『RAY FORCE』 (レイフォース) は、1994年にタイトーが制作・販売したアーケード用縦スクロールシューティングゲームである。欧州ではGUNLOCKのタイトルでリリースされたほか、一部の家庭用では『LAYER SECTION』 (レイヤーセクション) のタイトルで移植された(後述)。8方向レバーと2つのボタン(ショット、ロックオンレーザー)で自機「X-LAY」を操作し、アイテムを取ることでパワーアップ(ショットの威力強化、ロックオンレーザーの同時発射数の増加)しながらステージを進める。全7面×1周。自機前方に表示されている照準(ロックオンマーカー)を低高度の敵機に合わせることで捕捉(ロックオン)し、その状態でボタンを押すことで自動追尾するレーザーを発射、攻撃する。最大で8発まで(2人同時プレイ時は2人合わせて8発)同時に射て、耐久力のある敵には重ねてロックオンできる。一度に多くの敵機をロックオンレーザーで破壊することで、敵の得点に倍率がかかる。このため、高得点を狙うにはロックオン順序、ロックオンレーザーの発射タイミングのパターン化が必須であり、そのパターン構築が本作の醍醐味の1つとなっている。逆に、高得点を狙わず、効率的な敵の破壊に重点を置いた攻略をすることで、難易度を相対的に低下させることも可能である。後に制作された『レイストーム』、『レイクライシス』でもロックオンレーザーが採用されているが、性質はそれぞれ異なっている。メインショットが一種類のみでボンバーなどの緊急回避動作がないなど、時代に逆行したデザインの作品であったが、全国のゲームセンターにおいてロングランヒットを記録した。しかし、当時のゲームセンターは対戦格闘ゲームが中心に設置されており、基板自体の出回りは今一つだった。当時のゲーメストでも「もう少し出回っていれば」とコメントされている。本作は、ステージ構成のみでそのストーリーを表している。「防衛艦隊を突破して宇宙からかつての母星である敵本星に降下、地下都市最深部にあるマザーコンピュータの破壊を目指す」という物語が、文字や音声を使わず、ゲーム開始から終了まで絶え間なく続くステージの流れで表現されている。そのエンディングが悲劇的なものであったことと、同社がかつて制作した『ガンフロンティア』や『メタルブラック』に複数のエンディングが存在していたことから、本作においても、最終ステージの行動によって別パターンのエンディングが存在するのではないかという噂が流れていた。これについては、開発者がゲーム誌上で公式に否定している。本作のヒットを受け、『R-GEAR』というタイトルで続編が開発されていた。本作と同じくF3システム基板を使用し、基本的なゲームシステムはそのままで新しいロックオンレーザーを搭載した新機体が追加されていたが、開発途中でプラットフォームがPlayStation互換のFXシステム基板に変更されたため、R-GEARとしての開発は放棄され、タイトルも『レイストーム』に変更された。レイストームのR-GRAY2は、この時の新機体のアイデアが流用されている。またR-GEARは、そのお蔵入りまでの過程から、俗に『レイフォース1.5』とも呼ばれている。本作で出現するアイテムは、以下の3種類である。いずれも、特定の敵機を破壊することで出現する。ステージ構成と各ステージBGMのタイトルは以下の通り。
出典:wikipedia
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