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和歌山線

和歌山線(わかやません)は、奈良県北葛城郡王寺町の王寺駅と和歌山県和歌山市の和歌山駅までを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。奈良県内は中西部の王寺町・香芝市・大和高田市・葛城市・御所市・五條市を金剛山地に沿って、五条駅 - 和歌山駅間は和歌山県橋本市・かつらぎ町・紀の川市・岩出市・和歌山市を紀の川に沿って結んでいる。現在、関西本線と接続する王寺駅から高田駅までの間は大阪方面からの直通列車が多く運転されているが、高田駅 - 和歌山駅間は線内のみのローカル輸送に徹する形となっている。和歌山県内では紀ノ川流域に人口が集中しているため、岩出駅 - 橋本駅近郊など区間によっては利用客が増えている区間があるが、原則として2両編成や4両編成で運転されている。全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「大阪近郊区間」に含まれている。このうち奈良県側の王寺駅 - 高田駅間はIC乗車カード「ICOCA」の近畿圏エリアに含まれている。一方和歌山県側の高田駅 - 和歌山駅間はエリアに含まれておらず、チャージ残額で通過することもできない。王寺駅 - 五条駅間は近畿統括本部大阪支社王寺鉄道部の管轄(ただし王寺駅は近畿統括本部の管轄)、五条駅(構内のぞく)- 和歌山駅間は和歌山支社の管轄である。2014年度から導入される路線記号は T 。王寺駅では関西本線(大和路線)からの直通列車は基本的に1番のりば、王寺駅始発の列車は4・5番のりばの和歌山線ホームから発車する。ポイントの制限30km/hが続いてホームを離れると関西本線は左手に別れて北上し、和歌山線は右に別れて南下を始める。左側にある近鉄田原本線とわずかに接近し、葛下川を渡ると国道168号と並走して南下する。王寺ニュータウンや西大和ニュータウン近傍の畠田駅を過ぎると香芝市に入る。西名阪自動車道の高架下、葛下川を渡って橋上駅舎となった志都美駅、さらに南下を続けて中和幹線と交差して香芝駅、その先で近鉄大阪線をくぐると、左手には近鉄の五位堂検修車庫がある。信号場から駅に格上げされたJR五位堂駅を過ぎると、一度進路を東に変えるが、近鉄大阪線が接近してくるとサクラの名所で有名な高田川を渡って右にカーブして桜井線(万葉まほろば線)との分岐駅である高田駅に到着する。大和高田市の中心駅ではあるが近鉄大阪線の大和高田駅や近鉄南大阪線の高田市駅の方が乗降者数が多い。桜井線は左に別れるが、和歌山線は高田駅から再び南下を始める。住宅街の中を抜けて近鉄南大阪線をくぐったあたりからは田畑が目立つようになる。葛城市に入って大和新庄駅付近から国道24号と共に和歌山市を目指すようになり、御所市内から右側には近鉄御所線が御所駅まで並走する。御所駅を出ると左にカーブして一度国道24号と別れて玉手駅・掖上駅と続きながら南下し、右手に国道309号が、左側から近鉄吉野線が合流してくると、隠れ里吉野への入口にあたる吉野口駅に到着する。吉野口駅を過ぎて近鉄吉野線と別れると山間の景色が色濃くなる。2つのカーブを抜けると、京奈和自動車道五條北インターチェンジ付近で御所駅で別れた国道24号と再び並走を始めて下り勾配を進み、五條市に入って近畿地方で唯一スイッチバックがあった北宇智駅に到着する。現在はスイッチバックが解消されて停留場となっているが、旧ホームなどはそのまま残されている。下りこう配は次の五条駅まで長く続く。五条駅は和歌山線の要衝の駅で構内に留置線があり、五条駅を始発・終着とする列車も設定されている。五条駅からは和歌山市に向かって西進し始める。1984年に五条駅 - 和歌山駅間が電化されたが、通常の電化方式(シンプルカテナリー方式)ではなく、列車本数も少ないため低コストの直接吊架式が採用された。