水上(みなかみ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が上野駅 - 水上駅間を東北本線・高崎線・上越線経由で運行する臨時特急列車である。水上温泉郷への観光客輸送のため、1957年から優等列車の運転が行われた。現在は、東京近郊の通勤輸送の一端を担うほか、水上駅をはじめとする上越新幹線が停まらない上越線主要駅の利用客を拾う役割もある。「水上」の名称で運転が開始されたのは1997年のことで、1982年に運転が開始された新特急「谷川」の名称を上越新幹線東京駅 - 高崎駅・越後湯沢駅間の「たにがわ」の名称としたために、「水上」に変更したものである。しかし新幹線や関越自動車道の利用に押され、利用者の減少により、2010年12月3日で定期列車としての運行を終了し、翌12月4日からは臨時列車として運転されている。現在臨時列車としては、上野駅 - 水上駅間で運転されている。かつて、冬季にはスキー客の輸送を兼ねて石打駅まで、夏季には一部列車が越後湯沢駅まで延長運転されることがあった。水上からの途中停車駅は冬期は越後中里駅・越後湯沢駅で、夏期は土合駅に停車した。「草津」は全区間を通して利用者が多いが、「水上」は渋川駅 - 水上駅間の空席が目立つため、近年では運転本数が減少し、2010年12月4日のダイヤ改正で臨時列車化され、それ以降は土休日ダイヤに2往復運転されていた。2011年の東日本大震災発生以後は土休日ダイヤに1往復運転となっていて、2012年2月まで運行していた。2012年3月17日のダイヤ改正以降は、「草津」との併結運転は取り止めとなる。また、運転日はこれまでの土休日運行から季節運行に縮小される。上野駅 - 赤羽駅 - 浦和駅 - 大宮駅 - 上尾駅 - 桶川駅 - 熊谷駅 - 深谷駅 - 本庄駅 - 高崎駅 - 新前橋駅 - 渋川駅 - 沼田駅 - 後閑駅 - 水上駅大宮総合車両センターに配置の185系200番台で運行される。かつては、グリーン車の入った7両編成で運転されていたが、2013年12月、2014年1月はグリーン車なしの6両編成で運転された。2012年2月の土休日運行までは、殆どの列車が上野駅 - 新前橋駅間で「草津」との併結運転であった。
出典:wikipedia
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