棒高跳(ぼうたかとび)は、陸上競技の跳躍競技に属する種目で、ポールの反発力を使って高く跳ぶ能力を競う競技。使用されるポールは長く、しなやかな材質のものが用いられ、同じような跳躍競技である走高跳よりも格段に高い記録が出る。なお、棒高跳は跳躍競技に含まれるが、走幅跳(Long Jump)、走高跳(High Jump)のような「ジャンプ」とは呼ばず、「手で棒を用いて飛び越える」というスタイルから、英語ではPole Vault(ポウル・ボールト)と表記され、競技者も「ジャンパー」ではなく「ボールター」と呼ばれる。陸上競技における正しい表記は棒高跳であるが、学校教育や新聞記事など陸上競技関係者以外が多く関わる場面では棒高跳びと表記されることもある。女子は1993年以降の記録を日本記録として公認している。オリンピックでは、男子は1896年の第1回アテネオリンピックから、女子は2000年のシドニーオリンピックから正式種目となった。初期の頃は木製ポールが使われていたが、弾力性に乏しく記録の大幅な向上は見られなかった。その後、柔軟性を確保できる竹製が普及し、竹が簡単に手に入る日本では1936年のベルリン・オリンピックでメダルを獲得した西田修平・大江季雄をはじめ、トップレベルの選手を輩出するなど棒高跳びが盛んになった。その後も材質の変遷は進み、金属製を経て、現在はガラス繊維強化プラスチック製や炭素繊維強化プラスチック製のポールが使われ、記録も大幅に伸びるようになった。など。
出典:wikipedia
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