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山本弘 (作家)

山本 弘(やまもと ひろし、1956年 - )は日本のSF作家、ファンタジー作家、ゲームデザイナーである。京都府出身。最終学歴は京都市立洛陽工業高等学校電子科卒業。 前と学会会長。「山本弘」はペンネームだが、本名も読みは同じで漢字が異なる。日本SF作家クラブ会員。アマチュア時代に筒井康隆主宰のSFファングループ「ネオ・ヌル」に参加、1976年からSF同人誌『NULL』にて短編小説を発表する。また、やはりSF同人誌『星群』にも参加。のちに改稿され商業誌に発表された「シュレディンガーのチョコパフェ」は、最初『星群』のオリジナル・アンソロジーに発表されたものである。同作により、1986年にSFファンジン大賞・創作部門を受賞。1978年、第1回奇想天外SF新人賞佳作を受賞した「スタンピード!」でデビュー。このとき同時に佳作を受賞した作家に新井素子がいる。処女長編は1988年出版の『ラプラスの魔』(角川文庫より刊行)。ゲームデザイナー集団グループSNEでSF、ファンタジー小説を手がけ、現在はグループSNE社友。1990年代の著作の大半はライトノベルの長短編で『ソード・ワールド』シリーズ(富士見ファンタジア文庫)および『妖魔夜行』・『百鬼夜翔』シリーズ(角川スニーカー文庫)の主要著者グループの一人である。ソード・ワールドにおいては西部諸国、『妖魔夜行』シリーズでは世界観の基本設定を担当し、森崎摩耶、穂月湧を主人公としたシリーズを執筆している。また浜本弘として自作にチョイ役で出演している。このことは後日コンプRPGの読者にシナリオネタにされている(『生みの親を死守せよ!』という作品が同雑誌の妖魔夜行コーナーで投稿作品として紹介されている)。ライトノベルSFの分野では『時の果てのフェブラリー』などの作品があり、この分野においては、野尻抱介らとともにハードSF志向が強い作家のひとりである。「SFの本質はバカ(バカバカしさ&真剣さ)である」というスタンスを表明しており、現実にはありえない発想に科学考証を加えるというセンス・オブ・ワンダーを重視している。ライトノベル分野以外では、2003年以降SF作品を精力的に発表し、正統派のSF作家としての評価を急速に高めた。2004年の長編『神は沈黙せず』は第25回日本SF大賞候補作に、2005年の短編「メデューサの呪文」はSFマガジン読者賞に選ばれた。2006年の連作短編集『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞候補になり、英語版も刊行されている。2007年の連作長編『MM9』は第29回日本SF大賞候補になり、さらに『SFが読みたい!』のベストSF国内篇の第2位となるなどした。同作も『アイの物語』に続いてハイカソルより英語版が刊行された。2011年、『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞日本長編部門(小説)を受賞。「主人公は世界の本当の姿を知らない」「現実は見た目どおりではない」というスタンスの作品を示す「パラノイアSF」という概念をたびたび提唱している。本職はSF作家であるが、トンデモ本を楽しむ集団「と学会」の初代会長としてもよく知られている。と学会名義では『トンデモ本の世界』や『トンデモ超常現象99の真相』などに執筆しており、その他のオカルト関係の書籍、雑誌、ムックにもよく寄稿している。ノストラダムス、UFO、ゲーム脳などといった疑似科学、オカルトに関するコメントを発表するなどマスコミにも露出している。1997年以降は何度かテレビ番組にも出演しており、2005年には『奇跡体験!アンビリバボー』にも出演し、超能力実験の審査員を務めた。これらの超常現象や陰謀論などを扱ったテレビ番組、雑誌などに関連してマスメディアの姿勢について言及することも多い。