懺悔偈(さんげげ)とは華厳経四十巻本の普賢行願品から採った偈文(げもん)である。懺悔文(さんげもん)と呼ばれることが多い。懺悔文は華厳経(大方広仏華厳経)四十巻本の普賢行願品にあるが、華厳経六十巻や華厳経八十巻本には存在しない一方で、唐の不空訳の普賢菩薩行願讃では「我曽所作衆罪業 皆由貪欲瞋恚癡 由身口意亦如是 我皆陳説於一切」と訳されている。日本の仏教諸派に於いて、開経偈・三帰依文・誓願(四弘誓願)などと並び、在家檀信徒の日常の読経に広く用いられており、漢文書き下しを読むことも多い。懺悔(さんげ)は悔過(けか)と同義の仏教用語。我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)従身語意之所生(じゅうしんごいししょしょう)一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)我れ昔(むかし)より造る所のもろもろの悪業(あくごう)は皆無始(むし)の貪瞋癡(とんじんち)に由(よ)る、身語意(しんごい)より生ずる所なり、一切我今(いっさいわれいま)、みな懺悔(さんげ)したてまつる私が昔から作ってきた色々な悪い業は、遠い過去から積み上げてきた、貪瞋癡すなわち三毒によるものです。それは、体で行った・話した・思ったという三業から生まれたのです。私は今、それら全てを懺悔します。
出典:wikipedia
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