ただし、吹田総合車両所日根野支所新在家派出所 - 和歌山駅間と紀ノ川橋梁区間はシンプルカテナリー方式となっている。五条駅の先で左手にカーブをして別れるような空き地があるが、これが五新線となる場所であった。太平洋戦争前に五条駅から新宮駅まで計画されていたが、採算性などの問題から未成線となった。途中の城戸付近まで路盤や橋梁、トンネルが完成しており、国鉄時代に一般車の通行できないバス専用道として整備され、国鉄バス→西日本ジェイアールバス阪本線(ジェイアールバスの撤退以降は奈良交通)のバスが利用していたが、利用者減やトンネルの老朽化により2014年9月限りで運行が廃止された。五新線との分岐点の先で寿命川を渡ると大和二見駅で、右側からは京奈和自動車道が接近してくる。1982年までこの駅から貨物支線が分岐していたため、五条駅付近と同じく左手にカーブをして別れる廃線跡の土地が見える。左にカーブしながら国道24号をくぐり、左手に上野公園を眺めながら今度は右にカーブをすると、左手には吉野川が見え始めると、和歌山県橋本市に入って隅田駅で、この付近から住宅が目立つようになる。下兵庫駅と続いて、国道24号を再びくぐり、南海高野線を越えると橋本駅に到着する。橋本駅は南海高野線との接続駅で、かつて橋本鉄道部が設けられていたが、2009年に和歌山支社直轄となり、同鉄道部に代わって橋本運転区が設けられていた。2012年に橋本運転区は旧和歌山列車区の運転士部門と統合されて廃止された。橋本駅を出ると、右に南海高野線が別れていき紀伊山田駅に着く。紀伊山田駅を出ると高野口駅、中飯降駅と続き、かつらぎ町の妙寺駅に着く。この駅は、以前2面3線式のホームであったが中線が取り払われ旧3番線が現在の2番線となっている。妙寺駅を出ると大谷駅・笠田駅を過ぎ大きく右にカーブすると西笠田駅に着く。西笠田駅からは国道24号を挟んで紀ノ川が見え、紀ノ川の中州には通称「ヘビ島」が見える。西笠田駅を出ると国道480号を越えると名手駅に止まり、2面3線の粉河駅に着く。粉河駅は西国三十三所第三番札所の粉河寺の最寄り駅で、日中は和歌山方面からの列車の半数はこの駅で折り返す。粉河駅を出ると長田観音の最寄り駅紀伊長田駅を過ぎ、紀の川市の中心駅打田駅に着く。紀の川市役所や那賀病院の最寄り駅であり、快速列車の停車駅でもある。打田駅を出ると、田園地帯を走り下井阪駅に着く。国道24号岩出バイパスをくぐり、右手に岩出警察署を見ながら左にカーブすると岩出市の中心駅岩出駅に着く。岩出駅を出ると紀ノ川を渡り右にカーブして船戸駅に着く。船戸駅を出て間もなく右側に小さな小山が見えるが、これはかつての船戸仮駅の跡地である。和歌山市に入って田園地帯の中を走りほぼ直線で紀伊小倉駅に着く。紀伊小倉駅は近くに団地もあり県立和歌山高等学校もあるため、駅の規模の割に利用客が多いが快速列車は通過する。紀伊小倉駅を出て布施屋駅・千旦駅と和歌山線最後の田井ノ瀬駅を過ぎ、国道24号和歌山バイパス、阪和自動車道をくぐり、右手に吹田総合車両所日根野支所新在家派出所を見ながら左に大きくカーブする。大門川を渡り右手から紀勢本線と阪和線が合流してきて終点の和歌山駅である。日根野電車区新在家派出所があるため当路線からは和歌山駅のすべてのホームに進入できるような配線となっている。この路線にトンネルは存在しないが、1951年(昭和26年) までは隅田駅東側の県境付近で真土山の下を通る旧線が使用されており、その区間に真土トンネルがあった。紀和鉄道がこの区間を敷設した1897年(明治30年) - 1898年(明治31年)当時の建設のため老朽化が進み、本トンネル南側に新線が敷設され放棄された。運行形態は、日中は高田駅で、それ以外の時間帯は五条駅で別れており、普通列車・快速列車のみ運転されている。かつて、東京駅に直通する急行「大和」の寝台車(和歌山線内では普通列車に連結して運転)や、紀勢本線白浜方面に直通する急行「しらはま」、その後身の急行「紀ノ川」といった優等列車が運転されていたが、いずれも国鉄分割民営化までに廃止されている。