよう)」の別名がある。丘陵地が平野に近く迫り、そのふもとに桂川と宇治川、木津川の合流点が位置するため、山崎は古来から交通の要地であった。明智光秀を豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が破った山崎の戦いは天王山山麓で行われた。この故事から雌雄を決することや勝負の分かれ目のことを「天王山を迎える」(または単に「天王山」)と呼ぶ成句が生まれた。大阪府の島本町山崎から京都府の大山崎町にかけての山崎の地はまた名水で知られ、日本における製油発祥の地である離宮八幡宮には石清水(いわしみず)の名の元となった湧き水があった。また山崎駅前の妙喜庵には千利休の現存する二例の茶室作例の一つである茶室待庵(国宝)が現存する。タケノコの産地として著名。京野菜の京山科なす、みず菜の産地でもある。(2014年10月31日現在)京都府大阪府歴史的には中世にエゴマの栽培とその種から取るえごま油の製造、販売で栄えた。20世紀後半の昭和戦後期から平成初期の時期までは米作およびタケノコの採取などの農業が有名であった。高度成長期以降、国道171号線沿いに工場や倉庫が増加した。特にダイハツ工業、日立グループの事業所や日立マクセルの京都本社、ゲームソフト開発のトーセの登記上本店及び開発センターがある。なお、サントリー山崎蒸溜所は大阪府島本町に所在し、本町には所在しない。一方、同社京都ビール工場の一部が町域に所在する。平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.45%減の15,123人であり、増減率は府下26市町村中8位、36行政区域中14位。町の中心となる駅:大山崎駅注釈参照
出典:wikipedia
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