朝陽市(ちょうよう-し)は中華人民共和国遼寧省に位置する地級市。朝陽市は遼寧省西北部の大凌河流域に位置し、北から西にかけては内モンゴル自治区、西は河北省、南は錦州市、東は阜新市と接する。古くは新石器時代の紅山文化が栄え、殷代の青銅器も出土する。戦国時代には燕が勢力を延ばし、遼西郡柳城となる。柳城遺跡は朝陽城東南郊に位置する。漢代も同様。342年鮮卑系の燕王慕容皝が柳城の北、龍山の西に龍城を築き、三燕(前燕、後燕、北燕)の都城となった。唐代にはこの地に営州が設置され、東北アジアを制する軍事要衝であった。近年朝陽市北票県で発掘された喇嘛洞IIM101号墓から出土した龍文透彫鞍は大阪府羽曳野市誉田丸山古墳(応神陵陪塚)出土の2号鞍と細部に至るまでほとんどまったく同一で、丸山2号鞍は北燕の製品である可能性が高いことが判明した(リンク「さわらび通信」参照)。2市轄区・2県級市・2県・1自治県を管轄する。現代の朝陽市は小麦、トウモロコシ、ビート、豆、ジャガイモなど農畜産業を基幹産業とする一方、製鉄所、ディーゼルエンジン工場、タイヤ製造工場など新興工業都市としても大発展を遂げている。また空路、鉄路、道路など交通の便がよく、観光客も多い。1985年以来、北海道帯広市と友好都市提携している。
出典:wikipedia
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