LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

北斗星 (列車)

北斗星(ほくとせい)は、かつて上野駅 - 札幌駅間を東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽海峡線(津軽線・海峡線・江差線)・函館本線・室蘭本線・千歳線を経由して運行していた寝台特別急行列車である。食堂車やロビーカー、個室寝台を連結し、「日本初の豪華寝台特急」ともいわれた。本項では過去に同様の系統で運行された、臨時寝台特急列車「エルム」などについても記載する。青函トンネル(津軽海峡線)が開業した1988年(昭和63年)3月13日に、初めて東京と北海道を乗り換え無しで直行する列車として運行を開始した。定期運行当時、走行距離 1,214.7 kmはJRグループが運行する定期旅客列車として最長距離であった。このうちJR線 1,010.8 kmである。定期運行末期の段階では、臨時列車も含めた全旅客列車で、「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、同一経路で運行される「カシオペア」と同順位の2位であったが、「トワイライトエクスプレス」の廃止後は1位となった。運行開始当初は1日3往復が運行され、うち1往復は臨時列車扱いだった。1989年(平成元年)3月11日には3往復全てが定期列車となった。1999年(平成11年)7月16日の「カシオペア」運行開始後は1往復が臨時列車に格下げされ、2往復の運行となった。また2008年(平成20年)3月15日以降は北海道新幹線建設工事に伴い、青函トンネルを含む津軽海峡線区間での夜間工事時間帯確保のため、1往復の運行となった。運行開始から25年以上を経てもなお、首都圏 - 北海道間相互の観光客需要を中心に根強い人気があった。2008年以降、1往復に減便された事も相まって、特に繁忙期は個室寝台を中心に、1か月前の寝台指定券発売開始後すぐに売り切れる事も多かった。しかし、車両の老朽化や北海道新幹線の走行試験が始まることなどを理由に、2015年(平成27年)3月14日のダイヤ改正をもって定期運行を終了した。しかし車両の全般検査(自動車で言う車検)の期間が残っていた為、同年4月2日からは臨時列車として、「カシオペア」と同様のダイヤを用いて2日に1便(始発駅基準)でカシオペアと交代する形で運行していた。個室寝台を倍加しロビーカーも1両分に組み替えられた。2015年8月22日札幌発、翌23日上野着の列車をもって臨時運行も終了して27年半の歴史に幕を閉じた。また国鉄時代より57年に亘って運行された「ブルートレイン」もその営業運転に幕を閉じる事となった。天体の北斗七星・北極星が由来となっており、「夜行列車は天体名にちなむ」とかつての慣例や「宇宙的なイメージ」からとされる。急行「はまなす」・快速「海峡」とともに、一般公募により決定された。なお、一般公募で募られた候補は「北海」が得票数1位で、以下「タンチョウ」「オーロラ」などが続いたが、結局はわずか15票で108位の「北斗星」が採用された。北海道新幹線開業により青函トンネルを含む約82kmが新幹線と在来線の共用走行区間となり、架線電圧が在来線用の20,000 V から新幹線用の25,000 V へと変更される。2013年11月6日、2015年度末(2016年春)に予定されている北海道新幹線開通に合わせ、同年度中に廃止される見込みである事が報道された。北海道新幹線開業に伴う青函トンネルの架線電圧の変更に伴い従来の電気機関車が使えなくなり、JR北海道と東日本では代わりの機関車の新造予定も無い為、夜行急行「はまなす」や寝台特急「カシオペア」と共に2016年3月に予定されている北海道新幹線開業前に廃止となる公算が極めて大きいとの見方から存続問題に関心が集まっていた。2014年8月、北海道、青森県、岩手県の幹部が国土交通省を訪れ寝台特急「カシオペア」や「北斗星」の存続をJR北海道などに働きかけるよう求める要望書を手渡した。