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大船渡線

大船渡線(おおふなとせん)は、岩手県一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市を経由して岩手県大船渡市の盛駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。その線形を竜に見立てて「ドラゴンレール大船渡線」という愛称が付けられた。気仙沼駅 - 盛駅間は、気仙沼線・三陸鉄道南リアス線・山田線・三陸鉄道北リアス線・八戸線と共に三陸海岸沿岸部を走行するが、2011年(平成23年)3月に発生した東日本大震災以降は不通となっており、2013年3月2日から仮復旧としてBRT(バス高速輸送システム)が運行されている。大船渡線のBRTは気仙沼線のそれとともに2016年のグッドデザイン賞(グッドデザイン・ベスト100)を受賞した。全区間が盛岡支社の管轄である。列車は一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運行されている。1992年(平成4年)3月14日からワンマン運転を行っている。2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正で快速「スーパードラゴン」が廃止されて定期列車はすべて各駅停車となり、大半がワンマン列車となった。2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で全線が不通となり、同年4月1日には一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運転を再開したが、気仙沼駅 - 盛駅間は不通のままである。震災前には、気仙沼駅 - 盛駅間で観光シーズンなどに三陸海岸に沿って仙台駅 - 八戸駅間を縦貫する臨時列車「リアス・シーライナー」が気仙沼線・三陸鉄道南リアス線方面から直通運転されていたが、一部の区間が震災のため不通となっており、これらの路線との直通列車は運転できなくなっている。2012年(平成24年)12月22日から一ノ関駅 - 気仙沼駅間で、キハ100形気動車2両を改造して内外装にポケットモンスターのキャラクターを装飾したPOKÉMON with YOUトレインによる臨時快速「ポケモントレイン気仙沼号」が土休日や春・夏休みなどを中心に運行されている。車種は特記なければ気動車車両(上鹿折発着をのぞく)はハイブリッド・ノンステップバス(日野・ブルーリボンシティハイブリッド、いすゞ・エルガハイブリッド)が主体になっている。BRT開業時には日野のハイブリッド車と、気仙沼線BRTの暫定開業時に導入されていた中古車の一部を転用した車両を配置した。その後、中古車を置き換える形で日野車の追加に加え、いすゞのハイブリッド車を新たに投入した。車体は赤色をベースに沿線のキャラクターがラッピングされている。前述の中古車を改造した観光型は三陸の海をイメージした青色主体のデザインとなっている。車両はJR東日本所有で、ジェイアールバス東北同様の車両称号が付いている。運行に関する業務は岩手県交通(大船渡営業所、高田支所)に委託されている。上鹿折発着の便の車両はミヤコーバス鹿折金山線の一部区間をBRTとして運行するため、同社の従来の車両が用いられている。この路線のバス車体にはBRTであることを示すステッカーが貼られている。1918年(大正7年)に軽便鉄道法により一ノ関 - 気仙沼間が計画され、翌年に大船渡までが追加されたもので、1925年(大正14年)から1934年(昭和9年)にかけて全通した。大船渡駅 - 盛駅間は、改正鉄道敷設法別表第7号に規定する予定線の一部で、1935年(昭和10年)に開業した。この予定線の残りの区間の一部は1970年(昭和45年)に盛線として開業し、1984年(昭和59年)に三陸鉄道南リアス線として全通している。陸中門崎(りくちゅうかんざき)駅 - 千廐(せんまや)駅間の線形から「鍋弦線」と揶揄され、いわゆる「我田引鉄」の代表例である。当初の計画では、門崎から真直ぐに千廐へ抜けることになっていたが、岩手県出身の原敬率いる立憲政友会の後押しで千廐の北にある摺沢(すりさわ)から立候補した佐藤良平が1920年の総選挙で当選したことで、摺沢を経由して千厩を通らずに直接大船渡へ向かうように計画が変更された。千厩では憲政会に頼って誘致を展開し、1924年の総選挙で憲政会が勝利すると、摺沢から千厩へ抜けるように再び計画が変更され、現在の線形となった。このように沿岸地域と一関地域を最短で結ぶという機能は果たせなかったものの、大船渡線沿線の旧東磐井地域の中でも最多人口である旧大東町、また石灰石資源があり日本百景選出観光地である猊鼻渓も有する旧東山町を経由することになり、必ずしもマイナス面ばかりではなかった。国鉄時代は急行の設定があるなど、仙台 - 南三陸諸都市間を結ぶ路線であったが、前述のような線形の悪さが災いし、JR東日本発足後は気仙沼線や、沿線と一関や仙台を直接結ぶバス路線(仙台気仙沼線、南三陸仙台線、一関気仙沼線、大船渡一関線、大船渡仙台線)に、その機能を奪われつつある。2009年(平成21年)のいわゆる平成の大合併により一関市の市域が広がり、路線の約半分強に当たる距離(一ノ関駅 - 新月駅間)が一関市内となった。2011年(平成23年)の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では沿岸部で津波による大きな被害を受けた。駅舎は竹駒駅 - 細浦駅の各駅と大船渡駅が流失し、橋梁は陸前矢作駅 - 竹駒駅間の気仙川橋梁が橋脚から押し流されるなど3箇所が流失した。下船渡駅 - 大船渡駅間や盛駅で列車が津波により冠水したが、乗客・乗務員は全員避難し無事だった。JR東日本は不通区間(盛駅 - 気仙沼駅)の鉄路での復旧について、自社で負担する原状復旧費130億円、沿線自治体などの公的支援が必要な安全面やまちづくりにかかる270億円の総額400億円の費用や利用者数減少の見込みから断念する意向を示している。大船渡線に並行する国道284号は、陸中門崎駅 - 千厩駅間を迂回せずに結んでおり、2006年に、朝日放送のテレビ番組『探偵!ナイトスクープ』に「千厩で列車に乗り遅れても国道284号を走っていけば陸中門崎で追いつくのではないかと思うが調べてほしい」という依頼により調査が行われている。なお、同様の企画が鉄道友の会の会員によって1982年頃に「RAILFAN」に投稿されている。ただし、こちらはバスで連絡する試みである。

出典:wikipedia

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