シースダーチャン（Queen Si Sudachan、ท้าวศรีสุดาจันทร์）はタイ王国・アユタヤー王朝の王・チャイラーチャー王の妃。一方でクメール人の小姓・"ブンシー"と密通していた。ブンシーをパン・ブットラシーテープ、クン・ウォーラウォンサーにまで昇進させた末、チャイラーチャー王との息子・ヨートファー親王を殺して、王位にまで付けた。アユタヤー王朝の立場から見た「裏切り者」という評価と、好きな男に騙された哀れな女と言う評価がある。映画『スリヨータイ』では前者の観点で描かれ、「悪女」のイメージが定着してしまった。

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