マスメディアは人の手によるものであるため、時には誤った内容を伝えたり編集や構成によって取材内容の改竄をおこなうことが可能であり、場合によっては演出や脚本におけるヤラセや捏造もありうるとして実際に活字や映像として出される情報が全てではないこと、また必ずしも事実とは限らないことをたびたび指摘しメディア・リテラシーの必要性を唱えている。『トンデモ本の世界R』では従来の疑似科学や陰謀論の他に週刊金曜日の『買ってはいけない』や漫画家小林よしのりの『戦争論』をトンデモ本として取り上げたことで一部より政治的な立場を取り沙汰されたが、自称ノンポリである。この件について山本は左派的色彩の強い『週刊金曜日』と右派的色彩の強い『戦争論』を並べる事で「「ウヨクだ」とか「サヨクだ」とかいう誤解を避け」る意図があったとしている。以前より『ニフティサーブ』などで歴史修正主義への嫌悪を隠さず、そうした傾向を持つ本をトンデモ本として取り上げている。1995年のマルコポーロ事件においては、西岡昌紀を宝島30において厳しく批判した。2003年に出版したSF小説『神は沈黙せず』において南京大虐殺や南京大虐殺論争を取り上げ、作中人物が南京大虐殺否定論(及び中国の南京大虐殺の被害者三十万人説)を批判する描写があった。これによりネット上では賛否両論の議論が繰り広げられ、その後自らこれを解説するサイトを作成している。2002年には特撮・アニメ・マンガ等の「設定の非科学性」を科学的に検証してベストセラーになった空想科学読本シリーズ及び柳田理科雄をデタラメとして痛烈に批判した本(こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』)をと学会会長名義で出版している。地球温暖化懐疑論への批判も行なっている。また、ASIOS(超常現象懐疑的調査のための会)の会員でもある。東京都青少年の健全な育成に関する条例により非実在青少年の性的描写や暴力的な描写を規制することには強く反対しており、表現の自由や言論の自由を強く尊重すべきとしているが、ヘイトスピーチ規制法案には賛成しており、例えば「非処女の女性は中古品」とネット上に書き込んだ人に対しても、積極的に検挙して取り締まるべきであると主張している。在日特権を許さない市民の会ならびにネット右翼の主張も、デマや捏造が多く含まれている上に「表現の自由の範疇に含まれない悪質な差別行為をしている」として問題視している。2013年頃からは安田浩一と共に批判することが多い。また、日本では在日韓国・朝鮮人が犯罪を行った際に通名報道されることが少なくないが、山本は通名報道を批判する人間は差別主義者であるとの発言もしている。2011年のフジテレビ抗議デモにも全面否定的であり、この見解については、山本も所属するASIOSの客員で元副会長である若島利和と激しく対立した。なお、唐沢俊一の盗作問題に関して、唐沢を擁護する発言を行ったとして藤岡真から厳しい批判を受けている。2014年4月11日にと学会の活動から引退した。グループSNEの創立メンバーの一人であり、SNE時代にはコンピュータゲームやテーブルトークRPGの開発にも関わっている。1998年にグループSNEより独立。それ以降は小説・評論を中心に活動しており、ソード・ワールドRPGに関しても『サーラの冒険』シリーズに属する小説の執筆などしか行っていない。ただし、山本の初デザインといえるTRPGが商業出版で初めて発表されてもいる。2006年7月20日発売の『Role&Roll』誌において『サーラの冒険』シリーズの後日談的リプレイ『絶対危険チルドレン』のゲームマスター(GM)を務め、『猫の街の冒険』シリーズで復帰した清松みゆきに続いてGM復帰を果たしている。テーブルトークRPG『ソード・ワールドRPG』関連での業績も多く、1980年代末から1990年代前半にかけて『月刊ドラゴンマガジン』誌においてリプレイ第1部、リプレイ第2部を連載。水野良の小説『ロードス島戦記』の原型となった『コンプティーク』誌上のテーブル・トークRPGリプレイ(第一部)において、エルフのディードリットのプレイヤーを務めた。