ホームページ (, ) とは、本来はウェブブラウザを起動した時や、多くのウェブブラウザに存在するホームボタンを押した時に表示されるウェブページなどの画面(ページ)である。また、SNSなどにログインすることで表示される各ユーザー専用のページのことでもある。また、後述のように本来の意味から誤って派生した用法もある。ホームページの用法には現在でも揺れが見られるが、おおよそ以下のように分類できる。ホームページという言葉は本来、ウェブブラウザを起動した際に表示されるウェブページの事を指す(上記例1)。それ以外の用法は誤用とされる場合が多いが、既存のメディアを含め言葉の誤用が広まり現在では上記のように別の意味としても広く使われるようになった。辞書にも本来の意味と併せて上記例3・4・7の用法を掲載しているものもあり、中には1の用法を記載していないものもある。日本などの一部の国では「ホームページ=ウェブサイト、ウェブページ」という認識が広く浸透しており、技術的な意味以外では誤用とは言い切れない。さらに、官公庁や企業のウェブサイトでも例4や例7の意味で使っている場合がある。法令中にも上記例3の意で「ホームページアドレス」の語が用いられている例がある。国際的にも、ウェブサイトまたは文脈から判断できる場合は、単にサイトと略すのが一般的である。映画や著名人などのウェブサイトではオフィシャルウェブサイトまたはオフィシャルサイトと英語で明記されており、日本語表記も公式サイトまたは公式ウェブサイトが浸透している。一部ではオフィシャルホームページあるいはオフィシャルHPと省略した英字表記も見受けられる。Oxford Advanced Learner's Dictionaryでは「home page」の意味は「1. the main page created by a company, an organization, etc. on the Internet from which connections to other pages can be made」とあり、もともとの意味である「2. a page on the Internet that you choose to appear first on your screen whenever you make a connection to the Internet」よりも項番が先である。また、LONGMAN Dictionary of Contemporary Englishでは「home-page」の意味として「the first page of a website, which often contains LINKS to other pages on that website」とだけある。したがって、いわゆるウェブサイトのメインページとして「ホームページ」と呼ぶことは国際的にも問題ないだろう。また、Random House Kernerman Webster's College Dictionaryでは「home page」または「homepage」の意味として「1. the initial page of a site on the World Wide Web.」だけでなく「2. Web site.」としており、国際的にもウェブサイト全体を「ホームページ」と呼ぶことは文脈次第で可能であると考えられる。ウェブ(アルファベットで記述する場合は、Web)と略す場合は、World Wide Web(インターネット)を指しており、他のメディア (媒体) では時間や紙面の制限により伝えきれない情報がインターネット上の関連ウェブサイトで閲覧可能であることを示す。インターネット以外のメディアでも、洋画ではオリジナル音声と同じく日本語吹き替えや字幕でもウェブサイトと表現されている。「ホームページ」の省略形としてHP、ホムペなどといったものもある。これらは単に省略して言っているだけなので、上記の用例の意味のままで、それ以上に意味が加味されたり減るということは無い。ただし「HP」は米国のコンピュータ製品企業、ヒューレット・パッカード社の省略名や、馬力を意味するの略語としても使われるため、「HP」としても、「ウェブページ」の意味としても通じない場合があるが、海外でも現在はHPはhome pageの略語としても定着している。特に別意味が定着している地域で読まれる文章を書く場合は本来の意味に応じて「homepage」や「website」・「webpage」と明確に記載することで誤解は避けられる。ホームページという言葉はウェブサイトの表紙にあたるメインページ(インデックスページ、フロントページ)だけを指す言葉としても使われる。日本などの一部の国ではトップページとも呼ばれるが、これは和製英語である。正式な英語という解説も散見され、国内の辞典にも掲載されているようだが、その根拠が正しく示されておらず、インターネット上の日本と一部アジアを除く世界中の英語サイトでトップページ(Top Page)という表現は皆無である。メインページには、ほかのコンテンツへの入り口や、サイトの説明などが書かれている場合が多い。Wikipedia日本語版ではメインページがこれにあたる。サイトによってはホームページに戻るボタンが各ページに存在する。「○○のホームページへ」、「トップへ」、「Home」などのテキストのほか、Wikiepediaのようにロゴがそのリンクになっていることも多い。また、SNSなどにログインすることで表示される各ユーザー専用のページとして使われる場合もある。(そのサイトによって用語は異なる)ユーザーへのメッセージや、登録されているプロフィールデータ等、ユーザーごとにカスタマイズされた情報が表示される。日本ではウェブサイト、ウェブページを指す言葉として広く使われるが、誤用ともされる。誤用であると認識した上で、より一般にわかりやすいという判断からホームページという言葉が使われていることもある。また、自分で管理するものだけをホームページと呼び、ブログやSNSと区別している場合もあり、「ブログやホームページ」のように併記されることもある。企業や著名人が公式で解説するウェブサイトには公式ホームページと称される場合もある。ウェブブラウザを起動した時や、「ホーム」ボタンを押すと表示されるように設定されたウェブページなどの画面。日本ではスタートページと呼ばれることがあるが、これは和製英語である。ブラウザの開発元やスポンサー企業等が自社のポータルサイトにアクセスを誘導する役割もあり、例えばInternet ExplorerではBingなどマイクロソフトのポータルサイトが初期設定のホームページとなっている。またパソコンのメーカーが自社のウェブサイトをプリインストールブラウザの出荷時のホームページに設定する場合もある。ウェブページ以外に、空白ページ(about:blank)やブラウザ自体や拡張機能によって提供される、ブックマークや履歴を表示するページを設定できるブラウザが多い。2000年代半ばまでは、Internet Explorer 6以前など機能が限られたブラウザが主流であったため、ホームページは大きな意味を持っていた。2000年代後半以降はタブブラウザが主流となったことや、Google Chromeの「新しいタブ」・Operaの「スピードダイヤル」などのように個人用にカスタマイズされたローカルのページを起動時に開く機能、あるいは前回終了した時に開いていたウェブサイトを再表示する機能を持つブラウザが多くなり、ホームページの意義はそれ以前に比べると薄れた。また、これによって多くの辞書のホームページの説明にある「ブラウザを起動したときに表示されるページ」という記述が当てはまらない場合が出てきており、Google Chromeにおいてはホームページと起動ページ(start-up page)は明確に区別するとしている。アドウェア(広告表示ソフト)やそれに近いソフトウェアは、インストール時などにホームページを変更する場合がある。またマルウェアやコンピュータウイルスの中にはホームページを勝手に変更するものがある。ブラウザ起動時に設定した覚えのないサイトが表示されたら、不審なソフトウェアがないかチェックするのが望ましい。
出典:wikipedia
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