2014年12月4日、「北斗星」を2015年3月14日のダイヤ改正で廃止する方向となったことが報道された。老朽化に加え北海道新幹線開通に関連して青函トンネル等の工事や走行試験が始まることが理由としている。その後、同月19日に正式に廃止が発表された。発表によれば、「引き続き設定が可能な時期(8月下旬頃)まで、臨時列車として運転いたします」とされ、記事のとおり8月の下旬にあたる8月23日上野駅到着を以て廃止となった。2015年1月23日に最終運行日を同年8月22日札幌発にする事及び臨時列車化後は「カシオペア」と同様のダイヤで運行される事が発表された。廃止後の客車に関し、北海道編成は既に海外に譲渡・売却された物を除き陣屋町に留置されていたが2015年9月14日から解体が始まった。運行終了に前後して複数の譲渡希望が在った。東日本編成も結局、売却・譲渡された一部の車両を除き順次長野総合車両センターに向け廃車回送され10月2日より解体が始まった。1日1往復、片道約16時間を掛けて上野駅 - 札幌駅間を走行した。列車番号は下りは8007・上りは8008であった。なお、定期列車時代末期の列車番号は下りが 1、上りが 2 であった。上野駅 - 大宮駅 - 宇都宮駅 - 郡山駅 - 福島駅 - 仙台駅 - 函館駅 -(下りは藤城支線経由、上りは渡島大野(現・新函館北斗)経由)- 森駅 - 八雲駅 - 長万部駅 - 洞爺駅 - 伊達紋別駅 - 東室蘭駅 - 登別駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 札幌駅客車は24系25形客車で、全車尾久車両センター所属の12両編成で、2015年4月2日から臨時列車としては札幌発の8月22日まで運転された。青森駅と函館駅において方向転換を行うため、両駅間は進行方向が変わり、逆編成となった。2012年3月までは、短絡線経由で青森信号場に運転停車し、方向転換は函館駅のみで行っていたため、函館駅 - 札幌駅間が逆編成だった。過去に存在したJR北海道所属車両の特色として、個室寝台車(ソロ・デュエット)の車体側面は本列車専用デザインのエンブレムが取り付けられていた。これはオリエント急行に使用されているワゴン・リ客車の「向かい獅子」のマークを参考にデザインしたものといわれている。その後廃車に伴い、盗難防止のためにすべて撤去された。個室タイプ(デュエット、ソロ)、従来の2段式開放タイプの2種類があった。いずれも1名当たりの寝台料金は同額(6,480円)。定期運行時代にはBコンパートと呼ばれる、開放式B寝台に鍵付きのガラス戸を取り付けた簡易個室も存在していた。本列車は食堂車を連結していた。フランス語で"北斗七星"の意で「グランシャリオ」(Grand Chariot)と命名された食堂車が7号車に組成され、フランス料理や和食、軽食類などが用意された。JR東日本の飲食サービス子会社である日本レストランエンタプライズが営業を担当した。6号車はロビーカーがあり、全ての乗客が利用可能であった。ソファや飲料自動販売機、共用シャワー室などが設置されていた。シャワーの温水は1名当たり延べ6分間使用可能。利用時はシャワー券(320円)を購入する必要があった。なお、共用シャワー室にタオル・石鹸・シャンプー等のアメニティ類は設置されていないので、シャワー券と一緒に購入するか、持参する必要があった。なお、ロビーカーは客車が全てJR東日本所属車となった2015年3月14日のダイヤ改正で7年ぶりに復活したが、それまで4両あった全室ロビーカーのうち廃車を免れ唯一保留車(突発的に「北斗星」の運用に入ることもあった)となっていた1両を使用した。2015年3月14日のダイヤ改正以降は、自動販売機は利用できなかった。このほか、2001年に石勝線・根室本線の特急「まりも」を「北斗星」の車両が使用された「北斗星まりも」や、2002年に宗谷本線の特急「利尻」を「北斗星」の車両が使用された「北斗星利尻号」が運転された。「北斗星利尻」は稚内駅で機回しができない関係上、南稚内駅までの運転となった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。