株式会社エス・エス・ブイ(S.S.V. Inc.)は、かつて長野県を中心にスーパーマーケットを展開する、株式会社西友傘下の企業であった。急速な店舗展開によって財務状態を悪化させていた長野県資本のスーパー魚力と提携して1971年(昭和46年)10月16日に西友ストアーが60%で魚力40%を出資して資本金1000万円で株式会社西友ストアー長野を設立したのが始まりである。もともとは長野県のみを担当する目的で設立されたが、1991年(平成3年)に愛知県小牧市のブイ・マートと合併し、1999年(平成11年)4月16日に群馬県のスーパー丸善の店舗を譲り受けてエリアを広げている。また、かつては総合スーパーも展開していたが、1992年(平成4年)に当時運営していた総合スーパー2店を食品部門を除いて親会社の西友へ営業権を譲渡し、1994年(平成6年)5月から1997年(平成9年)2月までに既存店58店中23店を閉鎖して新店16店を開業すると共に12店を改装するなど店舗の標準化とチェーン展開の徹底を図り、食品スーパーの運営に特化していった。1997年(平成9年)8月7日には名古屋証券取引所第2部に上場した。2001年2月期にはジャスコから譲り受けた6店を含め12店舗の進展を開設するなどして売上拡大を図り、同年度の長野県長野県小売業の売上げランキング1位となっていた。1998年(10年)3月期には長野県下小売業の売上げランキングで松電商事(現・デリシア)を抜いて第2位になり、西友が住友商事と資本・業務提携したことに伴う事業再編の一環として、2000年(平成12年)8月31日に西友が株式の5%追加取得して同社の子会社となった。西友グループの合理化策の一環として一体運営することを目的に2003年(平成15年)7月1日付で西友との株式交換で完全子会社化されて上場廃止されることになり、2004年4月1日から西友と地域毎の店舗運営の共同運営が始まり 、翌月5月から西友に合わせて商品調達先を大手卸に集中させ 、2008年(平成20年)7月1日に西友に吸収合併されて消滅した。2008年(平成20年)7月の西友への合併時点で56店舗を運営していた。ブイ・マートとの合併後に西友とVマートの店名が並行して使用された時期もあったが、のちに統一している。略称はS.S.V.またはSSVと表記され、担当店舗では、店舗ロゴ「SEIYU」の近くに「S.S.V.」などの表記が見受けられたが、合併に先立ち削除されている。もともとは長野県のみを担当する目的で設立されたが、1991年(平成3年)に愛知県小牧市のブイ・マートと合併し、1999年(平成11年)4月16日に群馬県のスーパー丸善の店舗を譲り受けてエリアを広げていったため、愛知県・群馬県では西友とエリアが重なっていた。(岐阜県の西友はすべてエス・エス・ブイの運営であった。)この様に長野県以外にも愛知県や岐阜県、群馬県などにも展開したが、2002年2月期決算の地域別売上の80.6%を長野県が占めており、他県での売上高は一部分に留まっていた。長野県にも西友は川中島店1店舗のみ出店しているが、食品部門はエス・エス・ブイが運営していた。その他、西友による上田西武店はリヴィンに転換した後、2009年閉店。開業日について、「大規模小売店舗一覧」を用いている場合には、前身の店舗を含めた資料となるため、当社としての開業日とは異なる可能性がある。
出典:wikipedia
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