京急川崎駅(けいきゅうかわさきえき)は、神奈川県川崎市川崎区砂子一丁目にある京浜急行電鉄の駅である。駅番号はKK20。当駅は二層構造になっており、1階は改札口および大師線のホームが、2階に本線のホームがある。2008年12月20日から、川崎市出身の坂本九の代表曲「上を向いて歩こう」が接近メロディとして使用されている。同時に通過列車接近時の警告音の音程が変更された。なお、「上を向いて歩こう」が流れるのは本線のみで、大師線ホームでは「レントラー舞曲」が流れる。京急の羽田空港ターミナル乗り入れ以前は、都営浅草線直通急行の終着駅だった。2010年5月15日までのダイヤでは羽田空港発着の快特と品川・泉岳寺発着および都営浅草線直通快特の分割併合駅だった。品川方の上下線の間に1本引き上げ線があり、当駅始発の普通や、羽田空港発の浦賀行と新逗子行4両編成増結時の待避に使用された。羽田空港を発着する4両編成の特急の列車番号末尾はすべて「D」だった。なお、この引き上げ線は、かつて都営線からの直通急行の折り返し線として使用していた。現在は品川 - 京急蒲田駅間の区間運転列車がこの引き上げ線を使用して折り返している。これは京急蒲田駅の構造上、京急蒲田で品川方面に折り返すことが出来ないためである。また、同じく品川方の多摩川鉄橋上に折り返し用の渡り線が設置されている。下り線の増結時は京急蒲田を羽田空港始発4両編成が先に発車し、当駅手前で上下線の間にある引き上げ線に入線後一旦停車し、後続の快特(8両編成)を先に通してから、後ろ4両の増結を行なっていた。増結後は当駅 - 金沢文庫間を12両編成で運転し、羽田空港 - 当駅間で特急だった種別が快特となっていた。逆に上り線では、金沢文庫から増結された12両の快特の後ろ4両を当駅で分割し、8両編成の快特発車直後、4両編成の特急羽田空港行に種別変更し発車していた。発車前に停止位置を少し移動していた。また、増結待ちのD特急が引き上げ線に停車中は横浜方からの当駅止まりの電車が引き上げ線を使用できないため、品川方の上り線本線の多摩川鉄橋上で一旦停車し、渡り線を経由し折り返していた。引き上げ線使用時は5番線に入線するが、上り本線で折り返す場合は4番線に入線する。5番線の普通と緩急接続する快特と特急は4番線を使用する。2014年度の1日平均乗降人員は120,030人である。近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。当駅と川崎駅の間と市役所方面にかけては商業地区が形成されている。西口周辺は小規模な歓楽街があり、東側には京急の所有する駐車場や変電所が大きな面積を占めている。東日本旅客鉄道(JR東日本)の川崎駅までは200mほどの距離がある。川崎駅東口までは中央口からは地上または地下通路(川崎アゼリア)を利用して徒歩で5 - 6分程度、川崎駅西口までは西口からは徒歩で8 - 9分程度、乗り換えが可能である。京急線ホームからJR線ホームへは10分前後かかる。川崎駅は正式な乗換駅ではなく、連絡乗車券は発売されていない。例えば、羽田空港で南武線の矢向までの連絡乗車券を購入した場合は乗換駅が品川・横浜・八丁畷のいずれかとなる。当駅の改札機で当該連絡乗車券を投入した場合は前途無効として回収される。なお、当駅と川崎駅を乗換駅とする連絡定期券は2008年3月15日より発売を開始した。2000年代に入ってから駅周辺の再開発が進んでいる。旧小美屋跡地には東急ハンズ、TOHOシネマズ、TSUTAYAなどが入居する専門店ビルである川崎DICE、旧チネチッタ川崎は複合商業施設ラ チッタデッラとなり、商業地区の活性化が進んでいる。また、京急の高架線が、川崎駅東口バスターミナル南東部を通過していることから、東口駅前広場の整備に合わせ、2009年頃より、高架下空間のバスターミナルとしての再整備、および2012年には車道の歩行者空間化が行われた。それに伴い、京急ストアも高架下へ移転した。その後、大師線のホーム上空に人工地盤を設けて駅ビルが建て替えられ、ショッピングセンター「Wing」・ホテル京急EXイン・保育所等からなる京急川崎駅前ビルが2016年4月27日に開業した。
出典:wikipedia
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