その後『ソード・ワールドRPGリプレイ第1部』、『ソード・ワールドRPGリプレイ第2部』、『フォーセリア・ガゼット』『ソード・ワールドRPGアドベンチャー』』『ソード・ワールドRPGシアター』西部諸国ワールドガイドといった企画記事を連載した。リプレイ、アドベンチャー、シアターについてはそれぞれの頁を参照。『フォーセリア・ガゼット』は西部諸国で発生した事件を読者が新聞記事の形式で投稿するという企画であり、ここで登場した『最強魔獣』事件は『ソードワールドRPGアドベンチャー』に組み込まれている。同じく『無口王の杖』事件も『アドベンチャー』に組み込まれる予定であったが、『最強魔獣』事件があまりにも急激に展開し、またスケールが大きくなったためか実現せずに終わった。同コーナーのイラストレーターは天野喜孝、佐々木亮が務めた。山本の担当したソードワールド作品においては他の作者の作品に比して独自のモンスターなどSF的な設定が登場する率が高く、ありきたりの西洋風ファンタジーとはどこか異なる世界観を醸し出している。独自のモンスターという点では『西部諸国ワールドガイド』には高知県のジョン・スミス(投稿者)の手になる多数のフューチャー・イズ・ワイルド風のオリジナルモンスターが収録されており、山本は投稿紹介時これらのモンスター投稿に対し賛を寄せている。また採用には至らなかったものの「ゴーレム金庫」「アイ・ボール」などSF的な印象を持つモンスター投稿は高評価を獲得している。ソード・ワールドRPGシアターにおいても『野獣、故郷に帰る』の主人公ジャミル・アディを筆頭に実に全10作のうち約1/3になる3作にオリジナルモンスターが登場、準採用作である五分間シアターにも新種のグレーターデーモンが悪役として登場する話、機械化人の恐るべき運命を描いた作品などファンタジー離れした作品がある。没作品にも『魔法技術によって改造された強化人間』を扱った作品が多数紹介されている。看板作である『サーラの冒険』においては写実的に人間と異なる視覚を持つ生物やワイバーンを描きまた「死んだキマイラが骨になる」との描写を行い物語の鍵にするなど、一般的に知られたモンスターを扱う際でも生態について掘り下げかつ現実的に描写するという、珍しい扱い方をしており、山本の作家としての根本がSFにあることをうかがわせた。これに先立つリプレイ第1部においては「ミノタウロスの糞がある」という描写を行い 、第2部では一度は面倒だから考えたくないと言い切りながらも後日『ゲート・デーモンの仮面』において人間との差異を読み物として描き出しつつ説明しきったのみならず、言語までも実際に描写してリザードマンの生態を描き、またゴブリンの集落の営みを説得力ある内容で書き上げており、モンスターを扱う手腕は確かといえる。このほか、『サーラの冒険』においては罪を重ねすぎた小悪党、魔獣になってしまった人間やアンデッドモンスターと化した狂人の思考を緻密に、かつ生々しく書き上げており、単に外形を整えるのみならず内面まで踏み込んで描写していることが分かる。なればこそ、『モンスターは単なるやられ役ではない』との主張を展開できたといえよう。このような傾向は、初期作品である『モンスターの逆襲』からみられる。同作品は、RPGのやられ役であるゴブリンが、一族の仇である冒険者パーティーに復讐をするというもので、作品のテーマ自体がモンスターからの視点に立ったものとなっている。楽しさを追求する一方、物語の結末や展開の合理性を考え抜き、安易な御都合主義を嫌うことが山本の特徴である。この方針はかつて担当した読者参加企画「ソード・ワールドRPGシアター」の投稿作審査においても貫かれており、ハガキ紹介ページで広言してもいる。このコーナーでは『ジョジョの奇妙な冒険』を例に挙げ、アイディアで勝負することがいかに読者に支持されるかを説いていた。『椿三十郎』を例に挙げて見せ方の工夫を説明したこともある。もっともシアターにおいてはアイディア重視を貫いた結果、高評価を勝ち得ながらも長すぎる世界に与える影響が大きすぎるなどの理由から不採用になったりした作品は多数存在し(ドラゴンマガジン1997年8月号「ドレックノールの話いろいろ」に紹介された諸作品など)、一方で愛の力に頼ったと取れなくもない展開をしながらも作品の完成度の高さから採用になった作品も存在していることは確かである。