二上山(ふたがみやま、ふたがみさん)は、富山県の高岡市と氷見市に跨がる標高274mの山。高岡市の最高峰である。雨晴海岸などの近隣の景勝地とともに、能登半島国定公園を形成する。「二上山」の名は、現在の二上山(東峰)と西隣の城山(西峰)を2柱の神に見立て、「二神山」と呼んだのが語源であるとする説がある。高岡市の中心市街地から5kmほど北方に位置する。西側に城山、東側に鉢伏山、北側に大師ヶ岳がある。二上山を中心に二上山丘陵と西山丘陵が連なり、高岡-氷見市境から小矢部市にかけて山々が連なっている。二上山からは高岡市と射水市が一望できるほか、立山連峰や富山湾なども眺望することができるため、高岡市を代表する観光地となっている。二上山万葉ラインという全長8km余りのドライブコースが山肌を東西に縫うように整備されている。ただし、冬には積雪や凍結のために閉鎖される。二上山の山頂へは、二上山万葉ライン沿いの御前下駐車場から遊歩道を登って行くことができる。山頂に二上射水神社の摂社「日吉社」(ひえしゃ、通称「奥の御前」)、二上山公園万葉植物園に同じく射水神社の摂社「悪王子社」(あくおうじしゃ、通称「前の御前」)がある。二上山は歌枕としても知られている。歌人の大伴家持は、越中国司として現在の高岡市伏木に赴任したとき、二上山を題材にした歌を詠んでいる。このため、日吉社の登り口の御前下駐車場の向かいに大伴家持の銅像が建てられている。この銅像は以前は御前下駐車場から少し下った二上山公園万葉植物園にあったが、1981年(昭和56年)頃に現在の場所に移設された(同時に高岡駅前広場にも新たに大伴家持の銅像が建立された)。城山にはコミュニティ放送局であるラジオたかおかの送信所が置かれている。なお、高岡市などに電波を送信するテレビ中継局に高岡二上テレビ中継局があるが、これは大師ヶ岳に置かれている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。