この区間は沿線の宅地開発が激しく、また近鉄大阪線とも競合しており、以前は一部列車をのぞき105系2両編成のワンマン運転を行う列車が多かったが、現在では吹田総合車両所奈良支所所属の221系で運転される列車のほうが多い。ほかの通勤路線と同じく朝は上り王寺方面、夕方は下り高田方面への利用が多く、このような流動に合わせたダイヤとなっている。ラッシュ時をのぞき1時間あたり2 - 3本(約20 - 30分間隔)での運転が基本となっている。朝ラッシュ時7・8時台の上りは高田発基準で計7本運転されている。7時台の3本と8時台の2本は大和路線(関西本線)に直通する快速(7時台1本のみ普通電車:大和路線区間も各駅停車)JR難波行きで、車両には221系のほかに103系や201系も使用されている。この時間帯の下り列車は上り快速の車両送り込みを兼ねた王寺発高田行きに前述の車両群が使用されている。日中はJR難波駅 - 高田駅間で大和路線に直通する快速が221系4両編成により1時間あたり2本(30分間隔)で運転されている。この快速は高田駅で万葉まほろば線(桜井線)または五条・和歌山方面の列車との接続が考慮されている列車もある。15 - 17時台は主に王寺駅発着列車で、105系のワンマン運転が行われる。ただし王寺駅 - 高田駅間はすべて有人駅のため、ホーム側のすべてのドアを開閉する。18 - 20時台にはJR難波発の快速が6本運転されており、土曜・休日ダイヤではこのうちの2本が大阪環状線から高田駅・五条駅まで直通する大和路快速である。夕ラッシュ時と深夜時間帯にも五条駅まで直通する区間快速も設定されている(いずれの列車も王寺駅で分割を行い、後ろの4両が和歌山線直通となる)。このほか、朝と夕方以降に万葉まほろば線直通の王寺駅 - 奈良駅間の列車や、早朝や深夜には主として105系のワンマン運転による王寺駅発着列車が運転されている。大和路線区間も各駅停車になるJR難波駅発着の普通電車は、前述の朝の高田発を除くと、平日朝6時台にJR難波発(王寺発は7時台)高田行きと、21時台に高田発JR難波行きが運行されている。また、この区間における117系の運用は朝夕の1往復のみである。王寺駅 - 高田駅間では、平日・休日にかかわらず毎日、始発から終電まで、103系または201系6両編成の3号車に女性専用車が設定されている。乗車位置には女性専用車の案内が表示されている。なお、ダイヤが乱れた際は女性専用車の設定が解除されることがある。和歌山線では2004年10月18日から女性専用車を導入し、始発から9時00分と17時00分から21時00分まで設定されていた が、2011年4月18日からは平日・休日にかかわらず毎日、始発から終電まで女性専用車が設定されるようになった。朝ラッシュ時は一部の列車で和歌山駅 - 王寺駅間で運転する列車があるが、基本的に五条駅から高田方面行き、和歌山行きが運転されている。五条発の快速も運転されており、JR難波行きが221系6両で毎日1本、和歌山行きが105系4両編成で平日のみ2本運転されている。和歌山行きは粉河駅で後ろ2両を切り離し、切り離された2両は後続の普通として運転されている。なお、王寺駅 - 和歌山駅間を通しで運転する快速列車はない。日中は1時間あたり高田駅 - 粉河駅間では1本、粉河駅 - 和歌山駅間では2本(30分間隔)で運転されて、万葉まほろば線(桜井線)経由で奈良駅 - 高田駅 - 和歌山駅間の列車が運転されている。また時間帯によっては五条駅で乗り換えとなる列車もある。なお、正月三が日の日中は、万葉まほろば線での多客対応のため高田駅で系統分割を行い、万葉まほろば線に直通せずに高田駅で折り返す。夕ラッシュ時は、五条駅で系統が分かれるほかに、線内通しの列車が運転される。快速は、大和路線(関西本線)から五条行が毎日3本運転、和歌山駅発の五条方面行は毎日2本運転されている。和歌山発の快速は誤乗がないように、自動放送に加えて運転士からも再度停車駅の案内がある。