ヨタ（、記号:Y）は国際単位系(SI)における接頭辞の一つで、基礎となる単位の10（＝一秭）倍の量であることを示す。最も大きな値のSI接頭辞である。ヨッタとも。1991年に定められたものであるが、名称決定には以下のような経緯がある。ヨタが正式に定められる前、イタリア語で「8」を意味する「」（ギリシャ語の「」とする説もある）に由来するオタ(「」という接頭辞が非公式に導入されていた。8は、10が1000だからである。しかし、ottaではその記号が「」とまぎらわしい「」になってしまうことから、「」を変形した「」が導入されることとなった。また、2進接頭辞にヨタに基づいたヨビ(、記号:Yi)が用意されている。ヨビは 2 = 1024 倍を意味する。

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