新栄町駅(しんさかえまちえき)は、福岡県大牟田市新栄町にある西日本鉄道天神大牟田線の駅。全列車停車駅である。もともと大牟田の中心街に栄町駅として存在していたが、特急停車駅であるにもかかわらずプラットホームが3両分の60メートルしかなかった。大牟田市の再開発計画と呼応して、260メートル福岡寄りに7両が停車できる有効長160メートルの島式ホーム1面、名店街やバスターミナルを備えた3階建て総合ターミナルを有する駅を建設して、1970年(昭和45年)4月28日に新栄町駅として移転開業した。島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。駅舎は2階建てで、改札口および駅長室は2階にあり形状としては橋上駅に近いが、線路を挟んで反対側(東側)にあるゆめタウン大牟田や国道208号方面へ向かう場合はいったん駅舎から出て、駅北側もしくは駅南側の踏切を渡る必要がある。開業当時は駅ビルとして西鉄名店街(のちのエマックス大牟田)を併設していたが、2004年(平成16年)に閉店し、跡地は駐車場となっている。なお、西鉄栄町駅時代は構内踏切を有する相対式2面2線の配線であった。のりば2015年度の1日平均乗降人員は4,419人である。西鉄特急の停車駅としては大善寺駅に次いで利用客が少ない。主な利用客は福岡方面への通勤・通学客で、大牟田行きの利用は少ない。駅は大牟田市街地の北部に立地しており、駅から東側約100mを国道208号が並行する。また、すぐ東側を並行してJR鹿児島本線の線路が通るものの駅は設置されていない。現在新栄町駅がある周辺一帯には、1960年代まで三井化学工業(現・三井化学)の工場が立地していた。商店街の再開発の一環として栄町駅を現在地に移転開業すると同時に、周辺では大規模な区画整理が実施され、新栄町商店街が形成された。しかし、三井三池炭鉱の規模縮小・閉山による地域経済の地盤沈下、大牟田市の人口減少、郊外大型店舗の開業などの影響を受けてダイエー大牟田店(旧ユニード大牟田店)、久留米井筒屋大牟田店、さんえい(ファッションビル)、サンリブ大牟田店など、商店街の核となっていた大型店舗が1990年代以降に相次いで閉店し、商店街の空洞化が進んだ。2001年(平成13年)、駅東側約400mにゆめタウン大牟田が開業、現在では大牟田市の商業の中心的存在となっている。また、2000年代から2010年代にかけて、当駅周辺でマンションの建設が相次いだ。駅構内に西鉄バス大牟田の一般路線バスが乗り入れているほか、徒歩連絡で旭町バス停の利用も可能である。新栄町バス停(新栄町駅直結)旭町バス停(新栄町駅より約200m:国道208号上)
出典:wikipedia
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