高田駅 - 五条駅間で221系で運転される上下3本の大和路線・万葉まほろば線への直通列車をのぞいて、105系2両・4両編成か117系4両編成(早朝・夜間のみ)でのワンマン運転を行っている。停車時のドアは、2両編成の場合は先頭車の前と後のみ、4両編成の場合はすべて開閉する。105系は長らくトイレなし車両のまま長距離運用されていたが、すべての編成にトイレが設置されるようになった。高田駅 - 和歌山駅間の沿線の岩出市も大和高田市周辺のように宅地開発が激しく住宅が多く存在し、和歌山線から離れている山側に住宅地が多く、岩出市の住宅街から離れた所をかする程度にしか通っていないものの通学客が多い。しかし通勤客はあまり多くなく、バスやマイカーで阪和線の快速停車駅である紀伊駅・和泉砂川駅・熊取駅を利用する人の方が多い。同じ区間の橋本市なども住宅が多く存在しているため五条駅 - 紀伊山田駅間も利用客が多い。かつて五条駅を経由してJR難波駅 - 和歌山駅間を運転する列車、和歌山駅で紀勢本線の列車(紀伊田辺駅または御坊駅発着)の増解結を行い、阪和線経由で五条駅 - 天王寺駅間を直通する列車も運転されていたが、現在は存在しない。和歌山駅経由で五条駅 - 天王寺駅間を運転していた快速は、1989年3月10日から2000年3月10日まで運転されていた。和歌山駅 - 田井ノ瀬駅間に吹田総合車両所日根野支所新在家派出所があるため、この区間では出入区のための回送列車が朝晩に運転されている。毎年度、大晦日から元日にかけての終夜運転が王寺駅 - 高田駅間で1時間に1本ずつ運転されており、全列車が万葉まほろば線に直通運転している。このほか沿線の花火大会などの催事においても臨時列車が運転されている。五條市で行われる行われる吉野川花火大会では五条駅→高田駅間で、橋本市で行われる紀ノ川祭では和歌山駅 - 橋本駅間で運転されている。特に紀ノ川祭では、普段和歌山線での定期運転のない113系が、和歌山駅 - 橋本駅間で乗り入れている。過去には吉野山への観光客輸送として、大阪駅 - 吉野口駅間で快速「吉野ライナー号」が運転されていたこともあった。すべて電車で運転されている。特記されていない車両は、全区間で運用されている。王寺駅 - 高田駅間は大阪鉄道 が1891年に開業させた。その後、桜井方面へ路線を延伸した大阪鉄道から分岐する形で、南和鉄道が高田駅 - 五条駅間を1896年に開業させた。五条駅 - 和歌山市駅(のちに現在の和歌山駅への支線が開業)間は、紀和鉄道の手により開業した。和歌山県下初の鉄道路線として五条駅 - 橋本駅間を1898年に開業させた後、和歌山側から順次延伸し、五条駅 - 和歌山駅(現在の紀和駅)間が開通したのは1900年である。その後、南海鉄道(南海電気鉄道の前身)の全通と同日に和歌山市駅まで全通した。なお南海鉄道の開業以前は、この路線が大阪駅 - 和歌山駅間移動ルートとしての役目を担っていたこともあった。大阪鉄道・南和鉄道・紀和鉄道は、関西鉄道に合併された後に国有化された。また、田井ノ瀬 - 和歌山間は開業当時貨物支線であり、正式に旅客営業を開始したのは1972年(昭和47年)。ただ、実際には紀勢本線箕島方面への直通列車を中心とした一部の旅客列車が、この貨物支線を経由して乗り入れていた。しかし、正式な旅客営業路線ではなく、営業キロが設定されていなかったため、運賃は紀伊中ノ島駅経由で計算していた。その旨の注意書きが、当時の時刻表にも記載されていた。国鉄時代の1980年に王寺駅 - 五条駅間、1984年に五条駅 - 和歌山駅間が電化された。以下の地点はそれぞれ同一地点を指すこのほかの19駅は終日無人駅である。( )内は起点からの営業キロ和歌山市駅の接続路線は和歌山線としては過去の接続路線であるが、廃止された路線をのぞいて1972年3月15日以降は紀勢本線の接続路線となっている。

出典:wikipedia

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