マーベル・コミック(Marvel Comics) は、ニューヨークに本社を置くアメリカ合衆国の漫画出版社である。DCコミックと並ぶ二大アメコミ出版社のひとつ。日本語表記については1990年代は「マーヴル」が公式とされていたが、揺れがあり「マーヴェル」「マーブル」と表記されることもある。なお本項では「マーベル」と表記する。カリフォルニア州に本社を置く半導体メーカーMarvell社との関連は一切無い。1939年にマーティン・グッドマンを社長として、またその甥であり当時まだ十代だったスタン・リーを編集に据え、「タイムリー・コミックス(Timely Comics)」として発足したのが始まりである。のちに「アトラス・コミックス(Atlas Comics)」と名を変え、1957年には今の「マーベル・コミックス」となる。競合誌の「DCコミック」とともに、アメリカン・コミックを代表する著名なスーパーヒーローのほとんどを生み出した。1982年には、日本の漫画「AKIRA」の原版を反転しカラー化して出版している。1992年には、アメコミ界初のゲイのヒーローが登場する作品の連載も始めた。1980年代後半から徐々に経営が悪化し、一時はマイケル・ジャクソンが買収に乗り出したこともあったが、1997年に倒産し、「マーベル・エンターテイメント」として再稼働するも振るわず、2009年にウォルト・ディズニー・カンパニーに買収された。2009年8月31日、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、40億ドルでマーベル・エンタテインメントを買収し、マーベル株主に対し、1株当たり30ドルとディズニー株0.745株を支払うことにした 。ただし、買収される前の2001年にサバン・エンターテイメントがディズニーに買収されてから、ディズニーはマーベル系のアニメをつくってきた。株主投票は 2009年12月31日におこなわれ、数時間で買収が決まった 。2001年にコミックス倫理規定委員会を脱退して以来、マーベルは、自社レイティングを始めた。レイティングはコミックスについている統一商品コードの上にある。レイティングは以下の通り同社のヒーローが一堂に会する、一大クロスオーバー作品のメジャータイトル。【マーベル ツムツム】(2016年、mixi)特に表記のない物はカプコン製。かつてのマーベルの玩具展開はTOYBIZが行っており、日本ではやまと、レッズ、ハピネットが代理店となって販売していた時期もある。2006年でTOBIZがマーベルから撤退した後はハズブロが玩具展開を行っている。マーベル・コミックス・グループ(Marvel Comics Group、略称MCG)として、東映副社長渡邊亮徳とスタン・リーとの間に作品の相互利用の契約を交わし日本においては1978年から1981年にかけて、『スパイダーマン』の実写化やスーパー戦隊シリーズなどの作品にも携わっていた。当時のほとんどの作品には「(C)(テレビ局名)・MCG・東映」と著作権表記されていたが、現在では版権切れに伴って表記が消えている。また、1980年には、マーベルの怪奇コミックス「The Tomb of Dracula」を原作として東映動画が制作したテレビアニメ特番『闇の帝王 吸血鬼ドラキュラ』が放送されている。一方、米国においてはマーベルコミックスが『惑星ロボ ダンガードA』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』などの主役ロボットが宇宙で活躍するコミックス『ショーグン・ウォリアーズ () 』を刊行している。この提携契約終了後はほとんど縁がなかったマーベルと東映だが、2014年から放送開始となるマーベルの日本ローカライズアニメ作品『』は東映アニメーションが制作することになった。マーベル75周年の軌跡 コミックからカルチャーへ!(原題:"MARVEL75YEARS FROM PULP TO POP!")はアメリカ合衆国のドキュメンタリー作品。スパイダーマンや、アイアンマンなどを生み出したマーベルが誕生して、75周年を記念して制作され、ホストには「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に出演したエミリー・ヴァンキャンプが務め、マーベル関係者のインタビューを基に歴史をたどっていく内容である。日本ではDlifeで映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の日本公開を記念して、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン公開記念 マーベル75年の軌跡 コミックからカルチャーへ!」として2015年7月5日 22:00 - 23:00(JST)に吹き替え版として放送された。
出典:wikipedia
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