大腰(おおごし)は、柔道の腰技の一つ。大きく踏み込み、その動きに合わせて、前回りさばきで相手を前に崩し、釣り手を脇の下から腰にまわし、腰を深く入れ(腰に乗せ)、腰を上げて持ち上げる(転がす)様にして投げる技。帯を掴んで投げると、釣腰になる。柔道では、相手の脇下から腰を抱える機会など滅多にないため乱取ではあまり活用さない技である。ただし、最近では、背中越しあるいは、腕越しに(外側から)背中を掴む組み手でのパターンが多く使われる。しかし、腰技としては、最も基本的である技であるとされ、また初心者でも受け身が取りやすく投げる側も「深く腰を入れて相手を乗せる」感覚がつかみやすい技であるので、投技では一番始めに指導されることが多い。柔道着を着用しない総合格闘技や軍隊格闘技では多用される。※太字は大腰との違いである。当初は移腰の一つとの意見があったが講道館で検討した結果「大腰」という技名になった。『天神真楊流柔術極意教授図解』には「乱捕技」の一つに「腰技」という名称で、『死活自在・接骨療法・柔道生理書』には「入腰捕」という名称で「大腰」と同じ技法が記載されている。嘉納治五郎がヨーロッパへの航海中、ロシア人レスラーと取り組み大腰で投げ飛ばしたという逸話が残っている。
出典:wikipedia
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