LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ステープラー

ステープラー()・ホッチキス・ホチキスは、紙に「コ」の字形の針(ステープル、)を刺し通し、針先の部分を両側から平らに曲げて、紙を綴じる文具である。JIS規格上の名称はステープラ。ごく限られているが、ジョイント(宮城県北部等)、ガッチャンコ(北東北等)と呼ぶ地域もある。現在、日本ではマックス株式会社の製品が市場の多数を占めている。現在ステープラーと呼ばれている文具の原型が生まれたのは、18世紀頃のフランスと言われている。19世紀に入ると紙の使用量が増え始めたこともあり、ステープラーの開発も盛んに行われ、 複数の特許が申請された。1877年、ヘンリー・R・ヘイル(Henry R. Heyl)によって1度の作業で針刺しと折曲げを行えるステープラーが初めて開発され、特許の申請が行われた。翌年には内部に予備の針を詰め、連続で紙綴じが行えるモデルが開発された。その後、ジョージ・マギル(George McGill)が設計したステープラーが最初に商業的な成功を収めた。今日ではコの字型の金属針を使うが、当初アメリカのステープラーは、魚の骨の形をした金属板を打ち抜く構造をしていた。現在はコの字の針金をそろえてノリで接着する技術が一般化して広く普及するようになった。1920年代から1960年代年代には米国ベイツのステープラーのように、真鍮線をレフィルに巻いて、使うたびにそれを切断して紙にとめるタイプ(A,B,C)のようなものも開発され、日本にも輸入されたことがある。日本では商標の普通名称化により「ホッチキス」または「ホチキス」と呼ばれる事が多く、大韓民国でもこの呼び名が使われる。また日本放送協会では、かつては「ステープラー」と呼んでいたが、方針転換し「ホチキス」で統一している。日本での「ホッチキス」という呼び名は、1903年(明治36年)に伊藤喜商店(現、株式会社イトーキ)がアメリカ合衆国より初めて輸入したステープラーが、E.H.ホッチキス社(E.H.Hotchkiss)のHotchkiss No.1というモデルであったことに由来する。E.H.ホッチキス社は1895年にジョーンズ製造社(The Jones Manufacturing Company)として創業され、1897年にE.H.ホッチキス社に改称した。ホッチキスの名はジョーンズ社の創業者うちジョージ(George Hotchkiss)とイーライ・ハベル(Eli Hubbell Hotchkiss)のホッチキス親子から取られたものである。韓国でも「ホッチキス」の呼び名が普及しているのは、日本統治時代に広まった為とされる。ホッチキスという呼び名の由来について、「オチキス社の創業者であるベンジャミン・バークリー・ホッチキス(B.B.Hotchkiss)が、機関銃の構造を元に発明した」、「イーライ・ハベルはベンジャミンの弟で、彼が発明した」などの俗説が語られることがある。この俗説がテレビ番組で取り上げられたこともある。1989年(平成元年)には日本テレビの番組『TVムック・謎学の旅』はホッチキスの語源を探るべくベンジャミン・ホッチキスの故郷コネチカット州を取材したが、文献等による証明は行えなかった。1994年(平成6年)、フジテレビの番組『なるほど!ザ・ワールド』の中で、「ベンジャミン・ホッチキスの弟のイーライ・ハベル・ホッチキスがステープラーを発明し、E.H.ホッチキス社を創業した」という説が紹介された。この俗説の検証を行ったジム・ブリーンは、ベンジャミンとステープラーに直接の繋がりは見いだせないものの、ステープラーの販売を行ったホッチキス親子とベンジャミン・ホッチキスは共にコネチカット州出身であり、不確かながら親族からの証言もあったとして、何らかの血縁関係があった可能性までは否定しきれないとしている。韓国でも「ホッチキスはベンジャミン・ホッチキスによって機関銃の構造を元に設計された」という説が長らく語られていた。しかし、 2013年に国立国語院が調査したところ、ホッチキスをベンジャミン・ホッチキスが作ったという証拠がないことが明らかとなった。韓国の標準国語大辞典では従来ホッチキスを「ステープラーの別名。ステープラーの考案者の米国の発明家の名にちなんだ商標名」と定義していたが、この結果を受けて「(ディグッ)字形の針を使って、書類などを綴じる道具。米国の商標名から出た言葉だ」と改められた。針はしん、はり、たまなどと呼ばれるが、特に決まった呼び方はなく、マックス株式会社内では一貫して「はり」と呼んでいる。またステープルという呼び方もある。JIS規格上の名称は「ステープラ用つづり針」である。「ホッチキス」は、明治後期に伊藤喜商店がアメリカから輸入し、開発者の名前をとって「ホッチキス自動紙綴器」という名称で販売していた。しかし日本橋の金物店がすでにホッチキスという商標登録をしており、1917年交渉の末、伊藤喜商店がこの商標を買い取る。その後まもなく国産品の生産に入り、輸入品との差別化を図るために鳩印をトレードマークに採用した。ただし、イトーキによれば、商標登録したことも、それが失効したことも社内の正式の記録として残っておらず、登録を行った事実はないとしている。2014年現在、文房具分野での「ホッチキス」「ホチキス」という商標は取得されておらず、マックスが医療器具分野のみ「ホッチキス」を登録している(登録第4766203号)。ステープラーは使用する針の大きさによって大きく3種類に分けられる。また特殊用途向けのステープラーも存在する。針は一般的なスチールの他にステンレス鋼やアルミ、銅を用いたものがある。特にステンレス鋼の場合、スチールと同等の強度と価格でありながら腐食に強く、錆により書類が茶色に汚れることを防ぐことができる。なお、色付きの針もある。紙を綴じている針の除去には除針器(リムーバー)が用いられ、小型ホッチキスなどでは最初から本体にリムーバーが組み込まれていることが多い。針の除去専用の道具もある。コクヨは、紙の一部を切り出して紙をまとめることで針を必要としない、ステープラーと同等の文具を開発し、2009年に製品化した。現在は、「ハリナックス」というシリーズ名で卓上型や携帯型が販売されている。原理は、矢じり型の刃と一本線の切れ目が入るような刃が付いており、矢じり型に切られた紙が切れ目に差し込まれることによって以前のステープラーと同様の役割を果たす、というものである。利点としては、等が挙げられる。短所としては、等が挙げられる。この為にコクヨは、大きめの穴が空く問題に対して、紙に切れ込みを入れず紙同士を圧着する文具「ハリナックスプレス」を2014年に製品化した。長所は、従来の「ハリナックス」の長所に加え、穴や切れ込みを開けないので、見た目がきれいで、綴(と)じ部が盛り上がらず、更に外した後の紙もきれいである事である。短所は、紙の引っ張り方によっては「ハリナックス」より外れやすい事である。コクヨは、保持力を重視する場合、「角綴じ」や「複数綴じ」を推奨している。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。