また「愛の力でパワーアップ」を避けるためにアイディアを練りこんだもののその結果初歩の物理法則を見落としてしまい叱責された作品、ストーリーを練りこんだものの途中で力尽きて批判された作品、不採用となった作品を書き直した結果作品レベルが低下・陳腐化し叱責を受けた作品なども存在し、「ただ考えればいいというものではない」という姿勢も垣間見える。作品内容と直接関係のない設定、ペンネームなどに凝り過ぎることに対しても否定的であり、企画の中期には前者を「設定病」と呼んで設定好きの度が過ぎる投稿者を注意している。また末期にはペンネームを難読なものに変えて投稿した投稿者を叱責したこともあり、楽しさを削ぐ難解さを嫌う姿勢が見える。本職ではないが漫画やイラストも描く。単行本などでまとまったものはないが『ウォーロック』誌では漫画の連載もあった。リプレイのあとがきや小説中の図解イラストなど、自分の著書で挿絵・デザインの一部を手がけることもある。年齢は自称「心はいつも15歳」。雑誌『ファンロード』の常連投稿者でもあり、『リアルタイプメタルダー こいつはダサいぜ』などの投稿で読者を沸かせた。山本のキャラも作られ、これを利用した『スーパー邪悪獣ジュウゴサイダー』など他の投稿者の投稿でネタにされることもあった。またファンロードには山本に関して、内容的にはたわいもないながら暴露系の投稿が明らかに山本の同僚等の身近と推測される人物からされたこともある。また山本自身が暴露系の投稿をしたこともある。また、いわゆる「ロリコン」であることをしばしば自著で公言している。角川スニーカー文庫版『時の果てのフェブラリー』(本編中にもややきわどい描写や発言が入っているが)のあとがきにも東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の記憶も生々しい時点で挑発的なコメントを残している(このあとがき自体がフォーマルな敬体・SF調の常体・おちゃらけの会話体(?)という3種類のあとがきを併記して「自分によっていいあとがきを選んでください」という実験作となっており、最後の会話体のあとがき中にこのコメントが出てくる)。『トンデモ本の世界T』のあとがきにおいても自身がロリコンであると述べたうえで、違法行為や迷惑行為などを行わず単にそのような嗜好を持つに過ぎない大多数の「ロリコン」をも犯罪者扱いする世間の風潮を非難する発言を行い、ネットその他で話題となった。JGC1997のソード・ワールドイベント『西部諸国のつくりかた』においては『人を感動させるのは簡単、怖がらせることは難しい、人を笑わせることが最も難しい』と発言、また『ギャラクシー・トリッパー美葉』第2巻のあとがきにも浦沢義雄のテイストに挑戦したという趣旨の記述があり、『笑い』『楽しさ』を重視する姿勢を見せる。「女ターザン映画」の愛好家であり、『映画秘宝』誌に関連する文章を寄稿。また、MADテープ、MADムービー等も愛好しており、雑誌誌上で『仮面ライダーV3』のOPの歌詞を入れ替えたMADを実際に歌詞を表記して紹介した。同誌上では「もりもり力が抜けてくる」と『超合体魔術ロボ ギンガイザー』の最終回に関する批評も行った。関連して初音ミク関連の音楽、映像も愛好している。石化・凍結フェチである事を明言しており、しばしば作中にもそのようなシーンを描写し、そういった嗜好のサイトの掲示板にも出入りしていた。唐沢俊一および彼の劇団仲間、と学会の有志により『と学会会長 山本ひろし物語』の映像が2008年に製作され、と学会の会合にて公開された。その後、自主制作盤のDVDとして製品化され、と学会のイベントにて販売されている。役者が山本弘を演じ、モテモテの人気者ではあるがオカルトの一切を極度に否定する事によって女性が離れていくという内容の自虐的なコメディである。「山本弘」名義のもの。他に著者「と学会」名義の本にも、執筆多数。

出典:wikipedia

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