チマチョゴリ(、)は、朝鮮の民族衣装である朝鮮服の一種で、チマとチョゴリを着た女性の装いである。女性用の朝鮮服は、男女共通の上着であるチョゴリ(襦)と、巻きスカートであるチマ(裳)によって構成される。韓国では、現在 袖のやわらかな曲線、全体を引きしめる白地のトンジョン(半襟)、合わせ着のように着る形が、「民族衣装韓服の3大美」とされている。しかし、近年では合わせ襟でない形式のチョゴリも登場している。日本国内にある朝鮮学校では、女子学生の制服としてチマチョゴリの様式を取り入れている(→朝鮮学校#制服の項参照)。これは白いチョゴリと黒いチマを着用するものだが、北朝鮮ではこの色彩のチマチョゴリが女性の正装になっている。なお、韓国ではこの色彩のチマチョゴリは一般に見られない。朝鮮人は1897年の文献資料では、近代化される前の李氏朝鮮の時代になっても一般的には胸を露出して生活していた。特に男児を生んだ女性は乳房を露出することもあり、李朝時代から20世紀半ばにかけての朝鮮風俗を撮った写真には、乳房を露出した女性の姿が多く見られる。日韓併合後には、路上で女性が乳房露出を乱風事として禁止されたため、女性は胸を隠しチョゴリの身丈は長くなった。現在一般に見られるチマチョゴリは化学繊維の生地に原色を使い刺ど派手な物が多い。しかし、李氏朝鮮は何世紀も続いた紛争で極貧のため、染料技術が乏しく生成りのチマチョゴリを主にきていた。色付き柄付きチマチョゴリは中国から購入した刺繍された生地を物々交換して入手する贅沢品のため、一般人には入手できず。両班の妾か中国に献上された韓国人女性だけにきる事ができた贅沢品であった。欧米の来訪者から「白衣民族」と言われたこともあった。また洗濯すると生地が傷むといってそのまま着用しつづけることが多かった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。