山部駅（やまべえき）は、北海道富良野市字山部市街地にある北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の駅。かつては急行「狩勝」の停車駅で、現在でも同名の快速が停車する。駅番号はT32。電報略号はヤマ。アイヌ語のヤム・ペ（冷たい水）、あるいはヤムエ（栗を食べる）に由来するとされる。山部の街並みがある。地域開拓のきっかけは1898年設置の北海道大学第八農場と1899年に国有林の払い下げを受けた東京帝国大学北海道演習林だったが、第二次世界大戦後の農地改革により、北大農場は1950年に解消され、東大演習林も付属農地を売却した。また、山部駅付近にはアスベスト（石綿）鉱山が点在し、野沢鉱山や山部石綿鉱山などが操業していたが、1970年代までに採掘は中止されている。4

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